ひじかたしげき

ライフサイエンス系のサラリーマン。音楽をこよなく愛する。趣味はジョグと食べることと、海…

ひじかたしげき

ライフサイエンス系のサラリーマン。音楽をこよなく愛する。趣味はジョグと食べることと、海外旅行、駅伝観戦、野球・サッカーも好き。生まれ変わったらフレディ・マーキュリーになりたい。

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妄想アジア縦断旅行(10) 中国大陸編9

深圳から香港へと向かう。 深圳駅から深圳地下鉄1号線に乗り羅湖駅へ向かう。ここが深圳と香港の境であり、香港口岸という出入境検査場がある。香港も今は中国の一部なので国境とは言わないが、入境検査はあるらしく、パスポートを見せる必要もあるそうだ。検査場はただのビルで、ここを抜けると香港である。香港側の羅湖駅から地下鉄に乗り香港市街へと向かう。ついに憧れの香港・・・感無量だ。 私は香港に3度行きそびれている。 前の職場では様々なアジアの会社と提携をしてきた。韓国、台湾、中国など

    • 妄想アジア縦断旅行(9) 中国大陸編8

      廈門から深圳に到着した。深圳は東洋のシリコンバレーと呼ばれるほどIT産業が発達している。あのファーウェイやテンセントの本社があることでも知られており、都市の発展が著しい。 深圳は、わずか30年で人口30万人から1400万人に成長しており、平均年齢は32歳、65歳以上の人口はわずか2%と、街全体がとても若いことも特徴だそうだ。ファーウェイの紹介本を読んだことがあるが、様々な国のエリートたちがファーウェイに入社し、この深圳で研修を受けるのだという。ファーウェイ本社は広大な敷地で、

      • 妄想アジア縦断旅行(8) 中国大陸編7

        杭州から廈門へ向かう。杭州東駅から高速鉄道で5時間ほどかかるとのことだ。廈門は福建省の中の都市でアモイと呼ぶが、これは福建語であり、標準中国語ではシアメンと読むそうだ。西洋とアジアが融合する街並みはリゾートとして中国内外で人気がある。しかし私が廈門に来たのは別の理由からだ。 今回の目的地は廈門の沖合数キロのところに浮かぶ島、金門島である。 金門島は中国大陸の至近の島ながら、台湾の統治下にあり、廈門からフェリーで行くことができる。今回の旅は陸路が基本で飛行機は使わないとこか

        • 妄想アジア縦断旅行(7) 中国大陸編6

          さて、無錫旅情の旅である。歌詞にはこのような節がある。 鹿頂山から〜 太湖を望めば〜♪ したがって無錫では鹿頂山に行かなければならない。どのような険しい山なのか興味いっぱいで調べたところ、そうでもないことがわかった。 鹿頂山は無錫の市内、太湖に接した鼋頭渚公園の東側にある山で、標高は95メートルとそれほど高くない。山頂には高さ24メートルの舒天閣という塔があり、ここから太湖や、同じように歌詞にある三山という島を望むことができる。 無錫のグルメは江蘇料理に属していて甘い味

        妄想アジア縦断旅行(10) 中国大陸編9

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        • 妄想世界一周旅行計画
          18本

        記事

          妄想アジア縦断旅行(6) 中国大陸編5

          成都でみたバンダは本当に愛らしく、たまらなかった。成都で食べた四川料理は美味かった。麻婆豆腐は日本ほど人気はないようだが、家庭料理に根付いている。 成都を離れ重慶に向かう。 重慶市は中国に4つある直轄市のうちのひとつであり、省には属していない。他の直轄市は北京、天津、上海であることからも、重慶がいかに重要な都市であるかが分かる。ちなみに重慶市は、もっとも面積の小さい海南省よりも大きいとのことだ。人口は3000万人を超えるビッグシティだ。重慶では山々の壁に施された巨大な彫刻

          妄想アジア縦断旅行(6) 中国大陸編5

          妄想アジア縦断旅行(5) 中国大陸編4

          タイトル写真に下手な字を出してしまい恐縮である。ビャンビャン麺のビャンの文字をどうしても知ってほしくて、手書きをしてみた。この字の意味を知りたいものである。 さて、憧れのビャンビャン麺を本場で味わうために西安にやってきたが、ここにはもうひとつ私の興味をそそるものがある。それを紹介する前に西安がどんなところか紹介したい。 西安はかつての名前を長安といい、その歴史は古く、西周、秦、漢、隋、唐の都城と十三の王朝の都として二千数百年の歴史を有す古都である。またシルクロードの東の端

          妄想アジア縦断旅行(5) 中国大陸編4

          妄想アジア縦断旅行(4) 中国大陸編3

          まずはじめに、前回天津には天津甘栗がないと書いたが、小宝栗子という類似のものがあることを友人のちかちゃんが教えてくれた。10月から発売される秋の味覚のようなのでご紹介しておく。 さて北京と天津を楽しんだら、次の目的地はある麺類を食べるために行くと、前回書いた。 その名前を聞いたのは会社のあるイベントだった。 当時私の働く部署は、海外の企業との提携業務を主に行っていた。中国にも提携会社があり、1年に1度その会社の優秀営業マンが日本で研修を行うことになったいた。 研修と言っ

          妄想アジア縦断旅行(4) 中国大陸編3

          妄想アジア縦断旅行(3) 中国大陸編2

          中国からロシアへの陸の玄関口であるハルビンは、調べると魅力的な場所である。なにしろここから鉄道で、ハバロフスクやウラジオストクまで行けるようなのだ。 ロシアの旅もしてみたいが、今回はアジア縦断が目標でありここから南下することとする。 目指すは中華人民共和国の首都、北京である。 2021年1月に瀋陽〜承徳南の区間が開通したことにより、ハルビンから北京まで一気に高速鉄道で移動可能になった。従来7時間半ほどかかっていた移動時間も5時間ほどに短縮されたようだ。ハルビンから北京に向

