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貯金の龍の背に乗って


※※ご注意※※
この記事は「貯金」の龍の背に乗るという内容です。「銀の龍の背に乗って」及び「"金の龍の背に乗って"を貯める話」はしませんのであらかじめご了承ください。


はちみつ色の秘密です。
みなさんは貯金、できてますか?
私はかなりの浪費癖があるのですが、そんな私でも簡単に貯金ができる方法を見つけたので紹介したいと思います。


ズバリ、貯金がしたいのなら貯金の龍の背に乗ってください。

私は貯金の龍の背に乗って、無駄遣いを一切しなくなりました。
なにせ貯金の龍の背には遊ぶところがなんにもありませんし、尾の方に複合商業施設がありますがかなり遠いので滅多に行きませんから。
おかげで余ったお金は貯金に回せるってワケですわ。

ただ、1つだけ注意点があります。
あんまり長時間乗っていると、精神の根底からアメリカナイズされてしまうのでそこだけ気をつけて下さい。


実は私、これを書いているまさに今も貯金の龍の背に乗ってます。
この、お金が貯まっていく感覚がたまりません。
金は貯まるのに感覚はたまらないって、おかしな話ですね。
グラグラするので一旦降ります。
ちょっと待って下さい。


すみません、降りました。
降りてすぐハンバーガーとジーパンを買っちゃいました。すっかりアメリカ人になってしまって参っちゃいますよ。
私の精神はもう手遅れですが、みなさんは本当に気をつけて下さいね。


「そうは言っても貯金の龍の背ってどうやって乗ればいいの?」とお困りの方もいらっしゃると思うので、ここからは貯金の龍の背に乗る方法をお教えします。
しかし乗る前にまずは貯金の龍を見つけなければいけません。

突然ですが、もしも「100万円好きに遣っていい」と言われたらみなさんは何に遣いますか?
旅行?グルメ?ショッピング?
遣い方は人それぞれです。
ちなみに私だったら絶対絶対絶対に"正しい事"に遣うのでよろしくお願いします。

さて、こういう話をしていると、「貯金する」なんて言いだす人っていますよね?
こっちはそういう話をしたいわけじゃないのに、現実主義を気取って空気が読めてない人。
それは人間のフリをした龍です。
稀に「モォ〜」と言う人がいますが、それは人間のフリをした牛です。


みなさん、龍は見つかりましたでしょうか?
龍を見つけたら背中にしっかりしがみ付いて、「さあ、行こうぜ」と言って下さい。龍が元の姿に戻ります。
龍は、「え、ちょ、なに!?行くってどこに!?」などとシラを切る事がありますが、そういう時は「お前、龍だろ!!」と言えば大人しく龍に戻ります。
本当に倹約家なだけの人間の場合もありますが、その時は非礼を謝りましょう。


さあ龍に乗る事ができましたね。
では注意事項に気をつけて楽しく貯金していきましょう。
私はもう少しお金が貯まったらアメリカ旅行に行こうと思ってます。
行ったことないですけど、ニュージャージーの故郷から見えるブロークバック・マウンテンの山嶺が無性に恋しいのです。
行ったことないですけど。

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