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『悟り』の真実 ー人生を豊かにする7つの方法 その1ー

はじめに


今回から「人生を豊かにする7つの方法」というシリーズをお伝えしようと思います。
普通に書いてしまうと、強かったり厳しいような文面になってしまうので、語り口調にして柔らかくなるように書いていきます。
読みにくいこともあるかもですが、少しでも伝わればいいかな~と思います。




『悟り』の真実


「悟り」とは何か?
それは、物事の真実が分かること。

物事の真実が分かれば、間違いをしなくなる。
ここで言う「間違い」とは「失敗」という意味じゃなくて、「取り返しがつかない」っていう意味あいです。

間違いが無くなれば、人生がより豊かに過ごせるようになるし、多少の失敗で落ち込んだりしなくなるんです。

『悟り』っていうと、仙人や偉いお坊さんやいっぱい修行しないと出来ないものなんて思いそうだけど、そんなことはないんだよね。

誰でも『悟れる』し、どんな人でも『悟る』ことが出来ます。
特別な修行なんて必要じゃないし、特別な能力も要らない。
出来ないって人がいるとしたら、それは諦めた人だね。
何を諦めたかっていうと、「考える」こと。
「考える」ってことを止めなければ、人は誰でも『悟る』ことが出来るんです。

ここからは『悟り』とはどういうものなのか?
どうすれば『悟れる』のか?をお伝えします。



『悟り』とは


まず、『悟り』というのは1回きりのものじゃないんです。
1回で全部のことが『悟れる』わけじゃなくて、何回も悟らないといけない。
こういうふうに表現すると、なんかすごく難しい感じがしますが、
小さな『悟り』の先に、大きな『悟り』があるんです。
これが『悟り』の本質。

ちょっと分かりにくいので、想像してほしいんですが、
大きな器の中に小さな器がたくさん有って、その小さな器の1つ1つの中にもたくさんの器がある
っていう感じです。
で、その小さな器の1つ1つを水でいっぱいにして溢れ出させて、大きな器も溢れ出させて、さらに大きな器も溢れ出させる。
この大きな器から水が溢れ出た時、『悟れる』んです。

居酒屋で日本酒を注文した時に、枡の中のコップから溢れた状態で出てくるのをイメージしてもらえると分かりやすいと思います。
あのような感じで器がいっぱいあると想像してください。

そして、コップに入れた水が溢れる前に表面張力で膨らんでるのを思い出してみてください。
そこからさらに水を入れると、コップから溢れ出します。
この表面張力を破って、溢れた瞬間に『悟る』ことが出来るんです。

この時、頭の中が目まぐるしく動くんです。
謎解きドラマなどでタネ明かしをする際に、巻き戻って元のシーンになったり、福山雅治さん主演の「ガリレオ」で福山雅治さん演じる湯川教授が計算式を解くシーンのような状態です。

それまで答えにたどり着けなかった問題が、あることがきっかけで突然分かるようになって、さらにどこの箇所が間違っていたのか、どうして間違っていたのかが全部分かる。
という感じと同じです。
学問だったり作業だったりで、こんな経験したことないですかね?

『悟り』とはこういう感じです。
だから、誰でも『悟れる』んです。


『悟る』には


でも、何もしないままだと『悟れ』ません。
『悟る』ためには、「考え」なければなりません。

「考える」というのは、「なぜ?」「どうして?」って疑問を投げかけること。
疑問を持たないと、『悟れ』ないんです。

1つの事柄に対して「なぜ?」「どうして?」の疑問を繰り返し繰り返し「考える」んです。
そうすると、さっきの「器」の中に『悟り』の水が溜まっていくんです。
その水が溜まって、「器」から溢れ出たら『悟り』です。
「考える」のは何でもいい。どんなことでも、小さいことでも大きなことでも。
「なぜ?息が吸えるんだろう?」とか「どうして、好きなんだろう?」とか何でも、とことん「考える」。
科学的にも哲学的にも空想論的にも、いっぱい「考える」。
そうすると『悟れる』。これが『悟り』への道。

例えば、仕事の効率を上げて早く帰るために「どうすれば、速く出来るか?」を「考える」。
ありとあらゆる方法を「考え」て、いろんなやり方を試してみて、失敗を繰り返しながら、何が最適かを想像して、とことん「考える」。
するとある時、「あッ!この方法が1番速い!」って気づく。
そして、その時にそれまでの間違っていた箇所、気をつけるべきポイント、失敗してはいけない点なんかが全て分かるようになる。

これが小さな『悟り』です。

こんなことを何度も繰り返して、その職種で分からないこと無いくらいに小さな『悟り』をいっぱいにして、さらに大きな『悟り』もいっぱいにした時、その人はそ仕事の本質というものが分かって、他のどんな仕事に就いたとしても、その仕事の本質が見えて難なく出来てしまう。

これが大きな『悟り』というものです。

こんなように『悟り』は幾つもあります。いろんなことに『悟り』があります。

1つ1つを『悟る』ことで、大きな『悟り』へと進んでいきます。
スポーツのジャンルで『悟る』人もいれば、お金のジャンル、仕事のジャンル、人間関係のジャンルで『悟る』人がいる。
いろんなジャンルで『悟る』ことができるんです。

だから、誰でも『悟れる』んです。
逆に言えば、『悟ってない』人はいないかもしれないですね。
人は何かを1つは『悟っている』ということも言えるかもしれません。

『悟り』には経験値が必要なものもあります。
1つ『悟った』からといって、全てを『悟れる』わけではありません。
だから「器」がたくさん有るんです。

「なぜ?」「どうして?」の疑問から「どうすれば?」「どうしたら?」と、とことん「考える」。
大切なのは「考え続ける」ことです。

考えて考えて、考え続けた先に「器」の中の水が溢れ出した瞬間、パッ!と『悟れる』んです。


「考える」ことを辞めてはいけません。
「考える」ことを辞めなければ、誰でも『悟る』ことが出来るんです。
いつでも、今からでも。遅いとか早い、老いや若いも関係ありません。
どんな人でも『悟れる』んです。

さぁ「考え」ましょう。『悟る』ために


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