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仕事選びで迷う高校生へ

『将来の仕事のことを考えなきゃいけないのに、どうしてらいいかわからない…』そんな進路で悩む高校生や大学生に役立つ書籍を紹介します。高校生以上の学生と関わる大人にもオススメできる書籍です。


職業や就職についてどれくらい知っていますか?

進路で悩む生徒から質問されました。以下の問いに対して、あなたは自信をもって答えることができますか?

  • 偏差値の低い大学に行ったら就職はできない?

  • 大企業に入るには偏差値の高い大学に行かないとダメ?

  • 文系と理系で修飾しやすさに違いはある?

  • 文系と理系で大学の偏差値と就職しやすさに影響の違いはあるの?

  • 就職に強いのは◯◯学科?

  • 終身雇用と年功序列の違い

  • 転職のメリット・デメリットは?

  • 公務員になるメリット・デメリットは?

  • 稼げない有資格者の職業って何?

  • 学歴フィルターの存在は嘘?ホント?

  • 大学院に行くと就職に有利?不利?

  • 就活で頼りになる・助けになる人は誰?

  • ファーストキャリアがその後の人生の職業的成功を左右するの?

  • 学歴がその後の人生の職業的成功を左右するの?

これらの質問に対する具体的な回答が得られる書籍を、次に紹介します。

やりたいことがわからない高校生のための 最高の職業と進路が見つかるガイドブック

筆者らはYouTubeで学習や進路情報を積極的に発信しているYouTuberです。主に、仕事選びの基本事項、職業の基礎的知識、就職活動の基礎的内容、進路選びの抑えておくべきポイント、の4つが取り上げられています。日本の現代の就活事情を踏まえた最新の内容となっています。大人になってある程度社会人経験を積んだ人には馴染みのある内容も多いでしょう。しかし、高校時代の自分を思い返せば、この書籍で触れられている内容は、全く知らなかったことばかりでした。そんな将来が見通せない状態で、大学に進学し、就職へ向かっていったことを考えると、恐ろしいことでもあると感じました。

また、高校生だけでなく、大学生で就職を考え出す時期や就職で躓いている時期にも役立つ内容が書かれていました。例えば、以下のような内容です。

  • 社会人になるとはどういうこと?学生と何が違う?

  • 自分に合う仕事を探すヒントは?

  • 公務員の種類(国家公務員と地方公務員)

  • 公務員の給与体系(号と級)

  • 資格が必要な職業一覧

  • 高校での勉強が将来にいきる場面

  • 資格には二種類ある話

  • 仕事はやりたいことをやるべき?それとも向いていることをやるべき?

  • 就職活動で必要な3つのこと

  • 就職面接で落とされた時の気持ちの持ちよう

  • 高度職業専門性って何?

  • 少子高齢化で貧しくなる日本でお金持ちになるにはどうしたらいい?

進路で悩む高校生・大学生はぜひ手にとって読んでみて欲しいです。教員の方は、学校図書館の司書の先生に購入をお願いしてもらうなどがオススメです。

教員が読んでも役立つ

本書籍は教員が読むことも役立つと感じました。多くの教員は、大多数の会社で働いている人とは異なり、インターンシップ、ES、就職活動等の就職するまでの一般的な経験に乏しいです。そのため、『教員は社会経験がない』であるとか批判も度々されてしまいます。生徒の進路指導をする際に、この本で得た知識があれば、大学生になってからの先も見据えた指導ができるでしょう。

まとめ

日本の就活事情を踏まえ、職業と進路を考える上で役立つ書籍を紹介しました。将来に影響する重要な内容は、自分一人で考えるだけでは不十分であることがあります。進路はキャリアの専門家の手助けを借りることが大いに役立つでしょう。書籍もそのうちの一つです。

参考リンク

山内太地の大学イノベーション研究所

CASTDICE TV 小林尚の個別学習塾


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