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【アーユルマタニティ記録】妊娠中期(5か月、6か月、7か月)のキロク

こんにちは。Hinakoです。
今回はマガジン”アーユルマタニティ記録”の続きとして、「妊娠中期(5か月、6か月、7か月)のキロク」を、マタニティヨガやアーユルヴェーダ目線で私の実体験も交えて綴っていきます。

前回は「【アーユルマタニティ記録】妊娠初期(2か月、3か月、4か月)のキロク」でした。ご興味ある方はこちらから読み進めて頂くことをお勧めします。

妊娠中期を一言で表すと「安定期は本当に安定する時期(但し人による)」。不安定な妊娠初期を乗り越え、ようやく活動的になれる時期!体感的にも、妊娠初期はすごく長く感じましたが、周りへの報告も出来、身体も楽になることから心も体も健やかになる時期でした。


妊娠中期とは?

妊娠初期を乗り越え、週数で言うと16週~27週が妊娠中期です。前回の記事でも記載しましたが、妊娠初期との大きな差は”胎児の胎盤が出来上がっているかどうか”であり、胎盤生成がしっかり行われ流産のリスクも下がることから「安定期」と呼ばれています。
但し、安定期と言いつつも、お腹に赤ちゃんがいることは変わりありません。妊婦さんは常に自分の身体とプラスαの新しい命を育んで。決して無理せず、通常時の6・7割のエネルギーで行動することを強くお勧めします。

妊娠中期はとにかく”動こう”

妊娠中期に差し掛かったらまずして欲しいことは、医師から特に指摘のない限り”運動”をして欲しいです。マタニティヨガは12週からOKなので、もしつわりもなく体調に不安定さがない方は早め早めに運動することを強くお勧めします。理由はシンプル。「どんどん身体が重くなってやる気が起きなくなる」からです。
一度だけ6か月の頃に自分の通う産院のマタニティヨガクラスへ参加したのですが、産休などの兼ね合いもあるせいか私以外は9カ月~臨月の方でした。先生もそのメンバーに合わせてクラス編成をしていたように見えたのですが、正直ストレッチレベルの内容だったんですね。
マタニティヨガは妊娠するとおススメされる運動の1つです。しかし、妊娠中の運動は「妊娠前に出来なかったことはできない」のです。新しいことにチャレンジすることが、実はできません。その為、ヨガ経験がない方は正直あまりしっかりとした動きをすることが難しいです。ましてや産休に入るころになるともうお腹も身体も大きくて動くことが億劫です。
だからこそ!身軽なうちに身体を動かす癖をつけていって欲しいです。(もっというと妊娠前から習慣にして欲しい…。そうすれば妊婦だからと言って出来ない動きもかなり減ります。)

私はアサナ練習を毎日するタイプの人間だったので、動かないことが逆にストレスでした。動いてOKの12週を過ぎたころからヨガを再開し、妊娠中期に差し掛かる頃には妊娠前とほぼ同じ練習を行っていました。ヘッドスタンドや肩立ちのポーズと言った難易度の高めなアサナも練習していました。基本的に”妊娠前に出来ることは妊娠中も出来る”というのがマタニティ期の原則と言われています。そのお陰か今のところ身体の不具合も本当に少なく、心身ともに健やかに過ごせています。

運動以外にも、出産に向けた準備や、パートナーとのお出かけ、旅行など、産後中々できないことをこの時期に行っておくことも大変お勧めです。初産婦さんは特に産後環境が変わりますので、今のうちに出来ることを悔いなくやりつくしてみてください。

妊娠5か月(16週~19週)

胎盤が出来たことによって、これまで過剰に分泌されていた女性ホルモンが落ち着き、つわりの症状があった方も落ち着くころ。やっと解放された!と思う妊婦さんがたくさんいると思います。妊娠中期はとにかくトラブルが減りますが、この時期にあるトラブルは”妊娠前から持っていた症状”が顕著に出ることが多いと言われています。エコーで性別が分かるのもこの頃が多いようです。

【主な症状】
便秘、下痢
出血
お腹の張り、痛み
貧血、動悸、息切れ、めまい
腰痛、肩こり
かゆみ、湿疹、妊娠線
頻尿
むくみ、脚がつる、脚の付け根が痛い

私の体験談

初産婦ですが、16週頃から胎動を感じるようになりました。一般的に初産婦は20週前後に胎動を感じ始めることが多いようなので、私は少し早めに赤ちゃんの動きを感じるようになったようです。
妊娠初期は、身体のトラブルが少なかったものの、まだお腹のふくらみもなく、健診が4週に1回ということもあり「本当に赤ちゃん育ってる?」かどうかがとても不安でした。それが胎動が分かるようになって一気に不安解消されましたね。また、これまであまり母性が沸かなかったのですが、お腹で赤ちゃんが元気に動いていることが分かることによって、愛着が湧いてくるようになりました。

