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我が子を虐待してしまう母親の心

夢告堂夢解きスクール
秋学期講義第6回
『子供を虐待する母親と
日本昔話・手のない娘』の感想です🙌🏻

今回は夢告堂カウンセラーの今井先生が
保健所から紹介された
お子さんを虐待してしまう
当時33歳の女性クライアントさんの
約5年に渡る心の回復の過程を
『手のない娘』と言う日本昔話を
使ってお話してくださいました。

この『手のない娘』と言う話を
私は初めて知ったのですが
実母を4歳で亡くした主人公が
継母から疎まれて
14歳の時に実父から
両手を切り落とされ
山の中に置き去りにされると言う
なかなかショッキングな内容です😱

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両手を失って
子供をしっかりと
抱きしめることができない
この手なし娘の
切ない姿と

母性を喪失して
自分の子供に真っ直ぐに
愛情を注げない
クライアントさんの姿が
見事にシンクロして

心を自然な状態に保つことの
大切さを深く感じさせられました。

このクライアントさんは
母親との縁が薄く
父親はアルコール中毒で
子供のうちから
支配的な祖母に
こき使われてきた
アダルトチルドレンだったようで

本来怒りを感じるべき
祖母と父親には
怒りや悲しみを感じることができず

この時に抑圧した怒りが
実の子供に向かってしまうと言う
大変な状態で苦しんで
いらっしゃった方だそうです。

母親は祖母に逆らえず
仕事ばかりしていたそうで
幼いうちに両親からの
『見捨てられ感』を感じていたとのことです。

『手を切られる』と言うのは
『縁を切られる』と言うことで
『手のない娘』は両親から
縁を切られた状態を表しているそうです😢

両親不在のどこにも頼れない状況下で
厳しい祖母から植え付けられた
否定的な母親像が
マイナスのマザーコンプレックスとなり
彼女の心やお子さんを
苦しめてきた大きな要因のひとつに
なっていったとのことでした。

クライアントさんご自身の性格は
正義感が強くて
他人に非常に気を使う
どこにでもいるような
真面目な女性だったそうです。

『子供をちゃんと育てなくてはならない』
と思うほどに子供がすることに
腹が立ってしまっていたとのことです。

この心の歪みを
今井先生との約5年にも渡る
夢分析カウンセリングを経て
クライアントさんは
徐々に良い形に変えて行かれたそうで

改めて人の心が生まれ持った
自然治癒力とそれを高める
今井先生のカウンセリングの
素晴らしさに大感動でした🥺✨

私もアダルトチルドレン気味なので
このクライアントさんのように
感情が麻痺して
心が歪になっていましたが
今は少しずつ
夢分析カウンセリングによって
自然な状態へと回復しています❤️‍🩹✨

日本の現状では
このクライアントさんのような
虐待してしまう親の心を
きちんとケアできる人材も制度も
ほとんどない状態とのことで

1人でも多くの人が
幸せに生きていけるように
庶民の中に人の心を
きちんとケアできるカウンセラーを
生み出したいと言うことが
今井先生の大きな願いである
と仰っていて
この考え方にも
改めて強く共感しました✨

これからも更に深く
人の心・魂について
学んでいきたいなと
感じさせられた講義でした😊

真の自分とあなたを結ぶ
スピリチュアルカウンセラー
油本香織でした🙌🏻
http://www.kaokaokaorin.com

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