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首・肩の症状でお悩みの方へ

どんな方があてはまるのか

首・肩の痛みやコリ、巻き肩、猫背、ストレートネなど
首・肩に関する症状でお悩みの方が対象となります。


症状の原因

まずはなぜそのような症状が起こるのかについて、
お伝えしていければと思います。

巻き肩や猫背、ストレートネックなどの姿勢を呈している方で
共通して言えるのは、
胸の前や首の後ろ筋肉は縮こまり
背中や首の前の筋肉は引き伸ばされ弱くなっている。
そのような筋肉のバランスをきたしております(上位交差性症候群)。
こうなってくると頭が前方へ出ている姿勢を呈してきます。

これにより、首の後ろ肩肩甲骨にかけての筋肉はカチコチに固くなり、
首肩のコリやひどい方だと痛みとなってしまう
このような症状を呈することが多く見られます。
また、首周りの筋肉の緊張は頭痛の原因ともなります(緊張型頭痛)。


上位交差性症候群
[Thanks to @visiblebody]

赤い線上の筋肉は縮こまり
青い線上の筋肉は引き伸ばされ弱くなる

ストレートネックとは

背骨には前後にカーブがあり首には前のカーブがあります。


首の前カーブ
[Thanks to @visiblebody]

この自然な前カーブがなくなり、
真っ直ぐになってしまっている状態がストレートネックです。
ストレートネックかどうかは整形外科などで
レントゲンを撮影しないとわからないのですが、
頭が前方へ出ている方はストレートネックとなっている危険性があります。
さきほどの上位交差性症候群で書きました姿勢ですね。

そして人の頭は4〜6kgと言われていますが、
頭が15度前に傾いていると首には約12kgの負荷がかかってきます。
30度で約18kg、45度で22kg、60度で27kgと…

電車に乗っているとスマホを見ている方は多いですが、
基本的に下を向いてみている方が多く首にかかる負担は計り知れない状況です。

症状の改善方法

  1. 縮こまった筋肉のストレッチ

  2. 引き伸ばされ弱くなった筋肉の筋力訓練

  3. 日々の生活習慣の是正

1・2で行うようなセルフケアも重要ですが、
上記しましたようにスマホを見る姿勢やデスクワーク時の姿勢などを是正しないと
首にかかる負荷は強い状況は変えられません。

まずは「3.日々の生活習慣」を見直してみてください。

また可能であれば一度専門家に診てもらい、
個別にあった運動方法を指導してもらうのがベストかと思います。


おわりに

今回は首肩とそれに関する内容でストレートネックのプチ知識について
主に投稿させていただきました。

他にも腰に関する症状や、自律神経症状のプチ知識も投稿しております。

また今回のような症状に関するプチ知識以外にも
エクササイズ方法の投稿を随時発信予定ですので、
自分に合う方法をチョイスし
日々のセルフエクササイズの参考にしていただければと思います。

今回の投稿が首肩の症状でお悩みの方の
生活習慣の見直しのきっかけになりましたら幸いです。


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