おいかわ3

YouTubeに釣り動画を投稿しています。主に渓流釣りです。フォローしてくれれば、基本的にフォロバします。noteの記事は、釣り、哲学、歴史、科学、芸術などです。Amazonアソシエイトに参加者しています。

おいかわ3

YouTubeに釣り動画を投稿しています。主に渓流釣りです。フォローしてくれれば、基本的にフォロバします。noteの記事は、釣り、哲学、歴史、科学、芸術などです。Amazonアソシエイトに参加者しています。

    マガジン

    最近の記事

    タロットカードの「魔術師」

    【魔術師】   愚者と魔術師は、同一人物とされています。愚者は、純粋無垢な状態でした。そのため、まだ何者でもありません。愚者は、手付かずの楽園にいました。魔術師は、愚者がその楽園のから出てきた最初の姿です。魔術師のカードでは、ようやく旅への準備が整い、新しい世界の扉が開かれています。1という数字は、これから新しいことを始める最初のカードです。ゼロは、世界の全体性を象徴していました。それは、まだ何も表現されていません。数字のカードから、始めて世界は展開されます。   【商人

    スキ
    19
      • タロットカードの「愚者」

        【ゼロ】    愚者のカードが示す番号はゼロです。ゼロとは、初めから何もないことではありません。それは、始めであり終わりです。ゼロには、全ての数字が含まれています。それは、減りもしなければ、増えもしません。1から21までの数字のカードは、連続性の中にあります。しかし、ゼロには連続性がありません。ゼロによって、一連の流れが中断されています。   【原点回帰】    ゼロは、原点に戻ることです。愚者は、左に向かって歩いています。タロットカードでは、左側が過去です。左に向かう

        スキ
        19
        • ニーチェの「ディオニュソス」

          【ディオニュソス】   ニーチェは、無神論ではありません。古代ギリシャの神ディオニュソスを崇拝していました。ディオニソスとは、従来の価値観を破壊するニーチェ哲学のシンボルです。ギリシャ神話では、酒と舞踏の神として知られています。ディオニソスは、道徳的な神ではありません。凝固停滞しない自然の生成そのものです。自然の総体的性格や自由自在な運動を表現しています。ディオニソスは、自然の根底に流れる永遠の音楽のようなものです。その音楽には、始めと終わりがありません。 【演劇の神】

          スキ
          33
          • ニーチェの「超人」

            【超人】    ニーチェは、全ての生成の過程が、永遠に同じ順序で繰り返されていると考えました。それを「永劫回帰」と言います。超人とは、その永遠回帰の教師であり、その告知者です。人並外れた人間という意味ではありません。永劫回帰によれば、この世界は、完成されるべき状態を持っていません。始めも終わりもなく、永遠の繰り返しがあるだけです。そこには、別の在り方は存在しません。永遠回帰とは、実に重い思想です。超人とは、その事実を受け止めて、伝える者です。  【運命愛】    永劫回

            スキ
            30

          マガジン

          マガジンをすべて見る すべて見る
          • タロットカード
            おいかわ3
          • ニーチェ哲学
            おいかわ3
          • 現代哲学
            おいかわ3
          • ツキノワグマ研究
            おいかわ3
          • 仏教
            おいかわ3
          • 淡水魚
            おいかわ3

          記事

          記事をすべて見る すべて見る

            ニーチェの「権力への意志」

            【権力への意志】    ニーチェは、世界の生成を「権力への意志」という哲学用語で、説明しました。権力への意志は、全ての生起に内在しています。それは、ただ一つだけの創造的な力です。その力が世界の「運命」を決めています。権力への意志には、始めと終わりがありません。それは、常に在ったし、これからもあり続けるものです。そのため、権力への意志には、目的や起源がありません。 権力への意志は、個別具体的な存在ではなく、存在全体の根本的な性格です。   【エネルギー】    権力への意

            スキ
            17

            ニーチェの「永劫回帰」

            【永劫回帰】    永劫回帰は、ニーチェ哲学の中核となるものです。それが、全ての大前提となる思想でした。永劫回帰とは、全てのものが生成し、永遠の円環運動を営むことです。その生成の全過程は、まったく同じ順序に従って回帰します。そもそも、この世界には、始めと終わりがありません。ただあるのは、永遠の繰り返しだけです。世界が生成し終えて、無という完成された状態にはなりません。もし、そのような状態があるなら、それは、すでに達成されているからです。また、何もないところから、突然何かが生

            スキ
            27

            レヴィ•ストロースの「プリコラージュ」

            【プリコラージュ】    レヴィ•ストロースは、未開人の思考を「野生の思考」と名付けました。その野生の思考を「プリコラージュ」によるモノ作りに例えました。プリコラージュとは、未開人の日曜大工的な器用仕事のことです。それは、未開社会の特徴的な思考方法でした。プリコラージュの語源は「ごまかす」や「つくろう」です。未開人は、あり合わせの素材を寄せ集めて、当面の生活に必要な道具を作っていました。それは、現代の工業製品のような設計図のある量産的なものではありません。  プリコラージ

