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盛岡藩雑書・藩政日誌の現代語訳【1677年7月29〜8月1日】


写真は、Chat GPTで作っています♬

間違えているところがあったら教えてください🪼



7月29日 平和な1日

治太夫  当番  廿九日 晴  殿中相更儀無是  

当番:治太夫  晴れ

殿中(主君の居る場所)では特に変わったことはありませんでした。


8月1日 人の手配で忙しい日

当番 治太夫  八月朔日 晴天  
若殿様御用之車牛六疋今朝相被遣、花輪同心壱人、人足六人付為登候  今日依八朔、七左衛門も登城ス  五戸之内大坂村藤左衛門初鮭一尺、七月廿九日留上候付、則時御代官木村又助上、丑刻来着、翌朝辰中刻西川  小左衛門預御小者弐人為持、道中今日より六日之積、御路金壱両弐歩両人=相渡登

当番:治太夫  晴天  

若殿様のお出かけに使う、
牛車(6頭の牛が引く車)を、
今朝送り出しました。

花輪から来た同心(警備員)1名、
人足(荷物を運ぶ労働者)6名が付き添いました。  

もう3頭の牛が来るのを待っている様子。



今日は八朔(収穫を祝う日)なので、
「七左衛門」も盛岡城に遊びに来ました。

「七左衛門」さん。



五戸(青森県)の
大坂村に住む「藤左衛門」が、

初鮭(はつざけ)一尺(30㎝)を
7月29日に、盛岡城まで届けてくれました。

代官の「木村又助」が、初鮭を受け取りました。

初鮭をくれた「藤左衛門」は、
丑の刻(14時頃)に盛岡城に到着し、

翌朝の辰の刻(朝8時頃)に、帰りました。

帰りの際は、
2人の御小者(武家に仕える若い男性)を付き添わせました。

2人の御小者は、
往復の道中で、6日かかる予定です。

2人に、路銀として
1両2歩(現代価格で¥101,250〜¥151,875)を渡しました。

以上の手配は、「西川小左衛門」が担当しました。

初鮭と「藤左衛門」







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