自分らしさを考え育むこと。 【TW.コラム記事】

※本エントリーは、私が代表を務める、氷見の地域密着型求人メディア・「TomorrowWorks.｜氷見で探す、未来の仕事。」で掲載されているコラム記事（「働く」を考える。）の導入部を抜粋したものになります。

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自分らしさを考え育むこと。

一川有希さん・氷見市ビジネスサポートセンター Himi-Biz

2021年3月。年度末を迎えた氷見の街は、多くの車が行き交っています。慌ただしい往来を横目にアーケードを歩くと、鮮やかな青が目を引く「氷見市ビジネスサポートセンター Himi-Biz（ヒミビズ）」の建物が見えてきました。

当センターは、昨年6月にオープン。静岡県富士市産業支援センター「f-Biz」のモデルを取り入れた北陸初の拠点として、注目を集めました。氷見市の中小企業・小規模事業者や創業希望者を対象に、丁寧な相談とサポートを行っています。

センター長の岡田弘毅さん（写真上）をはじめ、ITやマーケティングなど、各分野に精通したアドバイザーが所属し、これまで800件（取材当時件数）の相談が行われました。昨年から今年にかけて、話題を集めた商品・サービスは、ここでの相談から生まれたといっても過言ではありません。

その裏方として携わっているのは、事務局ディレクターの一川有希さんです。一川さんは氷見で生まれ、地元の高校卒業と同時に県外の大学へ進学。NPOでの勤務を経て、Uターンされました。

当時を振り返り、学生時代は地元・氷見が嫌いだったとおっしゃる一川さん。しかし今では、氷見で頑張る事業者さんをサポートし、地域と近い距離で日々働かれています。

今の一川さんに至るまで、どのような価値観の変化があったのでしょうか。これまでの歩みを振り返りながら、「働く」について伺いました。

（文・写真：北條 巧磨）

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