現実的な光(新大久保のための下書き)
「浩太君だっけ?あなたはどんどん次のステップを踏むべきよ。文章とは単なる肉のファンク・ポップよ。単なる肉はステップとステップとの間に、いちいち行間を含まない。単なる肉は思考する生き物じゃない。あなたにはそうした肉である経験が足りない。思考を放棄して、肉と肉の間に、ただただ古びた怒りを投げ込むの。そうすればすらすらと文章が書けると思うわ。」
「ステップ…?肉…?ちょっとおっしゃっていることが難しくて、よく分からないんですけど…。」
これは新宿のちょっとした人気のある占い屋での一