金を稼ぐ人vs家事をする人、どちらが偉いのか?(11/12~11/18週記)
フリーライター&イラストレーターの陽菜ひよ子です。
その昔には専業主婦の妻に向かって「誰のおかげで飯が食えていると思ってるんだ!」と暴言を吐く夫は少なくありませんでした。(今の令和の時代には化石かもですね)
「そりゃ、ご飯をつくっているわたしのお陰だよ!」と言い返してやればいいのですが、なかなかそうはいきませんよね。
そうした夫たちへの妻たちの反乱が、いわゆる「熟年離婚」。忍の一字で長い結婚生活を耐え忍び、子育てを終え夫の定年を待って、退職金を半分受け取ってサヨナラするというもの。
妻からすれば、長い間夫のために耐えたんだから、退職金を半分くらいもぎ取ってやらねば腹のうちがおさまらないのかもしれませんが、わたしは正直、もったいないなぁ、と思います。
え?夫と離婚するのがモッタイナイのかって?いえいえ、もちろん逆です。もっと早く離婚すればいいのに、と思います。
夫が定年になる頃には妻だってそれ相応の年齢になっています。それまで待つくらいなら、自分で食い扶持を探して、さっさと自分の人生を生きた方がいい。もちろん人には事情があり、子どもがいれば簡単には離婚できないのでしょうが。
ちなみに、稼ぐ人と家事をする人のどちらが偉いかといえば、私見ですが答えは「両方」。でも、自分の経験からもいえることですが、「たくさん稼ぐけど家事は何もしない夫」より「そんなに稼がないけど家事はたくさんやってくれる夫」のほうが、妻の満足度は高いと思います!
我が家の家事担のオットの一考
さて、ここからは恒例の一週間の日記となっております。
11/12(日)「逃げ体質」をどうにかしたい
新しいPCへの移行がなかなか進まない。めんどくさい作業からはどうしても逃げようとしてしまうからだ。こういうあまり「生産的」でない作業を淡々とサクサクとやり遂げる人って尊敬するなぁ。
でも昨日は掃除や片づけをちょっとやれたので、スッキリ。忙しいとなかなか日々のルーティン以外こなせなくなるので、さまざまな雑事をルーティンに入れようと思う。掃除も読書も運動も入れねば。
11/13(月)一日一トリ
中日新聞の仕事でご一緒している大竹さんはXで「一日一鯱」というタグイベントをおこなっていて、誰もが街中で見つけた「金シャチ」を投稿すると大竹さんがリポストしてくれたりコメントくれたりする。
わたしもそういうのやりたいとずっと思っていて、やっぱ鳥しかないか・・・と決意したのが、下の奈良土産をいただいて。「一日一鳥」のタグでは、毎日鳥撮影をしている方がおられて、とても張り合う気持ちになれず、「一日一トリ」なら1枚しか上がっていなかったので、これで行くことに。
いずれはみんなで盛り上がれるとよいなぁ・・・鳥なら絵でも立体物でも、基本なんでもOKですが、ディズニー系など有名キャラクターは辞めときましょ。「おお!ホンマや鳥や!」と驚きがあるような投稿がベター。
そして今日はとっても楽しみにしていた取材。今月はイラストの仕事が中心で、そんなにたくさん取材を入れていないのだが、取材のふり幅が大きくて。
今日はおいしいものを食べながら雑談して、いつものようにインタビュイーから「こんなんで大丈夫?なんか好きなようにしゃべってるだけだけど」と言われて「大丈夫大丈夫」と言って帰ってくるという、安定の取材。
インタビュイーも同行したディレクターさんもメチャクチャいい人で。なんかみんな最後のほうウルウル来たりして。いやこれ、笑える記事になるはずなんだけど!
