時間の長さと幸福度
時間というものは、みんなに平等なのだと思うことがあります。
時間の長さだけで、幸せの価値が決まるわけではないからです。
長生きは、理想に違いありません。
でも、長寿の人の人生が幸福で、それ以外の人の人生は不幸かといわれると、そんなことはないと思います。
時間の長さと幸福度は、必ずしも比例するとは限らないのではないでしょうか。
たった今、笑った人も、怒った人も、悲しんだ人も、その感情は永遠には続かないのです。
次の瞬間、全く別の状況に陥るかもしれません。
誰の人生も「今」を生きているという意味では同じでしょう。
ただ、その「今」というのは、一瞬の出来事なので、どのような状況においても、自分自身の捉え方で、幸せか不幸かを決めることができるのだと思います。
幸せとは、他人が判断することではありません。
どれくらい生きたか、それ以上に大切なのは、どんな風に生きたかなのです。
幸せだったかどうかを知っているのは本人だけで、その理由は決して、生きた年月の長さでは決められないと思うのです。
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