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喜びの島、江の島、新大久保

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神奈川県の海べりに江ノ島という島があります。その島について、多くの人を納得させる文章を書くのは難しいものです。が、地道に挑戦しています。 最近は東京の、新大久保の物語も加えに取り… もっと読む
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記事一覧

現実的な光(新大久保のための下書き)

「浩太君だっけ?あなたはどんどん次のステップを踏むべきよ。文章とは単なる肉のファンク・ポ…

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ちょっと現金を給付してくれないか?(新大久保のための下書き)

ホット・バターは「発作」持ちだった。そのためかどうかは知らないが、彼女――ホット・バター…

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こんな屑になり果てるために(新大久保のための下書き)

「こんな姿、誰にも見せられないな」コウタがそっと呟く。 「なんでよ?」ムニアがポテトチッ…

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カフェ・ミラージュで心を映して(新大久保のための下書き)

目を閉じて、街ゆく人々の嘆きだけを抽出していたい。そうすればもう自分だけの苦しみだけじゃ…

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この娘の『女性』は半端じゃなく売れる(新大久保のための下書き)

「おい!ムニア、そんなに飲むなよ!明日だって配信があるんだろ?」 コウタが本気でとがめる…

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あこがれからはだいぶ見捨てられて(新大久保のための下書き)

明日が来るのが怖い。そんな風に「怖い」って思えれば、それが大人になった証なんだろうな。 …

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ムニア(新大久保のための下書き)

いいか、ムニア。俺たちみたいな流れ者には、本当に物事を見極める力が必要なんだ。鍵のさび。動く泉水。棘と掌。こんな言葉たちの事をどう思う?こんな言葉遊びをする大人たちの事をどう思う?言葉一つで嫉妬深くなっていたであろう、万葉集とか戦中戦後あたりの奴らの事をどう思う? もう一度言おう。ムニア。そんな嫉妬深い俺たちの事を蹴っ飛ばしてほしいんだ。思いっきりキックしてほしいんだ。 【例】 ムニアはタピオカを5リットル溢した幼児のような格好で外に出ていった。そしてそれはやっぱり例えば、

ムニア2(新大久保のための下書き)

ポメラニアンみたいな顔して、炙りいかそうめん以下のカロリーしか無いクセに。ムニアは言う。…

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ホット・バター(新大久保のための下書き)

失うものが多すぎた。けれども目の前のにごった夜明けに、あと少しだけ手が届かないだけさ。少…

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コウタ(新大久保のための下書き)

コウタは大塚駅のマンション、いや、学生寮まがいの安物件に住んでいる。小石川植物園の近くだ…

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喜びの島

手紙1  お元気ですか?  そうした挨拶がふさわしいほど、私たちは別々の時間を過ごしてしま…

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