          妄想アジア縦断旅行(3) 中国大陸編2

          妄想アジア縦断旅行(2) 中国大陸編1

          202X年のある日、私はJAL023便のシートに身を委ねていた。成田空港から3時間30分余りで、中華人民共和国の大連に到着する。今回の旅の目的は、アジアを陸路で縦断である。中国からベトナムを抜け、ラオス・カンボジアを通り、タイに行く。そこからマレーシアを通り、ジョホールバルからシンガポールまで。飛行機を使わずに行くことができるか挑戦である。 最初の到着地を大連にしたのは、JAL便で一番北の到着地だったからである。大連に到着した私は早速次の目的地に向かう。 本来ならこの旅は

          妄想アジア縦断旅行(2) 中国大陸編1

          妄想アジア縦断旅行(1) その前に実際に韓国に行ったこと

          妄想世界一周が無事終了した。この旅行で心残りなことがひとつだけあった。ワンワールド・エクスプローラーのルールで、アジアスタートの場合はアジアには二ヶ所しか行けないということだ。妄想アジア好きの私はなるべくたくさんのアジアの国・地域に行きたいと熱望したが、前回旅行ではそれは叶わなかった。 やっぱりアジアを旅したい! 私の心の中でさらなる野望がメラメラと燃え上がった。 前にも書いたと思うが、私の初めての海外旅行は韓国であった。1987年のことだ。大学で国際文化交流サークルな

          妄想アジア縦断旅行(1) その前に実際に韓国に行ったこと

          妄想世界一周旅行計画(19) オセアニア編2そして帰国

          カンタスでヌメアからブリスベンにやってきた。 この旅最後の居留地となる。オーストラリアワインを楽しみ、ストーリー・ブリッジを見物し、州立美術館と近代美術館に足を運ぶ。そしてこの旅は終わりを迎える。 ブリスベン空港からカンタスに乗り、一路成田空港に向かうことになる。以下が今回のフライトの全てである。 成田〜ホーチミン 日本航空                         ホーチミン〜クアラルンプール マレーシア航空 クアラルンプール〜ドーハ カタール航空 ドーハ

          妄想世界一周旅行計画(19) オセアニア編2そして帰国

          妄想世界一周旅行計画(18) オセアニア編1

          バンクーバー発のアメリカン航空に滑り込み、シドニーのキングスフォード・スミス国際空港に到着した。 すでに13回のフライトが終了。ワンワールド・エクスプローラーのルールでは残りは3フライトとなるが、そのうちの1フライトは日本への帰着便であるため、オセアニアを楽しむのはあと2フライトとなる。 オセアニア内でのワンワールドの路線としては、カンタスを頼る事になる。シドニーから行くことのできるオセアニアの各国は、ニュージーランドかニューカレドニアに絞られるようだ。またオーストラリア

          妄想世界一周旅行計画(18) オセアニア編1

          妄想世界一周旅行計画(17) 北中米編4

          バンクーバーに到着した私は、次の目的地に関して悩みに悩んでいた。 このままアメリカエリアのハワイか、あるいはオセアニアを目指すかである。 ハワイにはこれまで4度行ったことがあり、オアフ・マウイ・ハワイ・カウアイの4島を制覇している。まずハワイに行くためのルートを考えてみたところ、一度アメリカンイーグル航空でロスまで戻る必要があるようだ。これはもったいない。ロスは今回の旅行で一度訪問している訳で、ロスにあえて戻るルートは私の中では考えにくい。 一方、これまで全行程でオープ

          妄想世界一周旅行計画(17) 北中米編4

          妄想世界一周旅行計画(16) 北中米編3

          南米のリマからアメリカに戻った。降り立ったダラス・フォートワース空港は私が初めてアメリカに行った30年前は世界最大の空港であった。現在は世界で3番目に巨大な空港ということだ。発着の過半数をアメリカン航空が占有している同社のハブ空港である。 ダラスでレンタカーを借り、一路西へと向かうことにする。 ダラスからアリゾナ州フェニックスへ、そこからまずはペトリファイドフォレスト国立公園へ。ここは木などの存在するものが化石化している不思議な公園らしい。さらに不思議な曲線美を呈する洞窟

          妄想世界一周旅行計画(16) 北中米編3

          妄想世界一周旅行計画(15) 南米編1

          キューバからの移動中継地をマイアミにした理由は、ここから南米に飛ぶためだった。 南米には数多く行ってみたいところがあるが、ワンワールドは南米内に全くフライトがないため、この旅程では1ヵ所の訪問ですぐに北米に戻るルートのみ選択肢となる。通常はエリア間移動して、また元のエリアに戻ることは禁止だが、北米〜南米は例外となっているため、このルートが可能になる。カンタスのサンチアゴ〜シドニーなんてフライトもあったりして、南米から他のエリアに飛ぶことも考えたのだが、残念ながら今回の目的地

          妄想世界一周旅行計画(15) 南米編1

          妄想世界一周旅行計画(14) 北中米編2

          実際にキューバからマイアミに移動することは難しいかも知れない。直接飛行機で乗り入れることができない可能性があるからだ。一応アメリカン航空のフライトは存在するが、実際に観光者がキューバからアメリカに入国できるかが定かではない。この場合はオープンジョーを使い、どこかの国を経由してマイアミに向かうことになるだろう。その場合の経由地はジャマイカにするか、あるいは野球の盛んなドミニカ。メキシコのカンクンでもいい。とにかく禁断のフライトによるオープンジョーとなる。 アメリカ上陸をシャー

          妄想世界一周旅行計画(14) 北中米編2