見出し画像

クリーンファイターズの軌跡 ~限られた予算で強いチームを作る!~ 2.5??

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

久しぶりにクリーンファイターズの記事です。

私がTOSENラグビー部に入部した年の夏合宿は、
合宿のメッカ菅平ではなく、山梨県の山中湖にて行いました。
地元での2泊3日の合宿です。
今もやっているのかはわかりませんが、
山中湖は慶応大学の「地獄の合宿」で有名です。
当時の慶應は、この合宿で鍛え上げ強くなりました。

ラグビースタイルも地味なタックル、
守備・防御から攻撃に転じるタイプです。
今風にいえばタンクオーバーですね。
TOSENラグビーは、
関東社会人リーグ4部が9月にリーグ戦開始となるため、
8月に合宿をします。
お盆休みを返上して、チームのラグビースタイルを
確率することが目的です。

私は入社してすぐ工場に配属されました。
メーカーでしたので、自社製品のことを知るため、
また現場で働く人の大変さや苦労を体感する意味での配属です。
しかし入社すぐ、学生気分も抜けない若造に、
8時間の立ち仕事は大変なものでした。
慣れない現場作業、工場は暑く、毎日滝のように汗をかきます。
練習も仕事終わりの19時からです。
軽く食事をとり、グラウンドへ向かいます。
創部から2年目までは、古豪・相模台工高の
グラウンドを借りて練習していました。

スクリーンショット 2022-03-03 115738


相模原工場での慣れない勤務に従事していた私には、
初めての夏合宿は喜びでいっぱいでした。
職場から解放されたこともあり、1日中ラグビーが
できることの喜びをかみしめていました。

実はこのとき、チームには指導者・コーチがいない状態だったんです。
練習メニューはリーダーが考案し、選手も主体的に、
声をかけながら取り組みます。グラウンドは土でしたが、
練習は充実していました。芝のグラウンドを求め、
休日は相模原の芝公園に集合し、
朝7時から練習していたことを思い出します。

ラグビーができることで、仕事も頑張ることができました。
しかし誕生して間もないチームです。
職場の信頼を得るには、多くの時間を必要としました。


サポートいただけたら幸いです。 よりよい学びや情報をお届けするために使わせていただきます。