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メンタル改善の基礎

だいぶ遅れましたが、皆さんあけましておめでとうございます!
そして今年もどうぞよろしくお願いします。

去年はさまざまな生活改善に取り組んだ結果、大変有意義な年となりました、それに皆さんのイイねやフォローもとても力強い支えになりました。本当に大変感謝しております。


さて、今回は自分のメンタル改善の実体験から、メンタルの改善にはまずこれをしとかないと他に何をやっても効果がでないかもよというお話です。
今回も実体験メインなので主観が多く入ってると思いますが、それぞれ科学的根拠も出てる事なので、的外れな事は言ってない自信はあります。



先に結論を言ってしまうと、ネット断食と座り過ぎの脱却をしていないと、どんな事を試してもメンタル改善の効果はでないかもしれないという話です。


去年はネット断食や運動、食事改善などの効果が劇的過ぎて生活習慣改善系の記事ばっかり書いていました。ですが今年はよりメンタル改善にフォーカスした記事を書いていこうと思います、なぜかというと自分のような根本的に生きずらさを抱えた人間にはマインドフルネス等の心理的なワークも超重要だなと再認識したのです


去年は幅広いライフスタイルの改善をしてメンタルは格段に改善し、心療内科の通院も無事終了しました。しかし、やっぱりネット中毒で引きこもりだった時代の後遺症も正直まだ残っていましたし、機能不全家族で育った事による生きづらさもまだあります。


なんというか過去のさまざまなトラウマがまだ影響を及ぼしているようなんです。たぶん複雑性のPTSDというやつでしょう。もしくはそこまではいかない心のしこりといったものでしょうか。


いろいろ生活改善をして、どんなに条件を整えても情緒不安定になる時が周期的にありました(頻度と強度は格段に減りましたが)。そこで去年の終わり頃からエクスプレッシブ・ライティングをしたところ結構効果がありました。

さらにエクスプレッシブライティングをしているとマインドフルネスもやりやすくなる事を発見し、一時スランプに陥っていたマインドフルネスにも再び取り組みました。また、今おそらくEDMRと並んでトラウマ治療の最前線だと思われるソマティック・エクスペリエンシングというのも本を買ってやってみたところ、かなり良い感じでした(ちなみにこの心理療法はマインドフルネスとかなり親和性が高いと感じた)。いままで麻痺していた身体と感情が再びよみがえってくる感じで、さらに鏡で顔を見たところ顔つきも少し和らいで昔の元気だった頃の顔というか表情?になっていて驚きました。


で、それらの心理療法は改めて詳しく新しいnoteに書いていこうと思うのですが、今回はその前にそれ以前の話、つまりいろいろな心理療法を試す以前にやるべき事があるんじゃないかというのを伝えたいです。


もう上のほうでも言ったんですが、さまざまな心理療法をやる前、あるいは、やると同時に最低限の生活習慣の改善はしとかないといけないと思うのです。またその話かよ!と思われるかもしれませんが、それを抜きに心理療法をいくらやっても効果がないどころか下手をするとより悪化する危険性もあると自分は思います。


この根拠は自分の体験から来ているので完璧な科学的根拠があるとはいえないのですが、とある有名な精神科医の方も生活が乱れすぎている人は治りずらいという趣旨の話をしていたのでおそらく間違っていないと思います。


また、自分の実体験でいえば、ネット中毒で座り過ぎ&運動不足の生活をしていた時は本当に何をしても効きませんでした。メンタルの調子が超絶悪かったので結構ありとあらゆる事を試しました。

短時間で高強度の運動、マインドフルネス瞑想、ちょっとした心理療法、ハーブ、また個人輸入業者から海外の薬やサプリも取り寄せた事もありましたし、心療内科にも通い薬も飲んでいましたが、生活習慣改善をする以前はそれらはほとんど効果があがらなかったのです

語弊がないように補足すると上記のものが全て無意味と言っているのでは全くありません。正しい生活をして正しい文脈で上記のものを行えば効果はあったでしょう。実際生活改善をしてからは上記のものもウソみたいに効果が出るようになりました。

