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小説

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#小説

【小説】 ゴート×ゴースト 第四話

第一話はこちら↓↓↓ 前回(第三話)はこちら↓↓↓ 替え玉疑惑は徐々に沈静化していっていた…

東野京
3週間前
5

【小説】 ゴート×ゴースト 第三話

第一話はこちら↓↓↓ 前回(第二話)はこちら↓↓↓ 先日の会見はなんとか上手く乗り切ったと…

東野京
1か月前
7

【小説】 ゴート×ゴースト 第二話

↓前回(第一話)はこちら 小説家や作曲家等のクリエイターに実はゴーストライターが存在する。…

東野京
1か月前
4

【小説】 ゴート×ゴースト 第一話

私には夢があった。 それは役者として食べていくことで、自分にはそうなれるだけの才能がある…

東野京
1か月前
4

【小説】 こいコーヒー(後編)

前回の話はこちら↓ 【小説】 こいコーヒー(中編)|東野京 (note.com) ゆりなさんとの連絡は…

東野京
11か月前
2

【小説】 こいコーヒー(中編)

【小説】 こいコーヒー(前編)|東野京 (note.com) 不思議な女性と解散してから気付いたのだ…

東野京
11か月前
2

【小説】 こいコーヒー(前編)

高層ビルで聞いた、『このLサイズあります?』の声が耳から離れない。 彼女と初めて出会ったのは半年前のことだった。 冬の寒さが鳴りを潜め、春の陽気を感じられるようになっていた。 コーヒーショップで直前に並んでいた女性は、店員さんを困惑させていた。 「この商品はワンサイズのみの提供となっています」 「あ、そうなんですね。ではSで大丈夫です」 女性は少し納得がいかないような素振りだったが、 店員さんの言葉に反論をすることはなく代金を支払い商品を受け取った。 商品を受け取った

【小説】 猛犬注意

不思議な家がある。 私の自宅から最寄駅までの道中にあるその家は新しくないようだが、古さを…

東野京
1年前
5

【小説】 消しゴムマジック

「消しゴムマジックで消してやるのさ」 点けっぱなしのテレビからそんな台詞が耳に入ってきた…

東野京
1年前
1

【小説】 これをあちらのお客様へ

「お酒が……飲みたい……」 繁華街の雑踏の中、僕のつぶやく声は誰にも届かない。 バイトの…

東野京
1年前
2

【小説】 あちらのお客様からです

「あー、飲まないとやってられない」 私は人気のなくなったオフィスで独り言ちた。 とっくの…

東野京
1年前
3

【小説】 もつ煮を食べたい

「もつ煮か……アリだな……」 私は他に誰もいない小さな部屋の片隅で呟いた。 やや生活感に…

東野京
1年前
3

【小説】 回る世界と舞台装置としての私

私はモブだ。この世界において、特筆すべき点のない有象無象の人間の一人でしかない。 人生と…

東野京
1年前
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【小説】 「皆さんが静かになるまで○○分かかりました」

本日は朝から全校集会が開かれることになっている。 生徒の大半はこのイベントを億劫に感じていることだろう。 億劫に感じているのは生徒だけではない。 この中学の校長である私もその一人である。 連絡事項を伝えるだけならばプリントにでもして配布する形ではいけないのかと今でも思う事がある。 しかし、全校集会はあの形でやらなければいけないものらしい。 あれも集団行動教育の一環なんだとか。 好きでやっている訳ではないのだから、こうして気乗りしないのが道理だろう。 ただでさえ面倒な