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盛岡藩雑書・藩政日誌の現代語訳【1677年7月16〜17日】

※16日は、解読不明。

間違っているところがあったら
コメントで教えてください🦏✨

湯殿山御代参大勝寺下向 大殿樣へ御札守井木札一枚・巻数・扇子弐本入一箱上之、若殿樣へ右同断、高屋四郎左衛門披露之、八幡御神事如毎年、射手佐々木勘右衛門ハ此方=て申付、川守田弥之助書状=て三戸へ申遣ス、上々様為御祈禱、八幡宮=て御湯立、御侘宣書付書付上之


湯殿山(山形県)へお参りをしました。

大勝寺(茨城県)から出発し、大殿様に、お札守りとして、井木札一枚・巻物・扇子二本を箱に入れて、飛脚が届けました。

若殿様にも同じように、『高屋四郎左衛門』の指令により、飛脚が届けました。

この八幡宮の神事は、毎年行われています。

今年も、『佐々木勘右衛門』が、射手(儀式で弓を使って的を打つ)を披露し、『川守田弥之助』が、その様子を書状で、三戸(青森)に伝えました。

上々様のために祈祷を行い、八幡宮で湯立の儀式を行い、その様子を書状を提出しました。

大殿様と若様へ届けるため、走る飛脚。
郵便局のコスプレをして後を追うマイメロディー。





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