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聖夜のトラブル (Twitter140文字小説)

「わかった。お仕事頑張って」

 終局が見えない業務量に諦念を抱き、恋人に謝罪の連絡をする。

 急なトラブルの贈り物に聖夜を皮肉に思う。

 午前二時。

 社の前に彼女がいた。

「終わった?」

「どうして?」

「お疲れ様、って言いたかったから」

 微笑む彼女の笑顔は、最高の聖夜の贈り物だ。 

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