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心のコップを上に向ける!態度教育とは? 1


こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

長年ラグビーの世界に身を置き、
様々なアスリートの方と関わりを持たせていただきました。
これはものすごい財産ですし、人脈です。本当に感謝しかありません。

高校、大学時代とチャンピオンチームに所属し、日本代表やトンガ代表などのアスリートと共にプレーしてきました。マネジメントもいたしました。
本当に色々なタイプの選手がいました。
私自身はごく普通のアスリートでしたが、ハートだけはBIGです。
なんせ小学校時代からの矢沢永吉さんのファン、
「成り上がり」も高校時代に読みました。メンタル面は充実しています。

兄もラグビーの第一線で活躍し、
父もラグビー山梨代表選手として活躍していたこともあり、
まさにアスリートファミリー、スポーツの話題が豊富でした。
高校の部活顧問の先生が元日本代表選手であったり、
先輩、後輩にも代表選手を排出しています。
大学時代のチームメイトにも、日本代表選手がいます。
彼の心肺機能、身体機能、感覚機能など、
すべての能力はズバ抜けていました。

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彼の他にも「この選手もきっと代表に入るだろうな」、
という可能性のあるアスリートも沢山いましたが、
もう少しのところで選考から漏れてしまったり、
埋もれてしまったりしました。
そんな環境に身を置いていたからか、
日本一やトップチームの選手、チームには
共通して○○力が高いということに気が付きました。
この○○力、皆様はなんだと思いますか?

山形で先輩の結婚式に出席したときのことです。
当時7連覇中の神戸製鋼所属の先輩と宿泊先が一緒だったので、
朝食時に「先輩、なぜ神戸製鋼はあんなに強いのですか」と、
日頃の疑問をぶつけてみました。
先輩は少しもったいぶるかのように間を開けた後、軽快な関西弁で

「日原、お前はスクラムの練習中に『やだなあ』と思う事があるやろ!」
「はい!いつもです!!」
「それじゃあかんねん!神戸はどんなハードな練習も笑顔で楽しく!
    イキイキを大切にしてん!」

「え~!それだけですか?!」
「そうや!」

なんともシンプルな、想定外の回答に
拍子抜けしたことを今でも思い出します。

帰りの新幹線の中、ひとり先輩の言葉を反芻し想いを巡らせました。
考えれば考えるほど、その問いかけの意味の深さを思い知ります。
どんな時にも真剣に楽しくスマイルとは。

当時私はクリーンファイターズキャプテンとしてチームを率いていました。
早速チームと共有し、実践を心掛けます。
社会人はやらされるラグビーから、
自主的、主体的、お互いを高めあうチームへと変わらなければなりません。
○○力とは、関わり力です。

どんな態度で練習や仕事に取り組むのか?
上司、監督に指示され、
ノルマでこなしていても楽しさはテンポアップしませんね。
日本代表に選ばれるアスリート達は、
態度教育を自主、主体のスタンダードとしていたんです。

原田教育研究所の原田隆史先生も、
一番大切な考え方を話の冒頭、話のゴールデンタイムに伝えています。
必ず、こと、思考、考え方、言葉をなんどもお話されます。

それは何でしょうか?

特別にこのnoteをお読みいただいている皆様にお伝えいたします。
「何を×どんな気持ちでやるか」です!シンプルですね。

人の行動、思考は、感情や言葉の見えない部分の意識がポイントです。
イキイキとやるのか、イヤイヤやるのか、
心をコップとしてイメージしてみてください。

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心のコップが上を向いていると、美味しい水が注がれます。
逆に心のコップが下を向いていると、
美味しい水を注ぐことすらできません。
気持ちのいい店員さんのいるお店は、
地域の皆様から愛され、ファンが集まり、繁盛します。

スクラムヒューマンパワーでは、
この態度教育、心のコップを上に向ける秘訣を研修でお伝えしています。
シンプルでわかりやすく、
すぐにでも実践できると好評をいただいています。

しかし、ある時壁にぶつかります。その壁とはなんでしょうか?

次回も、心のコップを上に向ける態度教育についてお伝えいたします。


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