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小学校の授業参観で学んだ【5つのコミュニケーション術】

先日、コロナ禍で中止されていた小学校の授業参観に数年ぶりに参加しました。

我が家には4人の子どもがいますが、今回行ったのは小学6年生の長男の授業参観。ここ数年は、学校行事も縮小されていたので私が小学校での様子を知る機会はほとんどありませんでした。

久しぶりの授業参観にワクワクしているママさんも、多いと思います。今回は、わたしが先週行った息子の授業参観で気付いた学びについて書きます。

●小学生の授業に感心!昔と全然違う

さて、6年生の授業参観は5時間目の「算数」。先生は黒板に3つの寿司ネタの絵を描いたパネルと貼り、「この卵、マグロ、エビは何通りの方法で食べられるかな?」と質問。子どもたちはそれぞれ机の上のiPadに数式と答えを書き込みます。やはり授業は進化しているなぁ〜と感心した私でした。

授業は盛り上がり、寿司ネタは次々と増えていきました。「では、5つの寿司ネタになったらどうだろう?難しくなってきたね」子どもたちは活発に手を上げ発言し、クラスの雰囲気はとてもいい感じ。我が子も積極的に手を挙げて照れながら自分の意見を発表していました。

●コミュニケーションの基本【5つの決め事】

その内、ふと教室の横に貼られている模造紙が目に止まり、わたしはそこから目が離せなくなります。そこにはこんな言葉が書かれていました。

『クラスの決め事』

①注意し合う
②マイルドな言葉を使う
③頭で考えてから発言する
④人によって差別した言葉を使わない
⑤人の悪いところより、いいところを見つける

息子のクラスの『5つの決め事』です。この5つを読んで、どう思いますか? 

わたしはこの5つの決め事は、とても優しくこども目線で、ものすごくいい!と感じました。この項目を気にしながら、人と関わっていけば歪み合いや憎しみのない、お互いに認め合い褒めて伸びる人間関係が構築できそう!

今、ユーチューブで流れてくる言葉や行動、攻撃的なアニメに影響を受けた子どもたちが何も考えずに人を傷つける言葉を言いがち。言った本人に悪気はなくても、一人の心無い発言がクラス全体を険悪な雰囲気にすることもあります。

●例えばこの5つを使えば……

この5つの決まり事を、頭に入れながらコミュニケーションを取れば、どうなるでしょうか。

まず、本当に言っていいかを④差別した言葉でないかを③頭で考えてから発言する。

そして、何か他人の発言や行動で感じることがあった時には②マイルドな言葉で①互いに注意し合う。

もし、人の悪いところばかりが目についてしまった時は⑤その人のいいところを見つける。

こうやって『目標』や『注意すること』ではなく、『クラスの決め事』として全員の共通認識を持たせていくことがクラス運営には大切だと感じました。

息子の担任の先生に、感謝です。家庭でも、この5つのコミュニケーション術を取り入れていきたいと思います。

皆さんも、授業参観がある時に教室を見渡してみてください。クラスの決め事に感動するかもしれません!

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世界中が愛と平和に包まれますように。



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