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あの頃の写真で思いを馳せる。いまひとたびのフランスの街へ⑤

小さなコンデジを片手に歩いた初めての海外旅行は6泊8日のフランス旅。
今回はその中でもより深く思い出に残ったと言っても過言ではない、5日目のお話です。

高校時代の友人が当時ブルターニュ地方のレンヌという街に住んでおり、フランスに来るならぜひ会おうと声をかけてくれました。 

彼女の住む部屋に1泊してモンサンミッシェルやレンヌの街を巡り、パリへ帰るというなんて贅沢な旅でしょう!!

その素敵な旅も、いま振り返るとよくもまぁ彼女と会うことができたなぁ…と関心するアナログな時代。地図アプリもなく、LINEもない、メールでやりとりするも携帯電話の充電もままならず連絡がなかなかできなかったりと、はらはらした記憶があります。

フランス北西部のブルターニュ地方にある港町であるサンマロ。
若い頃、私はフレンチテイストのアパレル会社に勤務していたのですが、サンマロやブルターニュといった地名がブランド名などに使用されていたのでこんな風に実際に行くことができたのは凄く感激的なことでした。
もっともっと下調べして行くべきだったな…と、ここでも思います。

そのサンマロ湾に浮かぶ小島がモンサンミッシェルです。

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TGVという高速鉄道に乗り、レンヌへと向かうこと約1時間50分。

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切符の買い方も5日目にしてようやく慣れてきました。

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なぜここでブレるのかよく分かりませんが(笑)私たちの乗るレンヌ行きの列車が表示されている掲示板です。

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列車内で微笑んでくれた女の子。お洋服の色合いや柄がフレンチテイストで可愛らしい!

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車内からの景色は徐々に田園風景へと…。

レンヌ駅で高校時代の友人と友人の彼が待っていてくれました。ここからはモンサンミッシェルまで車での移動です。公共交通機関ではなく、友人の彼の運転であのモンサンミッシェルまで行くことができるなんて凄くラッキーな私たち!

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おぉ!

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後部座席からあのモンサンミッシェルが見えてきました!

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むむ? 何やら観客らしき人たちが大勢います…

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この日はちょうどモンサンミッシェルマラソンの開催日でした。

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参道グランド・リュに並ぶレストランやお土産屋さんを眺めながら修道院へと向かいます。

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日本でも有名なオムレツ屋さん「ラ・メール・プラール」。手のブレからして凄い速さで卵をかき混ぜていたのでしょう…。

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美しいパイプオルガンの音が響き、とても厳かな空気を感じる修道院の付属教会。

モンサンミッシェルの内部は主にゴシック様式ですが、ノルマン様式、ロマネスク様式など時代ごとの様々な中世の建築様式が組み合わさった構造になっています。

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光と影がとても美しい

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干満差が欧州最大と言われるモンサンミッシェル。この時は引き潮でしたが、満ちてくるとみるみると潮位が上がり(馬の駆ける速さと言われているそう)、橋が水没してモンサンミッシェルはぽっかりと湾に浮かんだような姿になります。

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緑の中庭を137本の白亜の柱が囲む回廊「ラ・メルヴェイユ」

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このレストランでムール貝だらけのランチを食べました。

写真に残していなかったのが残念ですが、初めてのムール貝をあんなに食べるってちょっと衝撃的(笑)だったので鮮明に覚えています。

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そしてモンサンミッシェルを後にし、友人の暮らすレンヌの街へ向かったのですがこの街がとってもとっても素敵でもっと滞在したかった… と思うほどだったのです。

確か日曜日だったので商業施設などはお休み。静かな街を友人の案内で暫し散策しました。

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博物館・図書館・プラネタリウムなどが入った「ル・シャン・リーブル」

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シャン・ジャケ広場 (Place du Champ-Jacquet) 
可愛らしいこの建物は傾斜しているのです!

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最近見始めた北欧暮らしの方のYouTubeで気になり始めた吊られている街灯。この写真を思い出しました。

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鮮やかなツツジが綺麗だったモネ通り

夕食は友人のお勧めレストランでブルターニュならではのガレットを食べました。確かとっても大きかったのですが、甘いのと食事系の2種類を食べるべきだと彼に勧められた覚えがあります。さすがにそんなに食べられませんでしたが(笑)

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友人の暮らす部屋に着きました。
とても充実した一日でしたね〜。

ではまた6日目に!
5日目も読んでいただきありがとうございました。
おやすみなさい。


*4日目の記事はこちらになります。


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