妊娠6か月(20週~23週)

5か月頃まではあまりお腹が目立たない人が多いですが、6か月頃からお腹のふくらみが増えてくる人が多いようです。赤ちゃんも1か月前の2~3倍ほどの大きさになり、胎動も多くの人が感じられるようになることから、自分が妊娠している自覚がはっきりしてくる時期でしょう。パートナーも胎動を感じられることが多くなるので、親になる自覚がお互い持てるようになるのがこの頃な印象です。

私の体験談

最後の旅行に出かけたのがこの時期でした。安産祈願もこの時期に行きましたね。私の場合は夫の仕事の関係で休みが取れず、実は妊娠4か月の頃に飛行機に乗って旅行へ行きました。妊娠初期の旅行は勧められていませんが、私の場合はトラブルがほとんどなかったため、決行しました。無事何事もなく過ごせましたが、現地の病院を調べたり、スケジューリングも普段の旅行より緩やかにするなど、自分の身体に負担ないようにアレンジすることも大事だなと感じました。
また、アサナ練習が妊娠前と同じ状態に戻って1か月ほどたったことから体力が戻ってきました。自分のクラスや他の仕事も妊娠前と変わらずこなすことが出来ました。便秘も解消され、本当に不具合なかった時期です。但し意識的に休みの時間を多くとるなどケアは怠りませんでした。早いですが妊娠線予防と会陰マッサージをセサミオイルで行ったのもこの頃です。また、母乳ではありませんが乳頭から液体も出始めました。

妊娠7か月(24週~27週)

妊娠後期に向けて、赤ちゃんの成長も早くなります。既にこの頃1キロ近い重さになっています。赤ちゃんが大きくなることによって、物理的に内臓が圧迫されることによる不具合も、7か月後半になると多くなりますね。腰痛やむくみ、こむら返りが出てくるというのもこの時期からよく聞くようになります。
また、妊婦健診が26週以降2週に1回に変わり頻度が上がります。エコーで赤ちゃんのお顔が見れるかもしれません。胎動もかなり力強くなるので、たまにびっくりすることもあると思います。聴覚は妊娠5か月ごろには発達し始めて、この頃にほぼ完成すると言われているのでお母さんとお父さんの声をもう聞き分けているかもしれないですね。

私の体験談

7か月後半から、体感的に「ちょっと動きすぎかな…?」と思うようになりました。この頃はまだアサナクラスも自分の練習も妊娠前と同様に行っていたため、仕事柄普通の妊婦さんより良く動く妊婦でした。案の定26週の妊婦健診で「切迫早産とまではいかないけど、少しその傾向があるから動く頻度減らしてください」と言われてしまいました…(笑)
そこから腹圧のかかるアサナ練習はやめて、アサナクラスも声掛け中心の指導法に変更するなどして、動く頻度を減らした結果、2週間後の健診でOKもらいました。
元気な妊婦さんほど、動き過ぎる傾向があると思うので(もろ私のコト)、自分は妊婦であるという自覚をもって行動することの大切さを改めて感じましたね。
また、妊娠アプリの体験記など読んでいても、切迫早産で入院し始める人が増えてきている時期だな~と肌感覚で思いました。安定期がゆえに無理しやすい時期なんでしょうね。

それ以外だと胎教として絵本の読み聞かせを本格的に始めたり(実は4か月ごろからやっていました)、出産準備に本腰入れ始めたのもこの時期です。

とにかく楽しむ!時期

全体を通して、妊娠中期はリスクが少ない為、とことん自分を喜ばせることに注力を捧ぐことが大切なんじゃないかなと感じました。赤ちゃんの状態は、お母さんの状態に直結していると思います。お母さんが幸せであれば赤ちゃんも幸せでしょう。お腹を労わりつつ、自分自身が幸せでいられる日々を過ごせるよう工夫することが大切な時期だなと強く思いました。

次回はいよいよ妊娠後期。これまでと状況がかなり変わります。
私の出産前に投稿できるよう、ガンバリマス(笑)

ここまでお読みいただきありがとうございました。

Om
Hinako

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