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気温差に備える

いよいよ今週から気温がガクンと下がり
ますね。みなさん、暖房や防寒の準備
整っていますでしょうか?

この時期によく耳にするのは「まだ10月
という言葉。10月は暖房をつけるには
早いし、防寒するのはまだまだ〜と言って
我慢大会をし、風邪をひいてからやっと
暖房や防寒をし始める人、周りにいませんか?

北海道の人は寒さに強いイメージですが
冷えていることに気づいていない人も
多いような気がします。冷えは我慢する
もの、という価値観もあるのでしょうか。

冷えは体の中で少しずつ溜まっていきます。
末端が冷えて、お風呂からあがっても
すぐに手足が冷たくなる人は、長い間
冷えにさらされた事で、末端の血管が細く
なり、温かい血液が行き届きにくくなって
いることも。

そういう冷えは、外からガンガン温めて
あげる事が必要です。足の裏にカイロを
貼ったり、着る物や暖房を工夫する事で
そういった冷え性も改善しやすくなります。

体が冷えて血流が悪くなると、免疫も
落ち
、風邪や細菌・ウイルスに感染
しやすくもなります。コロナが落ち着いて
きたとはいえ、まだまだ油断なりません。

秋は東洋医学では「肺・大腸」にあたる季節。
空気が乾燥して、肺による気の巡りの
トラブル
が起きやすい時期です。

喘息や空咳、アレルギーや下痢・便秘など
この季節にひどくなる方は、肺の機能を
高める
ことも大切な養生の1つです。

急激な温度変化は体に負担になります。
日頃から体調が悪い人・弱い人はエアコンや
暖房などを使って吸う空気を温め、
徐々に季節に体を慣らしていくのが良いでしょう。

絶対に体調を崩したくない!という方は
夜に軽く暖房をつけて、吸う空気を温める
こともおすすめです。枕元だけにデロンギ
ヒーターなどを置くのもいいかもしれません。

この寒暖差をうまく乗り越え、冬に備えて
おきたいですね。体調に不安のある方、
もっと元気になりたいという方、ぜひ
ご相談くださいませ。

*ひなはり灸治療院*


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