サプリもハーブも効くようになりましたし、心療内科通いも実を結び徐々に薬の量も減らしてから無事通院を終了できました。高強度の運動も軽い運動とバランスよく行う事で心身ともにとても元気になりました。またマインドフルネス瞑想もコツを再発見しスランプも脱しメンタルがすごい楽になった実感があります。

そしてこれだけさまざまな効果が出る基礎を作ったのがやはり生活習慣の改善だったと確信しています。自分の場合なんですが特に効果が大きかったのはネット断食と座り過ぎの脱却&軽い運動でした。詳しくはよろしければ以下の記事を御覧ください。

ネット断食についてのnote↓↓


★座り過ぎ脱却&軽い運動についてのnote↓↓

この他にも食事や栄養、睡眠も大事です、大事なんですが特にメンタルを病んでいる人においてはネットの視過ぎは致命傷になりうるという事。そして同じく座り過ぎ&動かなさすぎも大変悪影響が大きいという事は科学的根拠もありますし、実体験からもまったくそうでしたので特に気をつけて欲しいです

まずはこの2つに気をつけて脱却するというのがめちゃくちゃ大事だと個人的に思います。ただ人によっては他にも依存薬物やアルコール、カフェイン、甘いモノの過剰摂取、ポルノ依存等のリスクもあるかもしれませんので、そういったものにも気を付けたほうがいいかもしれません。

そうやって悪い習慣を脱して良い習慣に置き換えていくと、自然にメンタルも安定しレジリエンス(回復力・復元力)も高まってきます。そしてその上でマインドフルネス等の心理療法をするといい結果に繋がると個人的には思います。

あんまりにも精神が乱れているとマインドフルネスなんてとてもじゃないですが出来ませんし、やったとしても自分の感情に圧倒されっぱなしになると思います(自分はそうでした)。また個人的に思うんですが、心療内科やカウンセラーの所にいっても情緒不安定すぎるとコミュニケーションも取れないですし、すごく過敏になってる&ネガティブ思考なのでかえって傷ついてしまう事もあると思うんですよ。

よく本とかにメンタルの改善には信頼できる人とのコミュニケーションが大事と書いてます、それはホントにその通りだと思うんですが。本当の情緒不安定で精神が地獄状態だと心を完全に閉ざしていますし、ネット依存や座り過ぎで脳が変質してしまっていたらもうコミュニケーションどころの話じゃなくなってる場合もあると経験上思います。

なのでまずはネット断食や座り過ぎ脱却等の生活改善を出来る限りして、ある程度メンタルが安定してからマインドフルネスやカウンセリングなどの心理療法をするのが理想なんじゃないかと思うのです。

もちろんそうは言ってられない場面も多々あるとはおもいます、とてもつらくて心療内科で一刻もはやく薬が欲しいという場合も多いでしょう(自分もそうでした)。そういうケースはある程度仕方ないにしても最低限の生活改善というのはやはり大事だと思います。またそういうケースでも治療と並行して生活改善にも取り組むと早く回復できるんじゃないかと個人的に思います。

最後に今回の記事をまとめたいと思います。

今回のnoteをまとめ
・ネット中毒&座り過ぎの時は何をしても効かなかった。
・ネット中毒と座り過ぎを脱却してからいろんなものの効果が出始めた。
・メンタルの状態が悪い人はとにかく上記の生活改善をすべき。
・最低限の生活改善をしてから心理療法をやったほうがいい。

まあ結論はメンタルを病んでる人はともかくネット見過ぎや座り過ぎ等の悪習慣をやめましょうといういつもの主張に落ち着きます。また睡眠や食事・栄養等、他の生活習慣ももちろん大事ですのでお忘れなきように。

そしてさらに根本的な生きずらさや、さまざまなPTSDを抱えている人は、生活習慣を整えた上でマインドフルネスやソマティック・エクスペリエンシング、ヨーガ等を上手に行うのが効果的だと自分は考えていますが、それらについてはまたおいおい投稿していきたいと思いますのでお楽しみに。


今回も最後まで見ていただいてありがとうございました!


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