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Design Tips & Tricks デザインのひきだし

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何度も読み返したい参考記事をpickupしたり、Tipsを投稿します。
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記事一覧

#1 怪獣と戦う

ナレッジワークHRでは、週次定例の冒頭5分程度でアイスブレイクがてら僕から「Leader's memo」という小噺をしています。 マネージャーのメッセージというほど大層なものではなく、いちビジネスパーソンとしての軌跡やそこで育んだ価値観を共有して、少しだけ自分を知ってもらおうという取り組みに5分だけ付き合ってもらっています。 社内外にも少し自己開示の範囲を広げてみようと思い、ライトにnoteにも収めていきます。 #1は『怪獣と戦う』というテーマです。 怪獣と出会う恐怖

まだまだ「道半ば」な、コムデキャリアの棚卸し

Gaudiyという会社でコミュニケーションデザイナーをしているTanasho(@tnxtnxtnx)です。 これは何わたし個人のこれまでのキャリアを棚卸ししながら 自分がこれまでやってきたコミュニケーションデザイン(=コムデ)という仕事にはどんな要素があるのか、現状何はできているのか まだできていない、今後伸ばしていきたい部分は何か を整理したものです。 # 自己紹介とキャリアの変遷まずは軽く自己紹介とキャリアの変遷を。 美大卒業後のキャリアスタートは、広告制作会

🍳半熟なデザインシステムを育てていく - noteの事例あれこれ振り返り

先日開催された「半熟デザインシステム vol.1」に、note社から登壇させていただきました。たくさんの方にご参加していただけて、とてもありがたかったです!オフライン開催ならではの、リアルな取り組みや悩みについてディスカッションできて、登壇しながらもとても勉強になりました。 今回はそのなかでお話しした、noteのデザインシステムの取り組みについて、内容を振り返りつつ、補足できるポイントも合わせてのまとめです。 イベント全体がまとまったレポートは、こちらの記事に書いていただ

noteの上場記念ノベルティ、ご紹介します。

こんにちは、noteでデザイナーをしています、iguchiです。この記事では、上場を記念して制作したnoteノベルティについての紹介をしたいと思います。 なぜつくったのか上場という節目のタイミングで、社員のみなさんが会社に誇りを持って、ますますクリエイターの創作を応援していけるように、その記念となるノベルティを制作することになりました。 つくる目的 記念すべきタイミングに社員として所属していることを誇りに思ってもらう(社員の会社へのエンゲージメントを高める役割) 新し

noteのイラストが新しくなりました!イラストリニューアルの裏側

こんにちは。noteでイラストレーターをしているKimです。 2022年11月頃に、イラストをリニューアルすることが決まり、動き出してまるまる半年。 この記事では、新しいnoteのイラストには、どのような思いが込められているのか、「noteらしさ」をイラストで表現する過程でどんな課題と向き合い、どのように乗り越えてきたのか、制作の裏側をオープン社内報として公開します。 オープン社内報とは? 一般的には社員しか見ることのできない「社内報」をだれでも見られるように公開するこ

美大生がデザイナーにならない方が良い3つの理由

こんにちは。 多摩美術大学統合デザイン学科卒のうすいです。 私は、美大生×デザイナー長期インターンという二足の草鞋だった大学生活を経て、最終的に総合職(ディレクター)としてセブンデックスに就職しました。 最初から総合職として就職するぞ!と決めていたわけでもなく、総合職とデザイナー職の就活を並行させつつ、終始自分のモヤモヤと闘っていた就活時代。 そこから、ようやく社会人として働き始めてはや一年。 改めて、自分の思考を引っ張り出してみたので、「ほ〜ん、おもしれー新卒じゃん」っ

発達障害検査を受けてみました

以前から自分自身が発達障害なのではないかという疑いを持っていて、周囲からもたびたび指摘されるので、診断を受けたい気持ちはありました。しかし僕の場合、この年になるまでに様々な対策を講じていて、現在では大きな困難に直面していないため、医師のカウンセリングを受けるというほど困っているわけではなく、どうしようかと思っていました。そこに医師ではなく心理士による心理検査のみを受けられるサービスがあることを知ったので、早速受けてみることにしました。 注意すべき点としては、検査だけでは発達

