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きっとどこかで (Twitter140文字小説)

 きっとどこかで、また……

 最後のデート、映画館の帰路で君は言った。

 夕陽が反射した君の雫を、俺は今も夢でみる。

 君と観た映画のリバイバル。

 想いにさよならしようと1900円を払う。

 重い扉を開く手がかち合う。

 目と目が触れると、君は言った。

「きっとどこかで、また会ったね」

あとがき

再会をテーマにした作品です。

結構、自信作だったんですが、あまりTwitterでは目に触れなかったようです。

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