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朝食のイケメン (Twitter140文字小説)

 パチッと熱い音を立て受け入れの準備が整う。

 少量の油を均し、コンコンと音を叩く。

 ジュッと食べられないパンが美味なる音を奏でる。

 眉より高い位置から、塩雪が舞う。

 荘厳な黄金を取り囲む純白の絨毯。

 今日も彼女はご機嫌になるだろう。

 寝惚け眼の嫁が目をこすりながらやってきたぞ。

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