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「擬似パーフェクト設定」でまだ戦える👊!発売から2年以上経った、ソニーWF-1000XM3を素人目線でレビュー【23/4/16修正】

ᖳᖰはじめに

皆さんご機嫌よう☺️。

本記事は筆者がnoteを始めて1ヶ月も経たないくらいの頃に執筆したものです。

先日ダッシュボードを調べたら、何故か本記事のPV数がトップになっていて驚きました😳。

…何故なんでしょうね🤔?『擬似パーフェクト設定』というワードがキャッチーだったからかな🤔?

というわけで、なんでなんだろうなぁと再び記事を読み直していたら、色々と改良の余地があると思い立ち、大幅に構成改良・加筆修正する事にしました。

(23/4/16加筆)
…のですが、本記事は製品レビューとパーフェクト設定のニコイチ構成で、本題に入るのが遅く読みづらいと感じたため、パーフェクト設定のみ切り出し、リライトしたものを昨日投稿しました😃。答えを早く知りたい方はこちらをどうぞ👇!

~今回の流れ~

ᖳᖰ購入のきっかけ

ᖳᖰWF-1000XM3の仕様

ᖳᖰWF-1000XM3の音質

ᖳᖰ『擬似パーフェクト設定』とは?(大幅加筆修正)

ᖳᖰまとめ

こんな方々のお役に立てれば、という思いで再構成しました。

・コスパの良いワイヤレスイヤホンを検討中の方

・擬似パーフェクト設定とは何かを知りたい方

・既に本機を所持しているが、眠らせてしまっている方

発売から3年以上経った完全に旧式機のレビューではありますが、よろしければお付き合いください🙇‍♀️。


ᖳᖰ購入のきっかけ

去年の2月にiPhone 12を購入し、それとほぼ同じタイミングでAirpods Proを購入しました。

それは有線イヤホンを変換ケーブル経由で繋ぐのが煩わしくなったためですが、Airpods Proには難点がありました。

製品の使いやすさには満足していたのですが、いかんせん連続再生時間が4.5時間と短い。

クイックチャージですぐにまた使える様にはなるのですが、そのクイックチャージの時間が惜しい。

サブでもう一つ欲しいなぁと思ったのが購入のきっかけです。そのころは国産メーカーだからソニーでいいかなと適当に選んだ感じでした😅。そして昨年の5月に購入するに至りました。

その後間も無く後継機のWF-1000XM4が発売され、下調べをしないうちに購入してしまったことを少し後悔しましたが、結果としては正解だったと個人的に思います。

安かった(購入当時2万円)し、アプリのイコライザー設定をカスタマイズすれば色々楽しめますからね。


ᖳᖰWF-1000XM3の仕様

本記事を書き直すにあたり、改めて本機の事を色々と調べました。

ᖳᖰ同梱物

箱を捨てたと思ったら、あったので押し入れから引っ張り出してきて撮影した😅。

付属品

✅USBケーブル:USB Type-C™ ケーブル (約20cm)

✅保証書

✅取扱説明書

✅イヤーピース2種・3サイズずつ

イヤーピースはハイブリッドイヤーピースロング(SS・S・M・L)、トリプルコンフォートイヤーピース(S・M・L)の2種類が付属。

ハイブリッドイヤーピースが痒くなって苦手なら、トリプルコンフォートイヤーピースに替える事が出来るので、新たにイヤーピースを買い足す必要がないのは地味に嬉しいですね。


ᖳᖰ製品仕様

ヘッドホン部

✅型式:密閉, ダイナミック

✅ドライバーユニット:6mm ドーム型(CCAWボイスコイル採用)

✅マグネット:ネオジウム

✅質量 :約8.5 g×2

ヘッドホン部(その他)

✅電源:DC3.7V : 内蔵充電式リチウムイオン電池

✅充電時間:約1.5時間

✅充電方法:USB充電(ケース使用)

✅電池持続時間(連続音声再生時間):最大6時間(NC ON)/最大8時間(NC OFF)

✅電池持続時間(連続通話時間):最大4時間(NC ON)/最大4.5時間(NC OFF)

✅電池持続時間(待受時間):最大9時間(NC ON)/最大15時間(NC OFF)

マイクロホン部

✅型式:エレクトレットコンデンサー型

✅指向特性:全指向性

✅有効周波数帯域:50 Hz-8,000 Hz

Bluetooth

✅通信方式:Bluetooth標準規格 Ver.5.0

✅出力:Bluetooth標準規格 Power Class 1

✅最大通信距離:見通し距離 約10m

✅使用周波数帯域:2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz)

✅対応Bluetoothプロファイル:A2DP, AVRCP, HFP, HSP

✅対応コーデック :SBC, AAC

✅対応コンテンツ保護:SCMS-T

✅伝送帯域(A2DP):20Hz - 20,000Hz(44.1kHzサンプリング時)