月末にはすごく緊張する取材が控えていて、こちらはホントドキドキする。来週は編集さんとカメラマン(オット・宮田)と打ち合わせもして備える。でもこちらも、すごく好きな方とも会えるし、大勢いる優秀なライターの中からわたしに声をかけてくださっているので、頑張りたい。
11/14(火)風邪っぴきで鼻やではなく花屋
昨日メチャクチャ寒かったせいか、風邪をひいてしまう。しかしわたしの場合、初期の風邪なら寝ていれば割とすぐに治るので、今日はおとなしくすることにする。取材のまとめは昨日やっておいたので、今のわたしは無敵だ。ふふん。
仕事は週単位で考えよう。ついでに栄養素も週単位で考えよう。昨日食べ過ぎたら今日からちょこっと減らせばよい。
取材の翌日に喉がつぶれてるのは私あるある。聞き手なのになぜ?は置いておいて。間の悪いことに、イラストコンペの件でデザイナーさんから電話で打ち合わせ。こんな声ですみません。
昨年も同じコンペに出して残念ながら落選。デザイナーさん曰く、代理店によると「本当に僅差」だったそうで、今度こそはと代理店からわたしを指名しての参加だそうで、ありがたや!今年こそは!とアレコレアイデア出し。なんか燃えて来た!が体調は不良・・・
たぶん週末は休まず仕事をするので、今日は一日休もうってことで、アマプラで「MOZU」を見る。しみじみ公安って怖いところだな。VIVANTよりもっと前にもっと怖い世界観。
今日のnote
今日書いたわけではなくて、先週コツコツ書いていた記事。ギリギリ最後に引きのよさそうなタイトルを付けてみたものの、意外と伸びない。やっぱ偉そうだからだろうか(笑)。どうでもいいけど、毎日投稿していた10月よりフォロワーの伸びがいいのはなぜ?
11/15(水)風邪なおる
本当にわたしの取柄は体が丈夫なことくらいで、昨日の風邪もすっかりよくなった。連載の絵のラフと取材記事を書く。
先日取材に行ったお店の人が、わたしの本『ナゴヤ愛』を目の前で購入してくれて、早速SNSに上げてくれた。まったく同じことを前作のアトピー本を出した時にしてくれた人がいる。その人は今、スゴイ人になっている。
ここから思うのは、伸びる人って必ず「目の前の人が一番喜ぶこと」ができているということ。独りよがりではダメなのだよね。
たとえば、SNSの「いいね」ひとつでも、ちゃんと考えているか?ということ。その人が一番拡散して欲しいことはどれか?を見極めて「いいね」やシェアをしないと、かえって「がっかり」されてしまうことになる。
クリエイターなら、出版や仕事の記事などをシェアしてもらえるのが一番うれしい。でもそれには一切触れずに、ニュース記事へのコメントとか、本人の宣伝にならないようなことにしか反応しない人っているのだよね・・・意外とそれは伝わる。まぁ、自分に興味なんだろうなぁ、とあきらめるけど。
相手に好かれたいと思わないならいいんだけど、好かれたいなら、トコトン相手の得になることを考えるとよいよ。
noteからこんな連絡が届いた。
11/15(水)ちょうど一カ月経って「読まれています」と連絡が!
もっとたくさん読まれている記事もあるのに、なぜ?という気もするけど・・・見てくださってありがとうございます!
11/16(木)風邪ぶり返す?
掃除をするときにはマスクをしないとすぐに鼻がズルズルになる。今鼻がおかしいのは、風邪なのか掃除をしたせいなのか微妙。これはわたしの鼻が繊細なのではなくて、部屋が埃っぽいだけ(自爆)。
6月の絵本展示に出した絵本を監修してくれている人とFBのメッセンジャーで話す。絵本のラフにも丁寧に赤を入れてくださった。しかし、そもそもわたしがこの絵本を書こうと思ったきっかけとなった言葉が直されていて、まったく意味が逆になるというか、これだと「普通の話」になってしまう。さてどうしたものか、とやりとりしていい感じに。
それにしても、しみじみいろんなことをやっているなぁ、自分。
来週ある人たちのお祝い会の幹事で会場のお店は先月予約。お祝いの花を買うためにお店選び。花屋さんのセンス大事。会場近くにすごくよさげなお店を見つけたので、よかったー。
こんな感じの花束が好みで、全部わたしが贈ったもの。
左上は銀座で最初に入った花屋さんの花ぞろえがしっくり来ず「ごめんなさい」して飛び出して入った別の花屋さんがバッチリ!これ持ってパーティーに駆け付けたのだ。最初のとこ辞めてよかった!
