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【2022年1月スタート3期生募集中】森と畑の子どもキッチンプログラム 〜TANE〜@埼玉所沢


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《子どもキッチンプログラム〜TANE〜@埼玉所沢》ご案内ページです

TANE3期は農活倶楽部メンバーになっていただく必要があります。
子どもキッチンプログラムにご興味のある方は
農活倶楽部ご案内ページもご確認ください


森と畑の子どもキッチンのプログラム全体の概要
「プログラムで大切にしていること」はこちらから


このプログラムのコンセプト

内側の力に氣づくプロセスを通して本物の肯定感が根づいてゆく


ねらい

無自覚につくりあげてきた ”どうせ…” ”ねばならない” ”だって…” という前提条件をそれぞれのペースで書き換えながら、何者かを目指したり、何かができるようになることを目指すのではなく、『自分を生きてゆく』という力を信じられるようになることを目的とします。


目指す成果

制限やルールがない中、自由に創作をし続けることで、創作の真の楽しみと達成感を味わう

固定種の野菜に寄り添いながら扱うことを通して、個性の本質を感じ得て、自らの存在を大切にするようになる

仲間や講師、時に親とのやり取りの中で、自分の意見を大切に扱ってもらう経験を積み重ね自分のやりたいを叶えるだけでなく、仲間や他者の意見も大切に扱えるようになる

その道のプロフェッショナルにプレゼンテーションをすることで、主体性とチームプレイの自信が芽生える。

自らの悦びが他者への喜びにつながるという「仕事の本質」を体感を通して学び得る。


〜TANE〜プログラムの特徴

TANEプログラムでは本来の姿をしている固定種野菜を真ん中に置いてプログラムを展開していきます。

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固定種といわれる遺伝子組み換えや品種改良など、いわゆる人間の都合によってコントロールを一切されていない野菜に寄り添うところから始まります。味や香りといった野菜の個性を知り、力を貸してもらうくらいの氣持ちを持って創造していきます。

固定種とは? >> こちら

そしてもうひとつ大きな特徴は所沢市の大人気パン店「いちあん」さんのご協力を得て、自分達の考えたパンを商品化できること。どんなパンを生み出すのかはほんっとうに自由です。野菜を決め、パンの味を決め、みためを決め、製作工程やお客様のことを考えながら「コレ!」とつくりあげたものをいちあん店主の市川さんへプレゼンテーションをします。

ここで学ぶのは「お客様に喜んでもらう」という仕事の本質。

自分の、自分達の叶えたいことだけを盛り込んでも決して喜んでもらうことはできません。かと言ってお客様のニーズだけを汲み取って商品化しても自分たちが楽しくありません。

これを体で覚えることは、必ず未来の「仕事選び」に大きく影響することでしょう。

これをわたしは「仕事の教育」と言っています。>> 仕事の教育とは?

商品化が決定すれば最終日に店頭に並びます。2020年の2期生の「ジャカブパン」は当日100個が売れ、あまりの好評ぶりに定番化のお話を頂きました。

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そしてこのプログラムでは親御さんとの時間も大切にしています。
今まで無防備に浴びて自分の中でつくりあげてしまった前提や条件を書き換えている最中である半年間は、体験を共有していただいたり心を傾けて聴いて頂いたりしながら、丁寧に寄り添う時間にして頂けたらと考えています。そのために一緒に作業すること、考えることはもちろん、当日の出来事、それぞれの子ども達の様子をその日にシェアします。そのプロセスはきっと親御さんにも大きな氣付きやヒント、さらには喜びを与えてくれると考えています。

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1期生・2期生の保護者の方の声 >> アーカイブにまとめてあります



〜TANE〜 @埼玉所沢プログラム詳細

実施日》全7回(2021年12月現在で予定です。変更の可能性あります)
1月23日(土)スタート
3月20日(日)、4月10日(日)、5月15日(日)、6月12日(日)、6月26日(日)
4月24日(日)予備日 ※プレゼンの様子次第で実施
7月16日(土)販売(修了日)予定
この日程は子どもキッチンプログラム開催日です。調理室などで試作を行ったり、試食をしたりプレゼンをしたりします。
期間中、農活倶楽部と並行して実施します。農活倶楽部は畑で活動する日で別日程で実施します。

集合時間
10:00

解散時間
15:00

時間は多少前後することがあります。ご了承ください。


《コンテンツ》(生育等の様子によって変更の可能性アリ)

