時は過ぎゆく
ゆっくりと音も立てずに時は過ぎゆく
けれど気づかない
たとえ よそ見をしなくても
ひたひたと姿も見せずに時は過ぎゆく
されど気にしない
もしも 指摘を受けようとも
積み重なる過去の重さに
身動き出来なくなった時
人は立ち止まる
恐る恐る振り返ってみると
そこにあるのは時間の壁
もう後戻り出来ない
もうやり直せない
そんな思いを抱きながらも
前を向く
過去は過去
今は今
まだ時間はある
自分の未来に希望を与え歩き出す
自分という人間がこの世界にいたことを
忘れ去る日まで
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