本機の連続再生時間はノイズキャンセリングONで6時間、OFFで8時間と発売から3年経った今でも十分に実用的なもの。

ただし、高音質モードの『DSEE HX』(専用アプリで選択可)時は、体感1.5時間程度の連続再生時間となります。なので、DSEE HXはここぞという局面で使用するのがベターかも。

Bluetoothのコーデックは、SBCとAACに対応しております。LDACには対応しておりませんのでご注意を⚠️。


ᖳᖰ製品情報

✅「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1e」搭載

✅完全ワイヤレスで初搭載。高精細にノイズを集音する「デュアルノイズセンサーテクノロジー」

✅高い装着性と安定性

✅周囲の音を取り込みながら音楽を楽しむことができる外音取り込み機能も搭載

✅ DSEE HX搭載で、完全ワイヤレスでもハイレゾ級の高音質を楽しめる

✅ 「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1e」に内蔵のDACとアンプにより完全ワイヤレスでも高音質を楽しめる

✅ 360 Reality Audio認定モデル

本製品の独自の機能の一つが「DSEE HX」というもので、圧縮音源の高音域を補完しハイレゾ相当にアップスケーリングする機能。

また、ソニー版の空間オーディオ(という言い方は失礼かもしれないが💦)に相当する「360 Reality Audio(以下360RA)」認定モデルでもあります。

360RA対応曲はDeezerやAmazon musicなどのアプリで聴くことができます。機会があれば是非とも聞いてみてください。


ᖳᖰWF-1000XM3の使用感

こちらでは使用した印象をご紹介。

ᖳᖰ外見

無駄の無い洗練されたデザイン。
ケースのフタ部分は、質感が高く感じる。

ᖳᖰサイズ感

AirPods Proとの比較。

イヤホン、ケース共にAirPods Proより大きい印象です。特にケースが大きく、ポケット等に入れづらいかもしれません。


ᖳᖰ使用感(装着感や触り心地)

人間工学が基づき、耳の3点で支える「エルゴノミック・トライホールド・ストラクチャー」が採用されております。

また、耳介に接する部分にハイフリクション・ラバー・サーフェース(上画像の赤く塗り潰した部分)が採用されていて、摩擦が高く外れにくくなっております。

実際に装着したところの安定性は、激しい運動をしない限りは十分なレベルに感じました。個人的な話になりますが、筆者は当初合わなくて耳が痛くなりました😅。慣れるにつれ大丈夫になりましたが。

触り心地は、如何にもプラスチックといった感じで、特筆すべきものは感じませんでした。


ᖳᖰ操作感(操作方法や操作した印象)

操作はイヤホン本体側面にある円形のタッチパネル(上画像の赤矢印部分)で行います。

デフォルトだと左のタッチパネルがノイキャン・アンビエントサウンド・外音コントロールオフ(各1回ずつタッチで変更)、右が再生開始・停止(各1回ずつ)・曲送り(2回タッチ)・曲戻し(3回タッチ)となっています。

この役割の変更を専用アプリで行うことが可能です。しかし、それほどカスタマイズに自由度があるわけではないので過度な期待は禁物です。

ちなみに最近のアップデートでアプリがダークモードに対応するようになった。

タッチから反応までラグが体感0.5秒程あるイメージで、これはほんの少しストレスですね。


ᖳᖰWF-1000XM3の音質

本機で試聴するにあたり、まず筆者の試聴した環境や好みの音質傾向などを記しておきます。

~試聴環境~

✅アプリ:Apple Music

✅アプリのイコライザー:(Apple Music、ソニーHeadphones共に)オフ

✅音量:50%

✅ノイズキャンセリング:ON

✅DSEE HX:オフ

~筆者の好みの音質傾向~

✅弱ドンシャリ傾向(低音がドン!と強く、高音がシャリ!と派手に、若しくはやや刺さり気味に聞こえる音質をドンシャリなどと表現する)


ᖳᖰ音質

⏬試聴した楽曲

筆者の好きな曲で試聴。本記事を書き直すにあたり、久々に試聴した印象を書いていきます。

イコライザーOFFの素のサウンドは、低音がやや強く、その分中音~高音域が隠れてしまっている印象。Adoのハスキーな歌声がベールに包まれてしまっているように聴こえますね💦。

また、これは3年前のものなので仕方ないですが、接続がプツプツ途切れやすいですね…。専用アプリで音質モードは「接続優先」にする事をおすすめします。

と、音質について厳しい書き方をしてしまいましたが、本機は専用アプリのイコライザー調整次第でかなり大化けします。筆者好みのカスタムや『擬似パーフェクト設定』につきましては後述致します。


ᖳᖰノイズキャンセリング、外音取り込み

ノイズキャンセリング性能は、Airpods Proに比べると弱いです。しかしそれは音声を再生していない時の場合で、音声を再生すると周辺の音をほとんどシャットアウトしてくれるほどに強力に効いてくれます。

近くで誰かが喋っていても気づかないレベルです。ただしもちろんの事こと、屋外での使用は周辺の状況を見て、アンビエントサウンド(外音取り込みモード)にする事(または本機を外す)を強くお勧めします。

外音取り込み性能は、こもりがちで定位感をあまり感じさせない聴こえ方をしますが、実用レベルに達していると思います。

独自の機能として「クイックアテンションモード」というものがありまして、左側のタッチパネルを長押ししたままにすると、音量を下げて周辺の音が聞きやすい状態になります。指を離せばモードが解除されます。これは地味に便利な機能ですね。


ᖳᖰ「擬似パーフェクト設定」とは?

