見出し画像

一貫性をもってメッセージを伝える

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

一貫性とは、最初から最後までブレずに芯が通っていることを言います。
自分の行動や言動などを、一貫性のあるものにしたいと
考える方も多いのではないでしょうか?

昨今、顧客と企業の接点(チャネル)は多岐に渡ります。
一昔前は、テレビやラジオ、新聞や雑誌の広告、
営業マンや店舗程度しかチャネルは存在していませんでした。
しかし、インターネットの普及・発達により、
今では爆発的にチャネルが増えています。

オンラインでは企業ホームページ、各種ソーシャルメディア、
ネット広告、メルマガ、LINEなど、
日進月歩で新しいチャネルが生まれています。
今は商談もオンラインで説明できますし、便利になったと思います。
対面にももちろんよい部分があって、
現場を見ると様々な提案が湧いてきたり、アイデアが生まれたりします。

ターゲットの顧客層を考えながら、複数のチャネルを並行して、
複合的に活用することが大切です。

「すごく熱心に求人の広告は出しているが、
自社のホームページは求人内容が掲載されていない」
「店舗での接客はすごく熱心に実施しているが、
ソーシャルメディアは販売していない」
といったような状態は、非常にもったいないことだと思います。

求人広告を見た人が、求人企業のホームページを閲覧して
入社意欲が高まるかもしれませんし、
店舗で対面しているお客様以外にも、ソーシャルメディアを通じて、
より多くの見込み顧客とコミュニケーションが取れるかもしれません。
複数のチャネルを複合的に組み合わせながら、
企業としての総合力で、顧客の満足度や
ファン意識を高める工夫をすることが重要なんです。

複数のチャネルを複合的に組み合わせることが重要ですが、
ただやみくもに数を増やせば良いという訳ではありません。
複数のチャネルを展開する際に、もっとも重要なことは
「一貫性を持つこと」です。

各チャネルを通じて実行されるマーケティング施策は、
ひとつのブランド戦略に基づいて横断的に
実行されることが非常に重要です。
「この会社(商品やサービス)って、こういう感じだよね」と、
顧客が頭の中に描くイメージを一貫させることが大事なんです。
自社の商品やサービスの価値が、
最大限伝わるかどうかということがかかってきます。
反対に一貫性のないマーケティング施策の実行は、
イメージダウンなどの逆効果にもなりかねません。

「一貫性が無い」ことは非常に良くありません。
消費者心理学の中で、「人は迷うと買わない」という説があります。
消費行動の過程で、迷いや混乱が生じると、
無意識に「とりあえず買わない、保留」という選択を
することが多いと言われています。
複数のチャネルを展開する際には、
「一貫性を持つこと」が非常に重要です。


マーケティングとは「商品やサービスが売れる仕組みを作ること」です。
「売れる=買ってもらう」ためには、
顧客の「迷い」を極力少なくすることが大切なんです!


サポートいただけたら幸いです。 よりよい学びや情報をお届けするために使わせていただきます。