Day1@調理室:image&create
制約なしで想像を創造してゆく。
いちあんのパン、固定種の野菜を味わい、案を創造する

Day2&Day3@調理室:challenge
手を動かし、ひたすら形にしてゆく。
自分の感性を信頼して解放しながら肯定感を育む

Day4@調理室→いちあん:presentation
形にしたものをプロフェッショナルへプレゼンテーションする
プロの力を借りてさらに良くする「仕事の本質」を学ぶ

Day5@調理室:evolve
固定概念を吹き飛ばせ!創作の真の楽しみを味わう
仲間と共に本音で意見を出し合い本当に良いと信じるものを生み出す

Day6@調理室→いちあん:presentation
最終プレゼンテーションに臨む
仲間と共につくりあげたものをチームとして表現する

Day7@いちあん:Completion ceremony
チャレンジの結晶が店頭に並んでいること、お客様がお金を払ってくださること等、振り返りを通して成果を自信にする

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《開催場所》

調理室
所沢市内の公共施設を利用します。最寄駅は「西武新宿線新所沢駅」です。


ご協力
《自家製酵母ぱんと手づくりあんこの店  いちあん》

いちあん

「食豊(しょくほう)」という理念の元、食を通して心と体の本当の健康と幸せを追求されている所沢市にあるベーカリーカフェです。


いちあんさんがご協力くださることになった経緯はこちらから


プレゼンテーションに臨んだ子どもたちが「なんでも教えてくれてすごい」と市川さんのことを話してくれました。あんなに(プロフェッショナルの秘密みたいなことを隠さずに)僕たちに教えてくれてすごい!と感じたそうです。

子ども達を子ども扱いお客様扱いせず、お客様を喜ばせる同志としてプレゼンテーション後も疑問や質問に答えるだけでなくアドバイスもたくさんしてくださいました。

子ども達もまたそのまっすぐなプロフェッショナルの氣持ちに応えようと、2回目のプレゼンテーションは目の色が変わりました。いつだって本氣で誠実な大人とのやり取りってすごく大切な経験だなと、とても印象に残っています。

子ども達が企画するパンというのは妥協や打算が一切ありません。お店にしてみたら「手がかかる」という部類になることも。それを大人の都合でねじ曲げることなく、まるっと引き受けてくださり忠実につくってくださいます。


お申し込みフォーム


募集要綱・価格

参加資格

● 食べることやごはんをつくることに興味のある小学校。男女は問いません。幼児は親御さんとの参加が可能です。中学生・高校生枠もあります。お問い合わせください。
● 全7回の参加ができる方(止むを得ない場合の欠席はオンラインでのフォローになります)学校の行事等については相談しましょう。
● お子様が重度のアレルギー、アトピーの方は事前にご相談ください。症状によっては受講が難しい場合があります。ご了承をお願い致します。
● お母様、お父様も、お料理のできるできないに関わらず「食」への本質的な関心が多少なりともある方がよいと思います。

定 員   8名

価 格   基本的には農活倶楽部メンバーとなった方のみとなります。ご興味をお持ちの方はお問い合わせください。>> 問い合わせフォーム

お支払い方法
クレジットカード 一括払い or 月会費払い

お申込み期日
3期申込開始 2021年12月
締め切り  2022年1月20日



お申し込みフォーム
ご兄弟・姉妹でお申し込みの場合おひとりずつ送信をお願いします



参加にあたりご準備頂くもの・格好・持ち物


(調理室時)エプロン、三角巾、手拭きタオル、包丁(子ども用NG。果物ナイフのようなサイズが望ましい)
*サンダル不可、ノースリーブ不可、髪が長い場合には結んできてください


事前にご確認ください

● 連絡網ツールとしてFacebookメッセンジャーを利用します。一番連絡の取れる保護者の方のご登録をお願いします。(ツールは変更することもあります)
● SNS等に写真が掲載されることがあります。活動の様子を伝えるために使用するのみです。ご了承のほどお願いいたします。
● ご入金後のご返金はプログラム開始前に限り手数料を差し引いてご返金致します。但し、10日前を過ぎてからの場合、手数料のほか準備経費分も差し引かせて頂きますことを合わせてご了承ください。
● 途中退会におけるご返金は基本的には行いません。あらかじめご了承の上お申込みをお願いいたします。
● 欠席によるご返金は致しません。欠席時のフォローはオンラインで行います。
● 衛生面には特に気をつけて頂きたいため、風邪や感染症による体調不良、その傾向がある場合にはお休みくださいますようお願いします。集団感染や蔓延してしまうことが一番怖いです。何卒ご理解をお願いします。同時に学びの本質に添うことも大切にしたいと考えておりますので、過剰な感染症対策は致しません。感染対策へ過度なご不安のある場合にはお申し込みを再考頂きご了承の上お申し込みをお願い致します。
● 包丁や火を扱います。細心の注意を払いますし万が一のための保険には加入しておりますが、強度の不安反応がある場合にはご参加を今一度お子様と確認くださいますようお願いいたします。


