マガジンのカバー画像

店を始めたい方へのメッセージ

52
これからご自身の店を持ちたいと思っている方の役に立てばという思いで書いています。ありのままをお伝えしなければ意味がないと思うので、読む人の鼻っ柱を砕くようなことも気にせずに書きま… もっと読む
運営しているクリエイター

#コーヒー

店に持ち込まない方がよいもの:店を始めたい人へのメッセージその24

結論、自分の店です。自分の好きなようにすれば良いと思います。 その点について、とやかく言…

「開業だけならサルにも出来る」
事業は継続することにこそ意味と価値があります。そして難しさと楽しさと喜びがそこにあります。
「副業で」とか「おためしで」とか、そんな店に誰も期待しません。そこからもう事業に失敗していることに気付いて下さい。どうせなら人生賭けてチャレンジして下さい。

高級ブランドを扱うメリット:店を始めたい人へのメッセージその23

結論、メリット大ありです。店の格が上がります。 「自店の格は自分が決める」です。 当店で…

ハンドソーティングに掛かる手間(人件費)と、歩留まりの良さを考えれば、小規模自家焙煎珈琲店はスペシャルティグレードを使うことがやはり正解と改めて思います。
味においての優位性は言うに及ばず、ハンドソーティングに費やす時間を大幅に削減できることから結果的にコスパも良くなります。

「グアテマラ味比べセット」をつくりました。

「グアテマラ味比べセット」を紹介します。 お客様に楽しんで頂くためのアイデアのひとつとし…

味覚センスの鍛え方(ダイジェスト版):店を始めたい人へのメッセージその22

店を始めたい人へのメッセージその21で、焙煎人にとって一番必要とされるスキルは 「自分の焙…

「守破離の破」宣言

2024年は、私にとって開業7周年、修行を開始してから10周年の節目の年です。 この10年間、恩師から学んだ理念と焙煎技法を忠実に守りつつ、季節毎の気温の変化や収穫年ごとの豆のコンディションの違い、収穫されてからの期間、そして焙煎量の多寡、さらには焙煎機のコンディションなど、様々な条件の変化を経験することで自らの技能を研いて参りました。 そして11年目の今年は、いよいよ「破」の時代に突入する心構えで迎えました。 そんな思いを胸に昨日、入り口のSCAJ(日本スペシャルティ

今年もSCAJ2023展示場にて最新のトレンドを学び、競技会で自己研鑽をして参ります。「利き珈琲選手権」に参加します。今年で3回目の参加です。結果はともあれ良い勉強になりますし、そしてなにより楽しいです。店を存続させるために、アップデートとクオリティアップは欠かせません。

SCAJアドバンスド・コーヒーマイスターの更新を済ませました。
資格取得は良い学びの機会になります。これから珈琲の道で食べていこうと思っている方にはお勧めしたいです。

「人に期待すれば不満となり、環境に期待すれば不安となり、自分に期待すれば出番となる」
「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」
「変えない覚悟と変わる勇気と」
私の座右の銘です。

焙煎人にとって最も大切なスキル:店を始めたい人へのメッセージその21

3年間続いたコロナ渦の中、雨後の竹の子のように出てきた小規模自家焙煎店さん。 (ここから…

業種として自家焙煎珈琲店を選んで最も良かったこと:店を始めたい人へのメッセージそ…

自家焙煎珈琲店にして正解でした。良かったことだらけです。 最も良かったこと:珈琲豆はとに…

コーヒーはコーヒーです。他のなにものでもありません。
フルーティなコーヒーもコーヒー、ビターなコーヒーもコーヒーです。
私はそういう思想のもと、浅煎りから深煎りまで分け隔てなく焙煎して店に並べています。

ドリップスケール、1年間使ってみることにした(2023.06.13追記)

○ドリップスケールに乗せてドリップするのが最近のトレンド ちなみにJHDC(ジャパン・ハンドドリップ・チャンピオンシップ)では参加者全員使用しています。 JHDC2019の予選で初めて使ったドリップスケール。 使うつもりはさらさらなかったのですが、予選で使用するサーバーにはなんと目盛りがないということを現地で知りました。 これはドリップスケールを使わないことには如何ともしがたい状況と悟り、かなり焦りました。 とりあえず抽出量が分からないと困る、と思いつきで私がしたこと。