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【家族は練習の場だ】と子どもたちに強く伝えた日

カップル・セラピーの分野では、「夫婦は基本的に自分と同じくらいの心理的な成熟度の人をパートナーとして選択すると考えられている」そうです。つまり、成熟度の高い人は高い人を、低い人は低い人をパートナーとして選択すると。ふむむ。そして、「心理的な成熟度」は、年齢には限らないナと、実感としてあり、子どもだから若いからといって未熟なわけでもなく、年齢を重ねているから心理的に成熟しているとも限らない、、、私たちはどういう育ち環境を経て今に至るか、そのプロセスでたくさんの人に出会い、モノに触れ、思わぬハプニングがあって、そのいちいちで感情が大きく揺さぶられて血肉になっていく、どれもムダなことはなく必要なことだと感じ入ります。願わくば、心理的な成熟、成長の道を歩みたい・・・

その場として「家族」が(この個性豊かなメンバーたち!)与えられているんだなーと。家族の中に起こるハプニングも。

・・・最近の母さんは、そんな思いの日々。自分のキャリアだ、業績だ、地位だ名誉だお金だ、若さだ(笑)と・・・ほぼほぼ無関心になり、ただこうして生きているだけで何と幸せな!と思う日々なのですが(自分でも不思議なほど!)、息子3人を抱えた夕方以降の日々は本当に賑やか極まりなく、心身はざわめくばかりです。苦笑。

あっちこっちからトークが始まります。話すことがあるってことは素敵なことですがね。

長男が担任の先生から(お休みしていたA君に)土曜日に託された手紙を「うっかりA君に渡し忘れていた」ことを翌火曜日(昨日)になって気づき、気づいた故の長男が取るべき行動と、以降、大事な約束をうっかりしないための行動について、私と長男とでかなり深く話していました。

①先生⇔長男、長男⇔A君の間にある信頼関係を大事にしようということ、②誰でもうっかりはするものだけど、たくさんある行動の整理と優先順位の意識が不足していたこと(帰宅後は読みたい本、見たいテレビ、遊びたい内容で頭がパンパンしている!)、、、

私がいつになく繰り返し話すもんだから、イライラし始めた長男。この場を早く切り上げたい気がムンムンと湧き、変な言いがかりや文句混じりの主張をし始めました。我が家は自分の意見はトコトン言うべし、となっているのですが、その主張は時に未だ「いろいろ、アチコチ、支離滅裂」になることあり、それもまた必要なのですが、主張が感情的になってくる...

自分勝手にイライラせず(怒らず)聞く&話す、自分勝手に解釈しないで聞く&話す、感情に任せないで素直に聞く&話す、何が悪かったか(良かったか)そのコトを見る、次に改善する(活かせる)ポイントを得る、、、そのひとつひとつはコミュニケーションの練習。

「家族で練習」しない限り、学校ではいちいちは教えてくれないんだよ?日本語が喋れるからってコミュニケーションが出来るとは言えないんだよ?と話しました。時に頑なに、先を生きる、少し経験知のある大人として「強く」「クドく」「うるさく」伝えなければならないこともあり、そこは諦めず、外さず、自信をもって。

家族はコミュニケーションや人間関係、いろいろなコトの練習の場。どんどん練習する場だから遠慮はいらないとも伝えました。親もぜんぜん完璧じゃない(YES)。親なぞ、軽々と飛び越え、成熟度のより高い場へ向かっていきなされ。


*個人的に、いま、ワーキングマザーのコーチングが熱いです!働くお母さんのモヤモヤ、次のステージへの見定め、家族と仕事とのバランスにおいて、いい意味で「もうぼやぼや出来ない!」と感じている方が増えてる感あり。セッションをご希望の方、コーチングにご興味ある方は、弊社HPからメールにてご一報ください(若干名/12月末までの申込です)。https://www.tenki-saita.com/

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