            スキ
            16

            デリタの「エクリチュール」

            【エクリチュール】    ジャック•デリタは、音声言語と区別するために「エクリチュール」という哲学用語を提唱しました。エクリチュール「書字」とは、「書き言葉」のことです。それは、かつては話し言葉「音声」の写しであり、補助手段にすぎないとされてきました。話し言葉は「パロール」とも言います。パロールが安定的に存続するためには、エクリチュールに頼らざるえません。エクリチュールという新たな記号概念は、これまで西洋で軽んじられてきた書き言葉の存在意義を復権させました。   【主体と

            スキ
            20

            デリタの「脱構築」

            【脱構築】    脱構築とは、フランスの哲学者ジャック•デリタの哲学用語です。それは、形而上学を批判するために使われるようになりました。形而上学では、現実を正しく言い当てようとします。形而上学とは、西洋の哲学とだいたい同じ意味です。人間には、世界「根源」言い当てたいという要求があります。これまでの西洋哲学では、世界は言葉によって言い表すことが出来るものだとされてきました。それを同一性といいます。   【同一性】   そもそも、世界には、始原や終局がありません。それは、静

            スキ
            18

            ジャック•デリタの「差延」

            【差延】   差延は、フランスの哲学者ジャック•デリタの哲学用語です。それは、意味の決定不可能性を強調するために作られました。差延とは「異なる」+「延期する」の合成語です。それまでの西洋思想は、変化するものの中に「同一性」を求めてきました。同一性とは、世界を正しく言い当てようとすることです。変化するものの中にあって同一性をもとめる思想を「形而上学」と言います。形而上学は、哲学とだいたい同じ意味です。   西洋哲学では、世界は言葉で言い表すことが出来るものだと考えられてきま

            スキ
            17

            ソシュールの「ラング」と「パロール」

            【ラング】    ラングとは、文化に内在する「言語習慣の体系」のことです。それは、各要素間の差異関係によって成立しています。ラングは、我々と世界を媒介する関係の網の目です。我々が見ている世界は、ラングによって分節化されています。もし、文節化されていなければ、世界は意味を持ちません。人々は、ラングに基づいて世界を解釈してきました。それは、文化現象の基本原理として働いています。  【社会的なもの】  ラングは、社会に内在しています。人々が、会話をすることが出来るのは、ラング

            スキ
            22

            ソシュールの「シニフィエ」と「シニフィアン」

            【シニフィエとシニフィアン】   ソシュールは、言語をシーニュ「記号」と名付けました。シーニュは、「シニフィエ」と「シニフィアン」が結合したものです。シニフィエは「所記」、シニフィアンは「能記」とも言います。シニフィエとは、心の中にある意味内容のことです。人間は、意味を伝えようとします。それを伝える時、実際に使われるのが文字や音声です。それらの表現方法は、シニフィアンと呼ばれています。シニフィアンは、それ自体では、意味を持ちません。シニフィエと結合することによって、はじめて

            スキ
            15

            レヴィ•ストロースの「構造主義」

            【構造主義】   構造主義とは、20世紀の認識論的革命です。それは、西洋中心主義的な思考からの解放でした。構造主義は、思想というより、新しい認識の方法です。それは、独創的な発想と言うより、古くからある思想の流れの延長上にあります。構造主義は、科学であって哲学ではありません。それは、文明を解読するメガネのようなものです。構造主義は、社会の諸要素の中に隠された共通の関係性を明るみに出しました。それまで、西洋哲学が基盤にしていたのは、ある特定の解釈です。しかし、構造主義では、特定

            スキ
            33

            レヴィ•ストロースの「野生の思考」

            【野生の思考】    レヴィ•ストロースは、未開人の野生状態の思考を「野生の思考」と名付けました。野生の思考には、具体と抽象が分離していません。未開人は、数少ない言葉を組み合わせて、世界をたくみに表現しています。使われている言葉は、具体的な身近にある植物や動物などです。未開人は、数学などで使われるような抽象的な記号は使いません。具体的な記号を用って巧みに世界を表現します。   【具体的な世界】   未開人は、具体的な世界に生きています。人間とは、いつの時代も常に世界を表

            スキ
            30

            ツキノワグマと食べ物の関係

            【大食漢】   すべての動物にとって食物は重要です。動物は、一生の大部分を食物を探すことに費やしています。その行動は、食物によって規制されていると言ってよいかもしれません。何を食べるかによって、どう生活するかが変わるからです。それは、ツキノワグマも例外ではありません。ツキノワグマは、日本の野生動物の中では、比較的大きな動物です。そのため、大量に食べる必要があります。身体の割合に対しても、かなりの大食漢です。大量に食べたあとは、その場で休みます。 【草食性】  ツキノワグ

            スキ
            18

            レヴィ•ストロースの科学的思考の批判

            【科学的思考】    西洋社会の根底にあったのが「資本主義」や「キリスト教」です。それらが、西洋中心主義的な思考を生みます。レヴィ•ストロースは、西洋中心主義的な思考に批判的でした。西洋中心的な思考の一つが「科学的思考」です。 西洋人は、科学的思考をしています。それは、飼いならされた思考です。科学的思考は、文明社会を支える土台となっています。もはや文明社会が、それなくしては、社会を維持することが出来きないからです。   【文明社会】    科学的思考が生まれた理由は、人

            スキ
            40