ひまわり120号

全国を転々とするTHE 転勤族妻。いろんなとこ行って、たくさんの出会いをして、いろんな…

ひまわり120号

全国を転々とするTHE 転勤族妻。いろんなとこ行って、たくさんの出会いをして、いろんなこと感じて、たくさんのこと思ってきました。 …なので ふとあたまに浮かんだことを書いてみたいなと挑戦中。 慣れるまで手探りしながら書いていけたらいいな。 よろしくお願いします😊

最近の記事

もやもやの正体

朝起きたら胸のところに黒い渦 「…ん?」 取り出そうにも取り出せない なんか息もしにくいぞ? これのせいかな とりあえず いつものルーティン 白湯飲んで コーヒー淹れて ヨーグルト食べて チョコレート食べる 「お?なんかチョコレート効いたな。少し渦が小さくなった。」 今なら掴めそうと思った私は その黒い渦を掴んで外に放り投げた そしたら少し胸が軽くなったけど すぐにまた大きくなった 「…うーんどうやったらこれなくなるんだろ」 考えれば考えるほど大きくなるし重くなる 息も

    • ミステリと言う勿れ、にすっかり夢中

      コロナの影響でいろんな楽しみをできなくなってる最近 小さな「好き」をたくさん集めて楽しもうと思っている その中で マンガが好きで、アプリでも読んでる 集めているものもある ネットで試読して好きな新しい単行本を買う ということが最近増えている もともとマンガを何度も繰り返して読むので単行本でほしいタイプ その中で 田村由美先生の「ミステリと言う勿れ」  は私の心を鷲掴みにしてる 内容は事件解決へのミステリー …でもミステリーの内容はもちろんだけど 私にとってこのマンガの醍

      • きらい

        一度嫌になってしまうと とことん嫌になってしまう LINEの返信もしたくないし 電話にも出たくない その人の好きなものは嫌いになって その人の嫌いなものを好きになろうとする カラダが勝手にそうしてしまう そう 認めてはいけない でも きらい、なんだと思う どうしたらいいんだろう 誰に相談すればいいのだろう どこに吐き出せばいいんだろう そういう相手を、きらいになってしまった 鏡を見るとそこにいる 映っているのは きらいな人とよく似た 自分

        • 会いたい

          天国に会いたい人がたくさんいる 高校の時亡くなった大好きなおじいちゃん 寿命や病気で見送ったペット達 介護施設で働いてた時の利用者さん ちょっとしたことから知り合って離れてもずっと文通していたTさん 話したいこと相談したいことがたくさんあるよ 近くに行きたい…… ダメだ こんなこと考えちゃいけない まだ私には会いたくないだろう 来られてもきっと会ってくれないだろう 深呼吸して空を見上げた こんなことばかり考えてごめんなさい そっから見守っててね 逃げる勇気を 刃向かう

        もやもやの正体

          誕生日

          窓からの朝の明るさで目が覚めて 何時かな…とスマホの画面をつける 「あっ…今日あの人の誕生日だ…。元気にしているかな。」 なぜか昔から誕生日を覚えることが得意で そして忘れられなくて思い出してしまうことがある 初恋の人 元カレ ちょっと好きだった人 その人のお誕生日になると その人との思い出がよみがえる 甘酸っぱいのも辛いのも 「…お祝いの気持ちを送っちゃおうかな…」 なんて邪な気持ちや寂しさが湧き出ることもある もちろん相手から連絡が返ってくるとは限らないけど 今

          部屋には大きな窓 街が見渡せる高さに住んでいる私は ちょっぴり気取ってミルクティなんてのみながら 雨の日カーテンを全部開けて窓の前に座る 土砂降りの雨 雨の日はいろんなこと思い出す ゴロゴロゴロ 「あっかみなり」 不謹慎だけど雷が好き ぴかって光る空はストロボみたいだし 時々見える稲妻は龍みたいだし 地響きする雷鳴はバスドラムみたいだし ライブに行ってるみたいな気持ち 最近は行けないのがさみしいなあ 少し明るくなってきた もうやむかな そんな時まれに見れる虹をみて感動す

          SNS

          「削除…削除…この人は残そう…この人はブロックだな…」 『この人は非通知やミュートでいいんじゃない?見れるときだけ見れば』 「あ、このアプリは…アプリ自体消しちゃおうか」 『そうだね、このスマホにもこの身体にも負担かかってそうだし』 *** 今じゃなにかしらSNSを使っていないと時の流れについていけない テレビの情報だけじゃ知りたいことは知れない リアルにいる友人、家族、知人 インターネット上でしか知らない人 好きなアーティストや企業の公式の情報… SNSでフォローして

          どこ?

          変だなあ 来ないなあ 最近はパパとママとしかずっと過ごしてないな あの…パパとママの好きな人 僕も好きな人 ガラスからいっぱいのニンゲンが見える箱にいた僕を パパとママが大事に抱いて今のお家につれてきてくれた 僕に家族ができたんだってわかった 最初は怖かったけど、今じゃもう僕が1番えらいんだいっ パパとママは僕をとっても愛してくれてるのわかるもんっ 家族はパパとママだけだと思っていたら 時々遊びに来るあの人はパパとママくらい…いや以上か? 僕をかわいがってくれるんだ き

          蛇の噂

          土から出てきた全長1.5mある蛇は 桜の幹へと引っ越しを考えていた そこには自分がすっぽり入るくらいの穴が開いていて あまりニンゲンから気づかれにくくて最適そうだ ただ問題は移動するときだ ニンゲンに見つかっては捕らえられてしまうかもしれない 身体に【毒蛇ではありません】てニンゲン語で書きたい… いやそれだけじゃダメだろうけど 今までいた土の場所は花が植えられるので引っ越しせざるをえない状況 ニンゲンの目が気になる なぜならイジメられた仲間の噂を聞いたからだ 噂話は自分

          ポックル

          「ポックル、おはよう」 僕のご主人さまは毎朝カーテンを開けるとき、声をかけて撫でてくれる それが僕の1日の始まりだ 今住んでいるところは朝陽が入る陽当たりのいい窓があるところ 最初は手のひらに乗るくらいの大きさだった僕は今じゃご主人さまくらいある ご主人さまの旦那さまは、俗にいう「転勤族」で今の家は6つ目のお家だ だから今回の引っ越しも慣れっこだった でもご主人さまは毎回毎回 「ポックル大丈夫かな?もう引っ越すの慣れたかな?新しいとこで馴染めるかな?ちゃんとまた元気

          生まれ変わったら

          樹になりたい 「生まれ変わったら何になりたい?」という会話になると いつもそう答える 私にとって今の世の中は生きづらい マウンティングなんて言葉を考えた奴は誰だ 常に目には見えない争いみたいのが繰り広げられていて 普通でなければ「かわいそう」で 明るく見せれば「悩みなんてないでしょ?」 「それ以上の幸せ望むのは贅沢」なんて幸せのものさしなんて人それぞれだ 羨んで、妬んで、逆に優越感に浸って、 勝手に勝った気がしたり負けた気がしたり… ニンゲンて疲れる 山奥にひっそりと佇む

          生まれ変わったら