見出し画像

雨を歩く (140文字小説)

 パラパラと雨が鳴る。

 雨粒達が軽快に窓を叩く。

 こんな日は、傘を持たずに外に出たいと私は思う。

 自然のシャワーにからだを洗われるけど、水溜まりにも足を落としたくなる。

 雨は人間みたいだ。

 いないと生きられない。

 けれど度が過ぎれば災いもある。

 それでも、私は雨の中を歩くのだ。

頂けましたサポートは全て執筆に必要な活動、道具などに使用させていただきます。是非、よろしくお願いいたしますm(_ _)m