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サービスパーソンのポートフォリオを考える

noteを書いてて思ったこと
クリエイティブなお仕事、デザイナーだったり、プログラマーだったりする人たちにはポートフォリオというものがありますよね。

めちゃくちゃざっくり言ってしまえば自分の作品集で、クリエイティブな人たちが、フリーランスだろうが雇用だろうが、仕事を得る際にはそれらを相手に見てもらうことで自分の実力を測ってもらう。

そういう文化があるわけですが、ではサービスパーソンのポートフォリオって何ぞや?と疑問になったので書き留めます。

サービスパーソンの成果ってどうやって相手にみせるの?
サービスパーソンの場合、まずフリーランスということは考えにくいのでほとんどが雇用に重点を置くことになります。

そうすると転職などの際に今まで自分がして来たことの証明をどうやって相手に提示するのか、という点が重要になります。

上記記事でも書きましたが、そもそもサービスパーソンの仕事は無形物なのでそれを相手に伝えるとなるとかなり難易度が高いです。

士業のように資格があるわけでもありません(一部そういった検定もありますがそれを重要視しているホスピタリティ企業は少ないんじゃないかと思います)。

そこで今後このnoteなどのような日々の記録がサービスパーソンのポートフォリオになりうるのではないかと思っています。

自分で発信する勇気
日々の接客の中で感じたこと、どんなお客様にどんなサービスを提供したのか、マネジメント側であれば日々のマネジメントに対する考え方など、どのような形でもいいから記録に残しておく。

そして面接の際にはそれらを提示する。

もちろん守秘義務がありますから、どこからどこまで書くのかという問題はありますが、それはそれでコンプライアンス意識を見るうえで重要な要素になりうると思います。

ただ、やはり世界に対して何かを発信するというのは勇気が必要なことです。仮に鍵垢を使えば世界に発信する必要はなくなりますが、それはそれで誰からもリアクションがなく、書き続けるモチベーションを維持するのが大変でしょう。

上記記事でも書きましたが、努力はすべて自分のものです。
それを推し量ってもらおうと思ったら努力が伝わる形で保存しておくのは当事者であるサービスパーソン側の仕事だと私は思います。

もしこの記事をご覧になっているサービスパーソンの方、あるいはそれ以外でも自分の成果を表現しづらい業界の方はぜひ自分で自分の努力を形にしてみましょう。

今回は仕事や転職という側面からこの記事を書きましたが、きっとあなたが残した努力の記録はほかの誰かの励みにもなるはずです。

最近では一部企業様では応募者のSNSチェックをされているようです。

これはどちらかというとネガティブな要素(裏垢を持ってないか、過去に犯罪行為を行っていないかなど)をチェックする面が強いようですが、今後はむしろもっとポジティブに、その人が何を考えているのかを探るツールとして活用したほうがいいのではないかと思います。

少なくとも日々の記録を見るほうが、適正診断などよりもはるかに人となりをつかめるんじゃないかなと考える次第であります。


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