組織に“できたてホヤホヤの暗黙知”をシェアする仕組みをどうつくるか?子どもの「逆上がり」習得過程を見て気づいたこと

今日は「子どもの日」ということで、個人的な話になりますが、先日、5歳の娘が「逆上がり」を習得しました。 一人の親として感動を覚える瞬間だったことはもちろん、習得のプロセスがまさにヴィゴツキーの言う「ZPD(Zone of Proximal Development、最近接発達領域)」そのもので、親としても、研究者としても非常に感激してしまいました。 そこで本記事では、「娘の『逆上がり』習得」というきわめて身近なエピソードを通じて私が感じた、ナレッジマネジメントにおける「でき

インターネットでの発信に、もっと安心を。 #note10周年

今年、noteはサービス開始から10周年をむかえました。 これまでnoteで創作してくださったクリエイターのみなさん、読者のみなさんのおかげです。ありがとうございます。 10周年のnoteは、クリエイターと読者が創作をもっと安心してたのしめるような取り組みを強化します。この記事では、新たな取り組みやこれまでの歩み、感謝を込めたキャンペーン情報などを順次ご紹介していきます。 炎上や誹謗中傷のない、安心できるインターネットへ10周年のnoteは、すべての方が安心してインター

デザイナーはコストセンターか。 組織とキャリアから考える

デザイナーは、利益を生み出すプロフィットセンターなのか。もしくは、収益に貢献しないコストセンターなのか。 デザイナー個人にとっても、デザイン組織にとっても、重要な問いです。 プロフィットセンターとコストセンターデザイナーが売上や利益に対する責任を持ち、定量的な数字目標を掲げている。自身の評価にも数字が絡んでくる。これは、プロフィットセンターとしてデザイナーが活動しているケースです。 事業会社のデザイナーであれば、営業など他部署と同じ目線とリスク感覚で成長を目指しているよ

大規模サービスのUIデザインを管理する工夫

2022年7月27日にFigma Japan Community Event「Figmaの活用策をシェアしよう!」でLTを行いましたので、その発表内容を公開します。 以下、書き起こし内容です👇 たまい(@tmi_1064)です。現在はクックパッドにてレシピサービスアプリの体験設計・UIデザインに取り組んでいます。 クックパッドのデザイン体制現在クックパッドでは、「毎日の料理を楽しみにする」ことを目標に料理に関する課題を解決できるプロダクトを3部署、合計9人のデザイナー体

1万パターンのイラストを作成できるツールを無償公開! クリエイターの表現の幅を広げる支援をします

クリエイターの皆さんが、自身のコンテンツや資料にイラストを使うハードルを下げるため、noteはイラスト素材集とイラスト作成ツールの2点を3月13日(水)から無償配布します。 ◾️素材集のダウンロードはこちら ◾️ツールの利用はこちら(Figma Communityで開く) ◾️ツールのガイドラインはこちら(Figma Communityで開く) イラストや画像の力を借りると、書き手の意図を分かりやすく、かつ魅力的に伝えることができます。しかし、思い描いたとおりのイラス

ロゴから絵を作る話

絵のタッチの話です。 イラストレーターには人それぞれ絵柄があり、"あなたのタッチで〇〇描いて" とオーダーが来て、それを描く。が一般的ですが、僕のような、アーティストと真逆の "デザイナー型イラストレーター" には、もう少し違う種類のオーダーが来ることも。 今回は「ロゴに合う絵を作る」がテーマの場合。 商品・サービスに合わせデザインする人は沢山いる。というか、デザインってそういうものですが、その思考プロセスをまんま絵に持ち込んでるイラストレーターは、実はそれほど多くない

SmartHRという「スケールアップ企業」について 〜スタートアップにも大企業にもなれないわたしたち〜

こんにちは、SmartHR CEO の芹澤です。 こうして会社のアカウントで note を書くのは、実に昨年3月の「事業戦略発表会では話せなかったSmartHRの組織のリアル」ぶりとなります。 あれから1年弱、組織も事業も堅調に成長をしています。 例えば、従業員数でいうと昨年1年間で約330名の方にご入社いただき、ついに1,000名を超える組織規模となりました。ブリッツスケーリングでいう「都市」のステージに突入です。採用はまだまだ加速させる予定で、半年間で約240名の方