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ソロ充のススメ

頭の”よはく”のつくり方
鈴木 進介 著


目次

第1章 「いっぱいいっぱい」からの卒業
第2章 思考に”よはく”をつくり出す「5原則」
第3章 人生をシンプルにする「頭の使い方」
第4章 ノイズに振り回されない「時間との付き合い方」
第5章 よはくが「人間関係」のストレスを減らすコツ

こんな人におススメ

・考えごとや情報で頭の中がいっぱいの人

・物事の捉え方をシンプルにしたい人

・時間の使い方を見直したい人

心に響いたところ3点

余裕を奪う「3毒トリオ」

①依存症:やめられない~止まらない~♪
②散漫癖:あれもいいね!これもいいね!
③強迫観念:〇〇すべき、〇〇しなければならない

第1章ー4 あなたから余裕がなくなる根本的な原因

私の中でなかなか厄介なのが、②の散漫癖。
特に①の依存症⇒スマホ依存からの②散漫癖⇒情報過多からの、あれもこれも、欲しくなる(物理的なモノだけではなくて、知識として欲しくなる、経験したくなる)。
結局情報に踊らされていることに変わりはなく、自分にとって大切なことをつい見失いがちになってしまいます。
余白をつくるスタートになるのはスマホ、なのでしょう。
デジタルデトックス、週のどこかで取り入れてみましょう。

「やらないこと」による好循環

ここで、少し視点を変えてみませんか?
「やるべきこと」より「やらないこと」に目を向けてみるのです。「何をすべきか」ではなく、「何をしたくないか」で考える”引き算思考”により、余裕がない毎日を少しでも予防していくのです。いわば、To Doリストではなく、「To Don’tリスト(やらないことリスト)」をつくるイメージです。

第3章ー10 「やらないことリスト」で脳内ミニマリストに

私の場合「やらないこと」として思いつくのはやっぱり「スマホ」
・朝8時まではスマホを見ない
・ダラダラとスマホを見続けない

その他に取り組んでいるのが
・家族の行動を干渉しない
ということ。

家族って、夫婦って、一緒に何かをしなきゃ、だとか。時間の共有をしなきゃ。って、べき思考で捉える癖があることに気づいたので。
合わない時は無理しない。ということを、「やらないリスト」に付け加えようと思います。

リア充の時代からソロ充の時代へ

リア充ならぬ「ソロ充」を提案します。
ソロ充(ソロでも充実)とは、他人に惑わされず1人きりで自分の時間を充実させることを言います。”おひとりさま”という言葉と、”1人”をポジティブに捉えるニュアンスは同じ。
1人きりになることで、他人のことで埋め尽くされている頭を充電し、よはくを取り戻すのです。
ソロ充とは、「ソロでも充実」という意味と「ソロになって充電」という意味のダブルネーミングでもあるのです。

第5章ー4 「ひとり時間」のレパートリーを増やす

ソロ活女子のススメという漫画からドラマ化もされていましたね。
普段はほとんどドラマを観ないのですが、今年唯一観ていたドラマです。ドラマでは一人であちこち出歩いていましたが、家の中でも十分、ソロ充ができます。
振り返るとソロ充のために、片づけや思考の整理を学んでいるのかもしれません。


この本の目的・目指すところ

もうこれ以上頑張らなくても大丈夫です。本書からコツをつかみ、頑張り方をほんの少し変えてみるだけでいいのです。
どうか、この本が頭の中に”よはく”を取り戻し、新しい一歩を踏み出すコンパス(羅針盤)になることを願ってやみません。

はじめに

感想

心に響いたところ3つをご紹介しましたが、書かれている内容はどれも心に響くし、大切なことばかりがまとまって書かれてあります。
第2章 思考に”よはく”をつくり出す「5原則」の一つに「振り返る」が書かれてあります。
私自身、この「振り返り」はとても大切だと思っていて、自分の現在地を確認したり、振り返ることが「気づき」に繋がる。そしてここからどうしていくかの軌道修正になっています。

生活していく中で、小さな違和感に気づいて自分のことを知っていく。そしてそれを「ソロ充」に繋げる。
この本は横書きで、左綴じになっているのですが、ここのところずっと縦書きの本ばかり読んでいたからか、横書き・左綴じの本に違和感が・・・
見え方、捉え方も習慣やクセになると当たり前になりますが、小さな違和感があることで、自分の好みが見えてくるものですね。


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