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迫られる決断~バス停での恋模様~ (Twitter140文字小説)

 俺はいま重大な決断を迫られている。

 ベンチを後にするかしないか。

 夕刻の薄暗さに気づかず腰を下ろせば、隣はまさかの想い人。

 決断は迅速に。

 だが、ふわっと香る彼女の香水が俺の決意を挫く。

 次のバスまでと俺は自分に褒美を与える。

 ふいに彼女と肩が触れる。

 これは極上のご褒美だ。

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