生まれ変わったら

樹になりたい

「生まれ変わったら何になりたい？」という会話になると
いつもそう答える

私にとって今の世の中は生きづらい
マウンティングなんて言葉を考えた奴は誰だ
常に目には見えない争いみたいのが繰り広げられていて
普通でなければ「かわいそう」で
明るく見せれば「悩みなんてないでしょ？」
「それ以上の幸せ望むのは贅沢」なんて幸せのものさしなんて人それぞれだ
羨んで、妬んで、逆に優越感に浸って、
勝手に勝った気がしたり負けた気がしたり…
ニンゲンて疲れる
山奥にひっそりと佇む樹になりたい
周りの声や周りの考えに翻弄されない環境で生きたい
鳥や鹿たちと過ごしていたい
それが　私の思い

＊＊＊

ニンゲンになりたい

「生まれ変わったら何になりたい？」と自分に問うといつもそう思う
自分は話すことができないから誰かに言うわけでもないけど

私にとって今の環境は生きづらい
長年生きていたら知らないパワーもつくよ
常に自分の中で煩いがあって
何かしたくても「すでにパワーがあるからそのままでいいんだよ」
華やかにしたくても「もうスターじゃない？」
「人気者でたくさんのニンゲンに崇められて幸せだ」なんて
なにも知らないのに勝手に思わないで
憧れられて、特別な存在って思われて、パワースポットて呼ばれて
何もしてないのに勝手に何かしてもらえたって思われて…
樹って疲れる
自由に話すことができて、自分の感情が出せるニンゲンになりたい
周りの声や周りの考えがいろいろある環境で生きたい
自分の考える幸せを自分で見つけて過ごしたい
それが　私の思い