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火の鳥を追いかけて 〜常陸国総社宮&いばらきフラワーパーク〜

皆さんは手塚治虫先生の『火の鳥』を読んだことはありますか? わたしは少し前にお友達におすすめされて、漫画を全巻大人買いしちゃいました。ここで長々と感想は述べませんが、これだけは言えます。人生に一度は読むべきものだと思う!!

漫画の神様が生涯にわたって描き続けた超大作。テーマや物語のスケールも壮大。火の鳥は“死と再生”の象徴でもあるけれども、描かれていることはそれをも超えている。
答えや正解というものがない。物語が問いかけてくるんだよ、魂に。だからきっと、何度読み返しても深く面白く、その度に新たな気付きを得られる作品なのだと思います!

今回訪れた茨城県は、そんな手塚治虫先生にもゆかりのある土地だったのです。

常陸国総社宮

随神門

❖ 常陸国総社宮とは・・・?

御祭神
❖ 常陸国の神々

御由緒
約1300年前の7世紀、現在の茨城県は常陸国と呼ばれていました。広大で海山の幸に恵まれたこの国は全六十余国のうち最上の「大国」とされ、常世の国とも称される憧れの聖地でした。
常陸国の中心地である国府があった場所が旧茨城郡、現在の石岡市です。茨城の県名はここに由来します。国府の長官である国司が執務した国衙跡の遺跡は近年の大規模発掘に伴い国指定史跡に登録されました。
国衙の南側にかつて倭武天皇ヤマトタケルノミコトが腰掛けたと伝わる「神石」があります。日本百名山の一つ「筑波山」、日本第二の湖「霞ヶ浦」の悠々たる美景を同時に望めるこの場所に創建された「総社」が常陸国総社宮です。
総社とは、それぞれの律令国に鎮まる八百万の神々を国衙近くの一ヶ所に合祀した神社であり、全国で55社が確認されています。国司たちは総社を拝することで自らが治める国の数多の神々に祈りを捧げたのです。徳川光圀が『大日本史』編纂のために参照したと伝わる社宝「総社文書」は連綿と続く当宮の歴史を今に伝えています。
長大な歴史の波に翻弄され祭祀を中断せざるを得なかった総社もある中で、当宮は創建以来絶えることなく「国府の神祭り」を続けて参りました。その現在の形が最大の祭典である9月の例大祭です。地域を挙げて祝われるため「石岡のおまつり」とも呼ばれ、全国から数十万人もの参拝者が訪れます。
境内最古の建造物である本殿は平成28年に大規模修復を完遂し、人々の崇敬を益々集めています。

常陸国総社宮 公式サイト
拝殿

やって来ました、茨城県は石岡市〜!この日はまだ5月の終わりでしたが、もう暑いのなんのって・・・。早速ね、拝殿前には『火の鳥 ヤマト編』で登場したヤマトタケルと火の鳥が大きく描かれています!

当社の御祭神は常陸国の神々で、伊邪那岐命、須佐之男命、邇邇芸命、大国主神、大宮比賣命、布瑠大神の六柱を祭神名として表し、その他にも主要な神々を境内の十二末社に祀っている。総社とは国内すべての神々を祀る社のことです。

石岡市が府中松平藩と呼ばれていた江戸時代末期。藩主・松平播磨守に仕えた手塚良庵という藩医がいたそうです。なんとその方が、手塚治虫先生のご先祖なんですってー!!

手塚良庵は、大阪で緒方洪庵が開いていた適塾の門下生として福沢諭吉と机を並べて蘭学の勉強に励み、父・良仙や伊東玄朴らと江戸に種痘所を開設した人物で、手塚先生は良庵と架空の藩士・伊武谷万二郎を主人公とした大河マンガ『陽だまりの樹』を描いたのです。

倭武天皇腰掛岩

ヤマトタケルは東征の途中でこの石に腰掛けたと伝えられています。当宮を造営する際には、この神岩が建造地選定の決め手になったそうです。

境内社

境内社として松尾神社、愛染神社、愛宕神社、星宮神社などが並んでいます。

御朱印と御守り

御朱印と常陸国総社宮‪✕‬ヤマトタケル御守りをいただきました!火の鳥とヤマトタケルが語る場面がデザインされています。総社宮の存在を知ったのは、たまたまTwitterを見た時にこの御守りを見かけたからなのです。