そもそもパーフェクト設定とは何なのか?という話なので、調べて見る事にしました。

ᖳᖰパーフェクト設定とは?

どうやら、2004年頃よりiTunes(現Musicアプリ)のイコライザー設定で、"完璧すぎる最強の調整"として人気だったものが『パーフェクト』と呼ばれるようになったそうです。

こちらがどんな音楽にも合い完璧とされる『パーフェクト』と呼ばれる調整。

そしてその、『パーフェクト』を知るきっかけになった動画がこちらになります。

シンガーソングライターのオーノキヨフミ氏の動画なのですが、「どうやらこれでより音楽が楽しめるようになるっぽいぞ」と感じ、専用アプリでイコライザーをいじって試してみたところ、明らかに以前よりパワーアップした音質で音楽を楽しめるようになりました。


ᖳᖰ『擬似パーフェクト設定』のレシピ

とは言え、Apple Musicのイコライザー設定程、ソニーの専用アプリのイコライザー設定は細部まで調整できるわけではありません。

しかし、それに近づける事はできる。という意味で筆者は『擬似パーフェクト設定』と呼ばせてもらっているわけです。

こちらでは、オーノキヨフミ氏の動画で紹介されたどんな音楽にも合う『パーフェクトカスタム』と、筆者好みの『擬似パーフェクト設定』をご紹介致します。

⏬『パーフェクトカスタム』のレシピ

400:+3、1k:+2、2.5k:+3、6.3k:+5、15.6k:+3、CLEAR BASS:+5

そして、『パーフェクトカスタム』を元に、より各部を先鋭的にした設定が筆者の『擬似パーフェクト設定』となります。

以下の設定は上記の『パーフェクトカスタム』に比べどんな音楽にも合うわけではありませんが、近年の低音強めの楽曲との相性が良いように感じ使用しているものです。

⏬『擬似パーフェクト設定』はこちら

400:+5、1k:+3、2.5k:+5、6.3k:+8、15.6k:+3、CLEAR BASS:+6

以上2つの設定は、ヘッドホンのWH-1000M4、5や、イヤホンのWF-1000M4にも応用できる設定だと思いますので、お持ちの方は是非お試しを‼️世界が変わるかも⁉️


ᖳᖰまとめ

ᖳᖰ音質まとめᖳᖰ

✅(イコライザーOFF時)低音やや強め、その分中音~高音域がベールに包まれた印象。

✅(パーフェクトカスタム設定時)低音のアタック感はそのままに、中音~高音域のベールが取り払われ、クリアな聴こえ方に。文字通りどんな音楽にも合うと言って過言ではない設定。

✅(擬似パーフェクト設定時)パーフェクトカスタムより、各音がより強く聴こえるようになる。低音強めの楽曲に合うが、中音~高音域が強い楽曲ではシャリついて聴こえるので、人を選ぶ設定かも🤔。

ᖳᖰ向いている楽曲ᖳᖰ

✅アニソン、j-pop、KーPOP、ヒップホップ、EDMなど。『パーフェクトカスタム』を設定すればどんな音楽でも。

ᖳᖰ向いてない楽曲(強いて言うなら)ᖳᖰ

✅クラシック(低音のブーミーな感じが邪魔をするかも)

ᖳᖰこんな方にオススメ‼️ᖳᖰ

✅ワイヤレスイヤホンに2万以上のお金をかけたくない方

✅2万円以下のリーズナブルなイヤホンを買いたいが、どれがコスパが高いモノなのか分からない方

✅安物買いの銭失いをしたくない方

✅イコライザー調整をして好みの音楽を好みの音質で聴きたい方

ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンというのは、バッテリー寿命の関係上、どんなに音質がよかろうと持って精々3年前後の命です。

しかし、最新のハイエンドモデルはどのメーカーも2万円台後半、高いと3万円台後半の価格となり決して安くありません。

ならば消耗品と割り切って、旧式のハイエンド機を購入し、寿命まで使うのが賢い楽しみ方と言えるかもしれません。

3年前の機種故、最新機に劣る部分はありますが、調整次第でまだまだイけるコスパの高い本機を、筆者は強くオススメします‼️


ᖳᖰ最後に

如何でしたでしょうか?

本記事が「出来るだけお金をかけたくないけど、音質もある程度追求したいんだよな…」という方々のお役に立てたのなら、幸いでございます。

最後まで辛抱強く読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️。

それでは、今日はこの辺で🤗。

また会いましょうᖳᖰ。


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