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「グアテマラ味比べセット」をつくりました。

「グアテマラ味比べセット」を紹介します。
お客様に楽しんで頂くためのアイデアのひとつとして参考にして頂ければ幸いです。
当店定番の「グアテマラ・アンティグア(SHBスペシャルティグレード)」と「グアテマラEPW(ハイコーマーシャルグレード)」各100gの味比べセットです。
グアテマラアンティグアを「金」に例えるならば、EPWは「銅」と言ったところでしょうか?
グレードの違いが、味わいに決定的な差をつけることをお客様に理解して頂きたくて企画しました。
EPWも徹底的にハンドソーティングして純度を高めました。
ハンドソーティングすることで味わいを劇的に向上させることは可能ですが、残念ながら「銅」はどれだけ純度を高めてもそれは「純度の高い銅」になるだけで、「金」にすることは出来ません。
ちなみにディフェクト(欠点豆)の混入率は約8%・・・orz。普段取り扱っている豆の混入率は0.1%から1%程度がほとんど。

もうぐったりです。

ハンドソーティングに掛かる手間(人件費)と、歩留まりの悪さを考えれば、小規模自家焙煎珈琲店はスペシャルティグレードを使うことがやはり正解と改めて思います。
味においての優位性は言うに及ばず、ハンドソーティングに費やす時間を大幅に削減できることから結果的にコスパも良くなります。


《追記》
グアテマラ産コーヒーのトップグレードは「SHB(ストリクトリ・ハード・ビーン 1,350m以上)」、
続いて「HB(ハードビーン 1,200~1,350m)」、「SH(セミ・ハード・ビーン 1,050~1,200m)」、
そして4番手がEPW(エクストラ・プライム・ウォッシュ)です。標高900~1,050mの場所で生産された豆で、グレードはハイコマーシャルグレード(一般流通品)です。

サポートは謹んで辞退させて頂きます。お気持ちだけで十分幸せです。