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スクラムヒューマンパワーの「雇用の創造」とは?

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

ジョン・レノンの「イマジン」は、
言わずと知れた、イマジネーションとクリエイティビティの
共同体の様な曲です。

50年前、私の生まれた1971年に発表されたこの歌には、
「天国なんてありゃしないと、想像してごらん。地獄もありゃしない」
「そして、宗教もない。そうしたら、みんな平和に生きられるってさ」
というメッセージ性の強い歌詞が登場します。
「イマジン」は世界中の若者たちの間で、大ヒットしました。

私もこの曲がとても好きなのですが、実は日本の神道から
イマジネーションを受け、生まれたという背景があるそうです。
「世界平和へのメッセージソング」という捉えかたもありますが、
私は神道にイマジネーションを受けたという捉え方がしっくりきます。

小野洋子さんの従妹である外交評論家・加瀬英明さんの論集に、

「 私は『イマジン』は、神道の世界を歌っているにちがいないと、思った。そして、そうジョンにいった。
 私はジョンに、神道には、空のどこか高いところに天国があって、大地の深い底のほうに地獄があるという、突飛な発想がないし、私たちにとっては、山や、森や、川や、海という現世のすべてが天国であって、人もその一部だから、自然は崇めるものであって、自然を汚したり壊してはならないのだと、説明した。」

とあります。

あらゆるものを包み込む「和の精神」に触れ、ジョンの持つ直観力で、
「調和して生きること」の大切さを受け取ったということでしょうか。
靖国神社や伊勢神宮を参拝したり、ジョンは日本を
愛していたように思えます。日本語も毎日、勉強していたそうです。

加瀬氏は、

「ジョンは口癖のように、『okagesamade(オカゲサマデ)』という言葉が、『世界のなかで、もっとも美しい』と、いっていた。日本では、人が自分1人の力によらずに、神仏や、祖先や、自然や、あらゆる人々である世間のお蔭を蒙って生きていると、考えられた。ついこのあいだまで、日本では世間体が人にとって、何よりも大事だった。日本人にとって世間というと、天と同じような存在だったと・・・」

とも著述しています。

「個人」「個性」を重んじる、自己中心的な社会、
現代日本では、「おかげさまの文化」、
共同体の意識が弱くなってしまっています。

人間関係は駆け引きであると見られるようになり、
世間体という言葉も薄れてきています。
見守る存在である、社会の目も薄れてしまっています。
「個人」「個性」という言葉は、
明治以前には日本語にはなかったそうです。

私の会社は自然豊かな山梨県にあります。
山梨県の武将と言えば、今年生誕500周年を迎える
武田信玄公は神仏に帰依していたことで有名です。

神道的な、中今を生きると、未来をイメージすることができます。
これを先見性とも言います。経営者には先見力が不可欠ですね!

雇用の創造とは、新しい社会を想像し、
働く人たちの力によって、創造的・独創的な共同体・地域社会を
産み、育てて行くことです。
イマジネーションとクリエイティブの共同体です。

働く上で、お金はもちろん大切です。
しかし、その中でお金以外の価値を見出すことで、
やり甲斐や働き甲斐が生まれていきます。
スクラムヒューマンパワーはそんな使命・役割を担って、
人、地域、企業を繋ぐ架け橋となり、新たな雇用環境を開発してきます!


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