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1【悲しき世界】















これは
つい昨日の出来事だ

帰宅途中、電車に乗った

座る席は空いておらず

隣には小さい子供を抱きかかえた
女性が立っていた

扉が閉まり動き出すと
座っていた70代に近い
白髪のおじ様がふと立ち上がり

親子に席を譲ったのだ。

そのおじ様は
立っているのが少し
苦しそうだった、
足が痛いのだとすぐ察した

周りを見渡すと
乗客はみんな揃って
下を向き携帯を見ている

まるで人間ではなく
ロボットのようで
異常な光景だった

そして

何故、若者が席を譲らず
おじ様が譲らなければ
いけなかったのか

おじ様だって
座っていたかったはずだ

もし私がその場に
座っていたら

私がおじ様に譲っていた
譲ってあげたかった

もどかしかった。

きっと、その光景を
見ていたのは私だけだったのだ

きっと、その光景を見て
感じていたのは私だけだったのだ

おじ様

私はちゃんとこの目で
その優しさを見ていました

ありがとうございます

その後、そのおじ様と
同じ駅で一緒に下車した

本当に見るべきものは携帯ではなく
目の前にあるのだ

一昔前ならば
当たり前のように気づけていたことすら
もう、気づけなくなってきている

実に悲しい世界だ。







こんにちは。米鳥です。

本当は今日久しぶりに
「生き物を愛でる詩」の
蜉蝣を更新する予定だったの
ですが

昨日、このような出来事が
あったので

おじ様のことを
胸に刻むべく

急遽、記事を変更致しました。


何か感じたことが
ある方はコメント頂けると
嬉しいです🌿

そしてマガジンに
「 自由帳 」 を追加しました。

今日のような出来事や学び
いろんなことをこちらには
自由に書かせて頂きます。

プロフィールにも書いてありますが
私はHSPという繊細な人間で

いろんなことによく気づき、深く考え
一般的な人とは違った視点で
世界を見ることができます。

常識に囚われず
自分の頭でゼロから物事を考えます。 

なので、一般的な考えの方からは
変っているとよく言われます。

傷つくことも沢山ありますが

私は特に目と耳が敏感で
優れているので、遠くにいる
鳥たちの声にもよく気づき

小さくて見つけにくい
虫たちにもすぐ気づけます

良いことも沢山あります。

最後まで読んで頂きありがとう
ございましたm(_ _)m

皆様にとって今日も
素晴らしい日でありますように。


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