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アパレル販売員の転職活動@大手転職サイト編

35歳でアパレル販売員から一般事務職への転職を試みた話です。
2010年10月から2011年9月までの約一年間、ハローワーク求人サイトを利用し転職活動を行っていました。

今回は、大手就職・転職サイト利用した話。

過去数度の失職の度に利用してきましたが、全戦全敗です。
特に、ジョブチェンジ(職種替え)は面接にたどり着きもしませんでした。
未経験者OKは20代前半までなんでしょうね。

当時の私は34〜35歳。
30代中盤の独身一人暮らしがアパレルから一般事務職(未経験職種)への転職は無謀過ぎたと今ならわかります。

ネットで閲覧できる、ネットからエントリーできるという手軽さもあり、
募集1名の枠に200名の応募が集中する。
求人を出した企業側は人材を選び放題ですが、選ばれる方はたまったもんじゃありません。

資格や経歴がないと面接にたどり着かない

無資格・未経験者の私はどれだけ応募しても面接まで進んだことがない、
けど求人サイト側からは
1週間に何社以上は応募を出す必要があります!と急かされる。
求人掲載料の価格を維持するためには、一定数の応募者が必要、

つまり私たちはサイトを運営する会社の営業の一環として応募を強要される。
求人サイトは私たちの転職先を探しているわけではない。

それがよくわかったのが求人サイトの会社へ面談行った時です。
経歴の話をし、それを聞いていた営業さんが持ってきたのはアパレル会社の求人票。
いや、一般事務って言ったよね…
今私に勧められるのはこの企業ですと出された求人票の中に、

『5匹の狐』(会社名・仮)がありました。

求人票を見てフリーズする私に、
『「え?」と思われるかもしれませんが、前より待遇良くなってるんですよ〜』とは営業さん。

いや、こっちは数ヶ月前まで売り場に立ってるんですよ。
別店舗であっても同じフロアのお店のことは、
オフィスで一日求人票だけ見ているあなたよりよく知っている。

「5匹の狐」が働きやすい会社だとは思えない、
少なくとも私には合わない。

転職サイトの営業なんてこの程度か、と思いましたね。

あと転職サイトを1年間通して見ていると、求人を出ている会社を覚えちゃいます。
定期的に募集を出す会社は、離職率が高い会社なんだなとわかります。
そんな転職サイトの運営会社も年中営業の求人出してますしね。
結局は離職率高いんでしょうね。

釣り案件に振り回される

転職サイトを見ていて、この企業がいいなと思ってエントリーしたら、派遣会社だったことはありませんか?
言われるまま派遣会社に登録しても、サイトで見た企業の求人は締め切られていると言われ結局応募できずに終わる。

もちろん、派遣会社が全て悪いわけじゃない。
今だって派遣でお仕事してますし。
でも時間がなくて、焦っている時にそういうのが出てくると結局派遣会社に登録させたいだけかい!ってなります。

結論・無資格者の40歳前後は転職サイトで転職できない

35歳転職できない神話は崩れた!ってネット記事が出てますけど、あれ嘘ですよ。40,50代でも転職可能!というのも。
煽り記事で釣って登録者を増やそうとしてるだけ。

現実は私が35歳で転職活動をしていた10年前よりも厳しくなっているはずです。

結論・転職サイト・エージェント利用では転職できない


30代で転職活動した時にひっからず、40代で転職活動した時もダメでした。
大手転職サイトや転職エージェントに登録した!
という人の記事はよく見かけるけど、
大手転職サイトから就職できた!
という記事は見かけない、気がします。