火の鳥は、黎明編、未来編から始まり・・・ファンの中でも鳳凰編が特に人気だそうですが、個人的には太陽編が好きかなぁ。
シリーズを通して主人公格といえるキャラクターは何人も登場するけど、わたしはずっと火の鳥目線で物語を追っていました。火の鳥自体は感情や気持ちがあるキャラクターとは言えないし、視点も人間とはまったく違うけど、やはり一番共感してしまうのは火の鳥なのよ。

「生命が生まれる度に、今度は間違った方向に進化しないことを祈る」火の鳥でさえ、干渉できないことがある。見守ることしかできないこともある。
火の鳥は時代を超えて宙を舞いながらすべてを見せてくれる。けれどこの漫画が面白いのは、読者自身が今在るステージによって見え方が大きく変わってしまうというところ。
アニメでも見た!火の鳥が悠々と宙を飛んでいく姿には涙が出ましたね・・・。火の鳥、それは生命そのもの。

いばらきフラワーパーク

❖ いばらきフラワーパークとは・・・?
https://www.flowerpark.or.jp/

参拝後についでに観光できる場所はないかな〜と見つけたのが、こちらのいばらきフラワーパークでした!ちょうどバラのシーズンだったんです🖤
コンセプトは、「見る」から「感じる」フラワーパーク。四季折々の花を鑑賞するだけでなく、五感を刺激する豊かなひとときを・・・。
ということで、とにかく園内はとっても広くてバラ園、サクラの丘、森のガーデン、グランピングエリアなど様々なエリアにわかれています。

この炎天下の中、さすがにすべてを見て回ることは出来ませんでした・・・。バラ園を中心にお散歩。歩いているだけでバラの香りがふぁ〜んとするの。すべてが可愛くって可愛くって可愛くって。どうしよう。
バラは茨城県の県花なんだって!意外だよね!!バラのエリアだけでも、四季で変化する「バラテラス」、花の色別にわけた「色別バラ」、香りの違いを感じる「香りのバラ」、香しさと美しさに包まれる「バラのトンネル」など見所が満載!

園内にあるレストランやインフォメーションセンター、ショップはどこもお洒落な超ステキ空間!!「こういう暮らしがしたいのよ」っていうわたしの希望のボタニカルライフを見事に具現化したような🖤
ワークショップも開催されていて、アロマミストやボタニカルポストカード作りなどが体験できちゃいます。

お花にエネルギーがあるのは言うまでもないけど、花の種類や形によって周波数が違うんだよ。花の形がシンプルであればあるほど低周波で、形が複雑であるほど高周波になっていく。
道端に咲いている素朴な野花は、低周波だから心がゆったりとして安らぐ。逆に複雑な花になると、高次元の意識に繋がりやすくなり、明るいとか華やぐとか感じる方向性も変わってくる。
花の好みも関係していると思う。わたしはバラが大好きだけど、人は無意識に自分に合う周波数を感じ取っていたりするんじゃないかな。そんなことを知っていると、お花を飾るってだけでもとっても意味が深いよね〜。

ローズファーム カフェ

暑すぎて、、、
パーク内をぴゃあ〜っと歩いてカフェに避難(笑)キウイのソーダフロート美味しかった🖤
ふかふかの緑の丘を裸足になって歩いて、プチアーシングもできた。ここには癒しが溢れていました。ほんとはもっとゆっっっくりしたかった。

あっという間に梅雨明けした関東。直射日光が痛い・・・日焼け止めを塗っていても関係なくお肌がジリジリと焼かれている感じよねー(泣)
夏至の直後は、太陽のエネルギーが一番強くなるそうで、いつもはその日差しを梅雨の雲や雨が弱めてくれているそうなのです。梅雨にはそんな役割もあったのね。

そして、今日は七夕だよね!七夕って、残念ながら毎年曇り空のイメージ・・・。でも午後になって少し晴れ間も見えてきたかな。今年のわたしには切実な願い事がある。お引越ししたい。だから、「わたしのイメージにピッタリなステキなお家が見つかりますように」それだけは絶対に叶えてもらうんだから!(笑)
世界が平和でありますように。そして、皆さんの願い事が叶いますよう祈っております🖤

今年は長い夏になりそうですが、暑いからといって冷房を効かせすぎて、外との気温差で体調を崩さないようにお気をつけください。熱中症対策もしっかりと。節電するならエアコンよりもテレビを消そうね(笑)

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