Photo by inainaco 僕は待つ (140文字小説) 2 東原そら 2021年8月25日 20:37 改札口から人が流れてくる。 たくさんいる。 顔馴染みもいる。 知る人は手を振ってくれる。 今日も駄目なのかな。 僕は項垂れ、踵を返し家に戻る。 ご飯を食べて、床についた。「ハチ。もう先生はいねえんだよ…」 彼はなんと言っているのだろう。 人の言葉がわかればと、僕はいつも思う。 ダウンロード copy #小説 #言葉 #短編小説 #犬 #140字小説 #人 #駅 #ハチ #改札口 #忠犬ハチ公 #顔馴染み 2 頂けましたサポートは全て執筆に必要な活動、道具などに使用させていただきます。是非、よろしくお願いいたしますm(_ _)m 記事をサポート