小学生の頃愛読していた ファッション誌。 そのファッション誌の誌面の中で モデルさんが可愛く持っていたのが マカロンだった。 この丸くてカラフルでツヤツヤしてて かわいい物体はなんだろう。 当時はケータイも持っていなかったし ググる。なんて事もできなかったから 学校の先生に見せて聞いた記憶がある。 これが、お菓子！？こんなに可愛いお菓子が 世の中にはあるのか…とっても衝撃を受けた。 未だ、この衝撃を超えたお菓子との出会いは ない。 私の地元は田舎なので近くのケーキ屋
下手くそではあるのだけれど 絵を描いたり、アートを見ることが好きで 学生の頃、芸術科目を選択していた。 私のクラスの美術担当教員はなんと毒舌な 人だった。 2度聞きは御法度。制服の乱れにはあばずれと罵倒するほどの猛毒さを持っていた。 この人が「美」を教えることを仕事にしている のが3年間ずっと不思議だった。 小手先や身なりに洗練さを感じるものの その人から発せられる言葉は見事に 「美しい」とはかけ離れていたからだ。 先日、友達が働いているアトリエで写真家の個展があって
生理がしんどいけど毎回生理のたびに 休むのは仕事が回らないから仕方ない。 仕事を辞めたいけど今は人数が 少ないから辞めれないのは仕方ない。 本当はもっとこう言いたいけど場を乱すし 面倒だから仕方ない。 「仕方ない」ことも本当に沢山ある。 だけど私はその中に濁されている 「あわよくば」とか「めんどうだから」とか そう思っていれば事足りるから。みたいな 私情がまかり通っていて 本音はいっさいまかり通らないような 暗黙のルールが心底嫌い。 やってらんねーからもう知らねー
20:59 気を失うように寝てしまう。 私のいつもの癖。 18時くらいからストンッと記憶がない いつも休みの日はこうだ。 そして起きたらもう夜で なんだか世界に取り残されたような 気分になる。 朝の目覚めとは全く違う身体の温もりが 不思議だ。 目が覚めても当たりが明るくない目覚めは あまり気持ちよくないものだな。
「今の仕事楽しいと思えなくなってさ」 そうきりだした私のとなりで 黙って話を聞いてくれる人 やりたいことが分からなくて やりがいを感じなくて だから頑張れなくてつまらなくて わがままな悩みを永遠と語る私に その人は言った 「大丈夫だよ、僕なんて一度も仕事を楽しいだなんて思ったことないんだし」 私よりも長く生きて長く「仕事」を経験した その人から出た言葉だから なんだかおかしかった。 私の今のこの悩みはきっとものすごーく 薄っぺらくてどーでもよくてありがちで 誰でもそ
花を買いにホームセンターへ行って たまたま見つけた ジャガイモの栽培キット。 お菓子の会社が作ったその商品を見て 幼い頃にたくさん抱いた夢を思い出した こういう、ワクワクすることを 大人になると思い付かなくなるのは なぜだろう。 雲が綿菓子だったらなんて考えることも なくなったし お菓子の家があったらどこから食べようとか どこかの誰かが作ったこの商品に 久しぶりにそんなワクワクを覚えた。 ありがとうございます。 労力に見合ったお金が欲しいとか 何もせずに生きて
父が寝静まった23時30分 母と2人で家を抜け出して ドライブがてら深夜営業のスーパーへ。 私は深夜のスーパーの閑散とした空気が ちょっぴり苦手だ。 怖いとさえ感じる。 そんな深夜のスーパーの店内はいつも 白光りした蛍光灯がこころもとなく周囲を 照らしていて薄暗い。 よく来る場所なのに夜は特別だ。 なんだか来てはいけない場所に踏み込むような ドキドキ感を感じる。 だけど、唯一、いつもと変わらず 出迎えてくれるのが生花コーナーの花たちだ。 「あら、こんな遅くに珍しい
「自分が結婚式するならどんなふうにしたい？」と問うた私に対して 「あんまり自分たち幸せですって見せつけるのは好きじゃない」と言った君 あぁ君はもしかして結婚式で 今自分は幸せを見せつけられてるんだ と思ったことがあるのかなーなんて 感じて、また一つ私は 「捉え方」を知るのであった
ハンバーガーとポテトとサラダの プレートが¥1350 アイスコーヒーは¥400 子ども向けの飾り付けに対して 大人な価格のメニューが並ぶ 水族館や動物園のカフェ。 なんだかいつもそのギャップに 緊張と緩和に似たようなソワソワを感じる。 言ってしまえば、「どこにでもある味」 なのだけれど、非日常的な空間で得た高揚感は そんな事さえも疑わずに財布の紐を緩ませる。 怒られるかもしれないが、 関係各所に怒られるかもしれないが、 街角にポツンとあるバーガーショップの セット
ラーメン食べたすぎる時って なんかラーメンの匂いしてこない？ こってりしたラーメンを完食できる 年齢のうちにすこぶるラーメンに 満たされたい。
右向け右、まえにならえ、なおれ 学生の頃はこれにまず苦戦した。 整列がとっても苦手だった。 私は多分、整列させられることが気に食わないみたいな美談を語ってるような人たちほど 尖ってはいないし 別にそこまで集団にいることが 嫌いなわけではなくて ただ、シンプルに、綺麗な列の一員として 「乱さないこと」へのプレッシャーが 苦手だった。 まえにならえは、特に緊張する。 腕の長さが絶妙に違うから感覚はもちろん 1発で揃わないし 大人から微調節されるあの空気も嫌いだった 集
年々、「努力は裏切らない」という 言葉に不信感を抱くようになった。 努力さえしていればきっと 必ずどこかで報われるとか 報われないのならば それは努力が足りないのだとか 少し前まではその事について 疑いもせずに自分にもそう言い聞かせていたが その精神論でいうと テレビでよく見るアイドルオーディションで 選抜されなかった人たちのように 努力努力で血眼な「おもい」を 実らせることができなかった あの状況をどう説明するのか。 まだ努力が足りなかった。そう思うことで 締め
