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薬物依存

薬物依存は本当に恐ろしい。よく幻覚を見るなんて話を耳にするが、その幻覚が半端ではないのだ。経験がない人がほとんどだと思うが、ドラマや映画で見たことがある人もいるのではないかと思う。誰かに追われているという強迫観念から暴れまわったり、どこかに隠れてしまう人、自分の腕に虫が入ってくる幻覚を見て刃物で腕を掘るように傷つけるもの、そんなところが映画やドラマのシーンに使われる事が多いであろう。しかしそれだけではない。小人を見る人は結構多い。小人が集団で襲い掛かってくる幻覚や、小人と仲良くなって遊んでいる幻覚など人によってさまざまだ。

私も色々な幻覚を見たことがあるが、やはり誰かに狙われてそれから逃げるという強迫観念にかられることが多かった。実際には誰かがいるわけでもなく、もちろん狙われてもいないのだが、押し入れの中に隠れてみたり、天井の点検口に上って隠れてみたりと、普通の人が見たら笑ってしまうような行動をするのだ。薬物全般に言える事だが、やればやるほど効き目は薄くなっていき効果時間も少なくなっていく。効果がなくなればまた薬物を食ってしまうのでどんどん依存度は高くなっていく。

私の友人は小人に追われていると言って必死に逃げ回っていた。本人はもちろん真剣なのだが、周りで見ているとやはり可笑しくて笑ってしまう。幻覚というとやはりコカインや覚せい剤を思い浮かべると思うが、大麻の幻覚症状も面白い。個人差はかなりあると思うのだが、私はマリファナを吸うと笑いが止まらなくなってしまい行動がすごく遅くなるようだ。皆、自分の状態は薬が効いているときは分からないため、後になって人に聞かされることがほとんどである。コカインをやっているときはとにかくSEXが最高に気持ちがいい。今ではMDMAが主流になっているが、コカインでのSEXも癖になる良さがある。辛い症状としては音に敏感になる、幻聴が聞こえる、幻覚を見る、周りの人間が全て自分を狙っているような被害妄想にかられる。等々色々な症状が人それぞれあるのだ。

薬物中毒者には抗うつ薬を好む人もいる。大量の抗うつ薬をアルコールで飲むと気分がハイになれるのだ。私は今うつ病と闘っている、抗うつ薬や、睡眠薬を決められた量だけ飲んでいる。辛くなってしまうとついつい薬の過剰摂取(OD)をしてしまう。ODはよくないと思いつつも辛さから逃げるために薬に頼りすぎてしまう。ODをするときには普通に水で飲む。アルコールで飲むことはしない。それをしてしまったら、また薬物中毒者に戻ってしまう気がするからだ。もし今また薬物中毒になってしまったら昔のツテを頼って薬物を買ってしまうだろう。今それをやってしまったら本当に人間として駄目になってただの廃人になってしまうだろう。

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