右のは栄のフラワーノリタケで確か2千円の予算で、こんなに素敵に作って下さったのよね!今回は会場が栄ではなく、時間の都合でノリタケさんには行けず残念!!
ノリタケさんは、こんなレポートまで作っちゃったり。いわゆるモダンローズっぽいバラが一輪もないのが印象的なお店でした。(2011年9月)
11/17(金)金曜日は更新・掲載日
最近金曜日は掲載や更新の告知で忙しい💦そしてずーっと目がしょぼしょぼしてしんどい。
◎中京テレビ『PS純金』ファンクラブ 「PSくらぶ」連載コラム
連載コラム第7回「ハッピーさおりの『宝物』の秘密・中編」更新!
中京テレビ(「オモうまい店」)といえば、ディレクターが活躍!するのが定番ですが、我がPSこらむでも、担当のTディレクターが大活躍!
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◎中日新聞連載コラム『読む名古屋めし』(大竹敏之・著)(イラスト)
連載第6回はひつまぶし!今までで一番手の込んだイラストかも。
ひつまぶしは、細かく切った鰻を薬味やお出汁で味変して楽しめる名古屋めし。最後のお出汁は、お店によっては緑茶を出すところもある。まさに「お茶漬け」。
担当T氏「どちらにするか悩みどころです」
陽菜「わたしは『出汁派』ですが、絵はお茶の方が映えるかも」
T氏「そうですよね。わたしも同じく出汁派ですが絵的にはお茶の方がよさそうな気がします」
陽菜「大竹さんに聞いてみては?」
ちょうど金曜日の夕方だったので、わたしが直接大竹さんに聞きましょうか?と申し出たのだが、T氏からは固辞され、割とすぐに「大竹さんから『出汁が圧倒的多数派なので出汁で』とのこと」と返答。「確かにその通りですよね」と二人で感心しきり。
描いてみるとネギやら三つ葉やらあって、意外とにぎやかなひつまぶしになったのであった。(あと、周りのデザインのグリーン(小説タイトル部分)が、いい仕事をしているように思う)
元の小説は、林真理子『最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室』。大地真央主演の東海テレビ制作の土ドラで話題となったよね。
わたしは今回の原稿を読んで結構衝撃を受けまして、大竹さん、攻めてるな~~~~と。掲載日を楽しみにしていた!ぜひ真理子先生にお読みいただきたい。
そして、大谷さん・祝MVPと同じ紙面に載れて感激★
11/18(土)
体調はイマイチだが、執筆はノリにノリ、取材記事を書き上げた。なんと9000文字近くになってしまった・・・さすがに長すぎるか。この週末はあと、イラストラフを数案描き上げる予定。
先日からPCにパスワードをキチンと入れているのに弾かれることが増えた。何度も間違えてPCから指定の文字を入れさせられることも。キーボードがいくつか反応悪くなっているのかもしれない。やっぱライター業になるとキーボードの消耗との戦いは避けられないのか。
◎ツギノジダイYahoo!ニュース転載
先月、朝日新聞ツギノジダイに寄稿した記事がYahoo!ニュース転載(12月初めには読めなくなります)。
今日はこんな感じでスタートしたのだが・・・
翌日曜日には、まいあめ(組み飴)の歴史に誤解を与えるコメントなども付き・・・しゅんとしていたら、TOP画像が差し替えられた。
◎後日談
月曜日に担当T氏とZoomで話す機会があったのだけど、批判コメントの矢面にお2人を立たせるわけにはいかないとのことで、日曜日に急きょT氏が差し替えたのだそうだ。T氏、日曜も休めないなんて大変だが、こういう話を聞くと、いい媒体だな・・・と思う。
中村さんは喜んでくださったようで、ホッとする。
今日のnote
不安が消えることはないかもしれないけれど 一つずつ積み上げることで 「転ばぬ先の杖にはなるかも」という思考の断片。
11/20(月)たくさん読まれたと連絡が!