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いのちについて

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

都内での打ち合わせ後、山梨へ戻るために新宿駅で
コーヒーを飲みながらかいじ号を待っているときでした。
西国分寺にて人身事故とのアナウンスが入りました。

山梨で用事があったため中央高速バスに乗り換えるか迷ったのですが、
間に合わないなと判断し電車内で待つことにします。
今は特急内でWi-Fiが利用できたり、電源が確保できたり、
便利になりましたね。
一時間半ほど復旧を待つ間も、
命が助かればいいなと思いながら仕事をしました。

私たちが生まれる使命とは、
「何かを成し遂げること」
「目標を達成すること」
はたまた「お金持ちになること」などなど、
千人十色の答えが返ってくると思います。

私は、シンプルに「生きること」と考えます。

生まれてから15歳までは、自力で生きることは難しいでしょう。
さすがに成人までは庇護されていてほしいとおもいますが、
15歳以上なら、なんとか働くこともできます。
成人を迎えれば、社会的な責任はすべて自分自身にあります。
まずは社会的責任を果たすため、働くことを始めるでしょう。

人は「いのち」が続く限り、肉体や頭脳が元気なうちは、
働き命を繋ぎます。
農業の仕事をしていると、自然の恵みに感謝の気持ちが湧きあがります。
太陽光のエネルギーと、雨による水の恵みで、作物は元気になります。
農作業を通じて、「いのち」に触れ、
私も生かされていることを実感します。
心穏やかに、驕ることなく、慎み深く生きられるような気持になります。

例えば、食事の際「いただきます」と挨拶をしますよね。
「いただきます」という一言は、
食事をいただきますという意味だけではありません。
「命をいただきます」という意味が含まれています。
子供の頃は両親に、お米一粒ひとつぶには7人の神様がいるから、
残してはいけないと教わりました。
私欲で穢れない子供のうちに、普段の生活に溶け込ませて、
日常に感謝することを教えてもらっていたんです。
いのちの大切さを無意識に教えられて来たんです。

自宅の仏壇には、田舎のご先祖の遺影が置かれています。
両親が他界してからは、私が毎朝お水、お茶、お線香をあげています。
そうしていると、両親が身近にいるような感覚があるときがあります。
私の肉体は有限で、いずれ滅んでいきます。
両親から受け継いだいのちを、次世代へ繋いでいくことが、
永遠と呼ぶもの、人の生きる意味であると思います。

スクラムヒューマンパワーは地域と連携し、
エネルギーを高め、仕事を通じて愛溢れる
地域おこしをしていきたいと思います。
都会での仕事と、地域のバランス感が大切ですね。

都会で生きること、命について、
思いがけず電車の中で考える時間となりました。


サポートいただけたら幸いです。 よりよい学びや情報をお届けするために使わせていただきます。