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自分軸への道しるべ

こんにちは、日向ひむかいたかしです。

前回のブログでは、「アンテナを畳んでみては?」というカウンセラーからのアドバイスが、自分にどれほど大きな影響を与えていたかについて軽く触れました。

今回は「アンテナを畳む必要にならざるを得ない」状態(特性)になっていた、私の過去の深い部分に触れるお話しをしようと思います。

ここで、なぜ更に深堀りを?
と思われるかもしれませんが、最終的にうつ病を患う事になってしまった大きな要因と考えられるものなので、避けて通れないからです。

また、前回までの記事で共感してくださった読者がいらっしゃったことから、実は、多くの方が同じような経験をしてきて(今も苦しんで)いると思いました。

同じ境遇でメンタルの問題に悩んでいる方々にとって、このエピソードが少しでも何かのキッカケになることを願っています。


機能不全家族とは?

私がアンテナを張りすぎるようになった背景にある「機能不全家族」について書きたいと思います。
特に幼少期からの影響がどのように現在の自分に繋がっているのか、その過程を告白します。

機能不全家族という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
これは、家族という基本的な単位が適切に機能せず、個々のメンバーに対して不健康な影響を及ぼす家庭のことを指します。
機能不全家族では、親が十分に子供の情緒的なニーズを満たさなかったり、過度に支配的であったりすることが多いです。
その結果、子供たちは心理的な問題を抱えることが多く、成人後もその影響を引きずることが少なくありません。


幼少期の記憶:アンテナを張りすぎるようになった背景

私の幼少期は、まさに機能不全家族の中で過ごしました。
家系代々の複雑な背景もあるが故に、家族間は常に緊張感に包まれており、両親や祖父母たちの機嫌を伺うことが日常だったようです。
(後々違和感に気づきました)

どうやら、物心が付く前から自分の立ち位置を察し、そういう役回りをすることが、処世術と幼心に決めて行動していたようです。
(カウンセラーとのセッションより気づかされる事になりました)

このような環境で育つと、自然と「アンテナを張り巡らせる」ようになってしまうようです。
周囲の状況を敏感に察知し、危機回避するために常に警戒するようになり、自己犠牲していたようです。


アンテナを張りすぎる生活

まさに、前回の記事で触れた HSP(Highly Sensitive Person)という言葉がぴったり当てはまるような、細かいことまで気にしてしまうタイプです。
(良くも悪しくもポジティブとネガティブな両側面)
※HSPも再分類化でき、HSS型HSP寄りとあくまでも自己判断レベル

誰しもコミュニティの範囲というものは家族(家庭)と言う小さな枠から、学生生活、やがて社会人と接する年齢層も広がり、様々な個性の人たちと接する事になります。

言葉悪いですが、洗脳状態のまま、無意識にそのような役回りをしながら、コミュニケーションが取れていた(つもりの)ようでした。


大人になってからの影響

社会に出てからは、特にこの過敏なアンテナは私の生活に大きな影響を与え続けていました。

職場や人間関係においても、他人の評価や意見に過剰に反応し、自分自身を抑え込むことが多かったです。

マイナス的な面を書き綴りましたが、全て悪い方向に動いていたわけでもなく、HSP特性のポジティブな側面は、適すれば割と有利になっていた部分も多かったのも事実です。

ただ、適する範囲も限られたり、時に極端になりすぎてしまい、そのバランスを崩してしまうことも多々ありました。
恐らく、当時は根本的な要因に気づいていなかったです。

モラハラ、パワハラを受けることもしばしば
場合によっては、自分も与えていたかもしれません。

結果、自分自身の感情や欲求を後回しにし、自分を苦しめる要因にもなっていたのです。
そして、
・運が悪い
・自分ばかり損している
など、思考も良くない方向に傾いていました。
最終的にダムの貯水が決壊する如く、心身ともに疲れ果て、うつ病を患うまでに至ったのです。

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今回は、過去の深い部分を正直に告白しましたが、今のポジションに至るまでの経緯を書き残して置きたかったからです。

改めて次回以降、どのような段階を経てアンテナを畳むことが出来て行ったかを書いていきます。

このnoteでは、過去のエピソードなども深堀りをしてブログ化していますが
全体的なストーリを1冊にまとめています。
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今回も、最後までお付き合いくださりありがとうございました。



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