〜恋愛戦略アウトプット〜vol.4『100%で返事をしようとしない』

前々から「喋るのが上手い」とか「言葉を選ぶのが上手」なんて言われることがある。

実際に上手いかどうかは置いといて、話した相手に言われることは多い。

たまにある質問でも、「洗脳する」とか「人を騙す」なんて悪いイメージがついているけど、別に会話自体が上手いわけではないと思っている。

「会話が上手くなる方法を教えてほしい」という質問をたまにもらうんだけど、今回はそれについて書いてみようと思う。


そもそも”会話”って何だろう。

本当に必要なものなのか。

確かに必要なのかもしれない。

人間関係を構築する上で、重きを置くに越したことはない。

だけど、緊張した場面なんかでは特に「何を話そう、何を話そう」「話さなきゃいけない」と焦りまで加わる。

これは人見知りの激しい自分としても、たまにあるからすごく共感する。

でも、仲が良くてもそういうことを考える人もいるみたいだ。

つまり会った回数が少ないほど、相手と何話していいかわかんなくなる人とか。

ちなみに今回の記事はそういう人向け。

ナンパでの声かけとかじゃないんで悪しからず。


さて、本題だけど、会話が下手な人というのは揃いも揃って間違っていることがある。

引っ張るのも面倒だから、もう簡単に書いちゃうけど

「100%の答えで返さなくちゃいけない」と思ってる。

この一言に尽きる。

これが自分の視野、思考を狭くする。

相手が望む返答をしないと、相手が満足しないと思いこんでしまっているわけ

実際にそれが本当に満足かなんて確認する術はないんだけども、そういうことを言っても答えにならないよね。

なぜか会話が苦手な人たちは、100%の返答を探しちゃうもんだからスタートでつまずいてしまう。

マラソンでも出遅れたら、後々に響くことがあるよね、その状態。

だから何を話そうとか、喋らなきゃいけないのに何も出てこないとか、さらにそういうのの焦りも加わって、さらに足がもつれる。

会話に出遅れたり、その状況下において”考えすぎて”必要以上の間を開けるのはあまりよろしくない。

打開策は、ある。

簡単なことだ。

100%で返答するのをやめてみるということ。

そのまま、マラソンの例えでいくなら、走り出してさえしませばいい。

それがどんな靴でも、どんな靴下でも、どんな表情でも、走り出せばいいわけ。

会話の方に戻すなら、料理の話が苦手で悩んで会話できないのなら、一度アメリカの大統領の話からでもスタートすればいい。(これはかなり極論だけど)

要は、相手に返す言葉は「先に会話をして、しながら考える」ということ。

完璧な返答を思いついてから返答しようと思っていても、返事ができるわけがない。

そもそも100%の答え方なんて、誰も求められていない。

誰かと会話するのが苦手な人は、100%を心がけないでいるといい。

冒頭で書いた通り、自分では会話が上手いとは思わない。

会話をしながら、100%に近づけていくだけ。

そう。

最初が50%の返し方でも、しっかり考えて言葉を組み立てていけば、だんだんとパーセンテージは上がっていく。

何も返さない、返せないほうが問題なわけだ。

その相手との会話を100%にしていく過程で、いろんな話題が生まれていく。

それが「話題を広げる」ということ。

実際に、100%になることはないんだと思う。

だから、ただ最初から完璧な答えを見つけるんじゃなくて、その相手とベストな会話を探していく。

それが”会話を楽しむ”ということで、それが相手に話が上手と言われる理由なのかも。

自分だけでも、その会話を作れるとそれも武器になる。

相手を置き去りにすることなく、一緒に会話を楽しむ。

そのためには最初から100%の返答なんて考えなくていい。

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