今まで頂いたQ&A

Q:1年生でまだ字が上手に書けませんが大丈夫ですか?
A:大丈夫です。文字が難しくても絵で描いておいたり、単語だけ書いて置くことでもついて来られます。修了が近くに連れて自分なりに考え書くようになります。

Q:親はずっと見学していた方がいいですか?
A:お任せしています。畑活動など共有体験をして頂くのはとても良いと思いますし、逆にその子のアイディアを尊重するような時には距離を置いてあげてもいいかなと思います。いずれにせよ帰ってから反省会や質問責めはしないように(笑)お願いします。

Q:見学していた場合、お昼ごはんを一緒に食べる事はできますか?
A:基本的にご用意はありません。お昼は子ども達の話し合いやコミュニケーションタイムになりますことをご理解頂き、もしお昼までご見学、またはお昼頃からご見学の場合にはそれぞれでご用意ください。

Q:写真や動画撮影は可能ですか?
A:復習等の学びに必要な場合、または、こちらからお願いした場合のみ撮影可としています。またそれらを公へのシェアは禁じます。

Q:兄弟姉妹を連れて行っても大丈夫ですか?
A:刃物や火を使雨こともありますので見守りには細心の注意を払って頂けますよう心からお願い申し上げます。調理室の日は申し訳ありませんがNGとさせてください。



お申し込みフォーム



講師プロフィール

講座を担当します、嶋田佑紀です。

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嶋田佑紀プロフィール詳細はこちら

子どもキッチンプログラムも3期を迎えることとなりました。
情熱と勢いの1期、コロナ禍によって覚悟と柔軟性の問われた2期。
社会情勢は変わることなく3期を迎えようとしています。

それでもいつも思うのは、子どもの方がずっと前をむいているな、ということ。

理屈や裏付けなんて一切関係なく、やると決めたらやる、頑張るって決めたらやる、いつだってそんな姿を見せてくれます。大人が思っている以上の力を持っていて、、、、制限をかけているのはいつだって大人の都合だなと感じます。

だからこそ私は、子ども達の持つ可能性をどんな時でも信じて、自己を目覚めさせる場として、どんな時でもこの子どもキッチンプログラムは開催しようと決めています。


子どものやりたい、やってみたいを、危険のない範囲でめいっぱい叶えて見て欲しい、トライしてみてほしいと思っています。そこから生まれる肯定感は一生モノです。

そしてそれを実現できる力は小学生でも持っていることを信頼し、任せる勇気を持つようにしています。


このプログラムの中では、失敗したっていい、美味しくなくてもいい、自分の感性を試しながらいろんな感情や体感覚を体で覚えていってもらいます。それが自分をまっすぐ表現していいという安心感につながるからです。

さらに「種」から育てた野菜をとおして他者との違いを認めることや、自分の可能性、能力を信頼できることが「本当の個性ってどういうことなんだろう」を知ることへつながります。

そして3ヶ月後には自分で自分を喜ばせることができる!自分ってすごい!
自分を喜ばせているとお客さまもこんなに喜ぶんだ!やり切った成果と共に肯定感がぐんと根付いてくれることを願って子ども達と関わっていきます。

ハウツーよりも在り方を見せ、座学ではなく実学でどんどん吸収してもらえるよう進めていきます。きっとたくましく、その子らしい姿を目にできる日が来ることでしょう。

どんな子ども達とあえるのか、本当に楽しみです。
お申し込み、お待ちしています。



お申し込み方法

ご兄弟姉妹でお申し込みの場合にはお子様おひとりにつき1フォームのご入力をお願い致します。

お申し込みフォーム

ご不明点等あればお気軽にお問い合わせください >> 問合せフォーム




2019年、2020年の子どもキッチンプログラムの様子と保護者の声をまとめています


「仕事の教育」への専門家の解説、仕事の教育であるプログラムの裏付けが書かれている記事です。






今のあなたのために。あなたの次世代のために。採種や栽培、堆肥づくりに必要な資材を買ったり、本当に心地よい環境にするために使わせて頂きます! 応援ありがとうございます♡感謝します☺︎