朝からとんでもない一日で・・・。私という人間が暴かれるような。
ここの所微熱続き。変な夢は見るし、自称鬱ではないか?と思ったって、どこに行っても誰もそんなこと認めてくれないだろうし・・・。
生徒と大笑いしていたら、どうせ、
鬱の人がそんなにペラペラしゃべりません!
と言われるのが関の山だと思う。
首も凝ってるし肩も凝ってるし、頭痛はしないけど、眼精疲労はあるし、お腹だって調子悪い・・・。
これはもしかして仮面鬱とかいう奴かもしれないと、勝手に思ってみたり・・・。
そこでマッサージに行くところが私で、昨夜仕事が終わってからマッサージに行って、身体が楽になってみたら、そういうのは全部なくなり、微熱も下がり、これはどうも栄養失調だったのではないか?と言っては周りを爆笑させているけれど、まあ、もうちょっとちゃんと食べなくちゃとは思っていたりする。
今朝は通常モードに戻った。
しばらく時間があれば臥せっていたので、やることはたくさんある。
衣替え第二弾が始まっているし、いつもは室内に干している寝具も快晴の日には外で干したいというものである。
朝から、朝というより明け方からバタバタ始める。
仕事前にお昼寝をするつもりだった。
今日のお昼はカルボナーラと決めていた。
これは久しく食べていないけど、私の得意料理。
それはみんなが知っている。
「何食べ?」のドラマの中で作っていたのがおいしそうで試してみたくなった。
9時ちょうどに近くのお店に生クリームを買いに行った。
それから、母が皮膚科に行くと言っていたけど、どうも最近高齢者の事故や死亡の話を聞くので、1人で行くと言っていたけど、これは着いて行こうと思って話してみた。
一緒に行こうという話になって、さて、というときに、母は私の左かかとに大きな魚の目を見つける。
それって見てもらっておいたらいいんと違う?
と言い出したときには、お医者さんに行く気持ちがなかった自分に気付き、もうかれこれ30年以上のお付き合いになると気付いた。
嫁に来る前に勤めていたときに見つけた。
黒い小さな点々が二つ。押してみるとちょっと痛い。
小さくなったり大きくなってちょっと痛んだりする。
札幌時代に、あるテープを貼ったらあっと言う間に治るという情報をお聞きしていたのに、子育ての忙しさの中ですっかり忘れていた。
そして最近、その魚の目様の周りの角質が硬くなって盛り上がっているのには驚いていたけれど、それを気にすることもなく、過ごしていたのを思った。
本当に気にしていない。
たまに痛いかな?と思うことがあるのと、ストッキングがそこから伝染しやすいということくらいである。いや、これはなかなか大きい。
そうか。皮膚科か?
これって皮膚科で診てもらうの?
と訊いてみたら、
普通そうなんちゃうのん?皮膚科でしょ?
ということで、母の付き添いのつもりが、前回に見ていただいたのは薬があるし、真面目に付けますということで終わったけれど、付き添いのはずの私の方が重い話になってしまった。
まずはうつ伏せにベッドに寝かせられた。いやな予感がする。
もしかして触られる?
そもそもうつ伏せと仰向けが混乱した頭では即座に判断できない。
これはいつからですか・・・?
だいたい33年くらい前からです。(自分でも呆れている。)
ということは30年以上この状態だということですね?
まあ。
硬くなっているので削ります・・・。
エッ、エエッー!?
これ、今まで困らなかったんですか?
いえ。あまり。
痛くなかったんですか?
ときどき痛いときもありましたけど・・・・。
本当のことを言ってください。
と言われ、頭の中に???
本当に困ってないし、あまり痛くなかったし・・・。
信じられないなあ・・・。
とのことで、このままでは生活レベルに影響するので、ということで、恙なく削られることになる。
エッ?怖いんですけど・・・。
と言うと、看護師さんに、
痛くありませんから。爪を切る感じです。足を楽にして・・・。
と言われたって、怖いものは怖い。
痛くないでしょ?と言われても、
ええ、でもときどきちょっと痛いです。
こんな感じです・・・。
と言われて、あまり怖そうでないけど、いつ痛いところを触られるかと思って気が気ではなく、ビニール製の枕は私の汗で濡れてしまった。当然その上のペーパータオルはびしょびしょである。
私は足を削られながら、上半身はいつ痛くなるかということに備えて、反り気味である。そしてあろうことか嘘つき呼ばわりのような体になっている。
先生は下から覗き込むような眼で、私の顔色をご覧になっている。
しばらくここで診ます。おそらくはイボだと思いますが、イボか魚の目かは私ら専門医でも見ただけではわからないので、2週間ほど薬を貼って、柔らかくして、それから液化窒素?で何とかするかどうか・・・。
エッ!?もしかしたら焼き切るとかいうやつ?
なんだか大ごとではないか!?
先に待合室に戻っていた母は、
なんだか余計なこと言ってしまったのかしらん?と思っていたらしい。
本当のことを言ってください・・・、と言われたと話したら、母も笑ってしまい、
私やったらそんなこと言われたら笑ってしまったかもしれんわ・・・。
と言っていた。
母が来てから、私は以前より病院にお世話になることが多くなった。家族のことならさっさと動きもするけれど、自分のことになると後廻しもいいところ。
本当はちゃんとケアするべきだった。
誰かが私のことについて気にする人がそうそういなかった。
まあ、お医者様に掛かっていたらそこで気にしてくださることはあるにしても。
それに私が今までまあまあ健康でいられたから。
偉大なるかな母。ありがたきかな母。
一応名目的には私が今母の世話をしている側ということになっているけれど、本当は母の思いやりと愛情とが遠方に住んでいる頃よりも身近で感じやすくて、母らしく細やかになった。
母は本当にマメで、細やかで、きっちりしている。
まあ母とは違うところで私の方がきっちりしている面もあるけれど・・・。
こと健康について言うと、私自身のことについて、母以上に気にしてくれる人はいない。
嫁の立場としては、おそらくは不調があったら迷惑がられる要素だろうし、本当に愛情をもって、心配してくれる人と言えば母になる。
どんな細やかな変化にも気付いてくれて、
診てもらっておきなさい。検査しておきなさい。
お願いだから検査してもらって・・・。
と言ってくれる。
私が母の検査や症状については先生方に細かくお伝えし、細かくお願いするのと同様かそれ以上に母は気に掛けてくれる。
それが顕著に表れているかのような、先生の、
本当のこと言ってください。
という言葉だった。
笑えない笑ってしまう表現だったけど。
私のことを大事に思ってくださる方々はたくさんいらっしゃる。
その人たちのために、私は私の身体をもっと大切にし、しっかりケアしていかなければならない。
運動もしていないのに、マッサージ屋さんでは、
運動してたんですか?
と言われるほど筋肉が付いているらしい。私の横幅は脂肪によるものではなくて、筋肉によるものである。
それだけ私は私の大切な人たちのために、あれこれ動いて来たと言うことだと思うんだけどなあ・・・。
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